『エロマンガ先生』は『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の作者「伏見つかさ」先生のメディアミックス作品で、2017年春アニメとして高い人気を誇りました。本作はライトノベル作家の主人公「和泉正宗(いずみまさむね)」と人気イラストレーターのヒロイン「和泉紗霧(いずみさぎり)」通称「エロマンガ先生」の二人を中心に、様々な個性豊かなキャラクター達が面白おかしく日常を織りなしていく作品ですね。特にヒロインの紗霧は2017年を代表する妹キャラとして人気が高く、その可愛さは多くの妹キャラたちの中でも随一です。ここでは、エロマンガ先生のヒロイン、和泉紗霧を紹介したいと思います。
目次
【エロマンガ先生】和泉紗霧は銀髪碧眼美少女
出典: エロマンガ先生 ©伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP
和泉紗霧は銀髪碧眼の美少女で、まだ12歳という若さです。しかし、その正体は主人公「和泉正宗(マサムネ)」のライトノベル「転生の銀狼」のイラストを担当していた「エロマンガ先生」本人でした。イラストの実力は高く、出版関係はもちろんのこと、多くのファンがいてライブ配信でも高い人気を誇っています。しかし、人見知りなので仮面で顔を隠していますね。
【エロマンガ先生】エロマンガ先生が紗霧だとわかった理由
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主人公の正宗は、当然、義理の妹である紗霧がエロマンガ先生だとは夢にも思っていませんでした。しかし、幼馴染の高砂智恵からエロマンガ先生のライブ配信があると聞き、お世話になったエロマンガ先生のことが気になった正宗は、エロマンガ先生のライブ配信を見てみることに。しかし、エロマンガ先生のライブ配信の映像には、自分が紗霧のためにつくってあげた朝食が奥に映っており、それで正宗はエロマンガ先生イコール紗霧だと確信してしまいました。
【エロマンガ先生】約一年ぶりに再会した正宗と紗霧
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正宗は母親亡くしていて、紗霧は父親がいなかったため、正宗の父と紗霧の母は再婚しました。はじめて紗霧と会った正宗は、紗霧のあまりの可愛さにときめき、一瞬で恋していましたね。しかし、そんな正宗の父と紗霧の母は再婚して間もなく他界。そのショックで部屋に引きこもってしまった紗霧は、約一年も正宗と顔を合わせることはありませんでした。
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エロマンガ先生のライブ配信を見ていた正宗は、紗霧イコールエロマンガ先生だと確信しましたが、紗霧はライブ配信の映像の電源を切り忘れて、着替え始めてしまいます。「このままでは妹の生着替えが全世界に配信されてしまう!」と焦った正宗は、紗霧の部屋に猛ダッシュして電源が切れてないことを伝え、約一年ぶりに紗霧と再会することになりました。
【エロマンガ先生】和泉紗霧の「そんな名前の人は知らない」
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「お前がエロマンガ先生だったのか……?」と問う正宗に対し、紗霧は「そんな名前の人は知らない」と恥ずかしそうに返しました。このセリフはその後、何回も聞くことになる名言ですね。紗霧はエロマンガ先生というペンネームは恥ずかしいようで、自分とエロマンガ先生は別人だと主張したいわけです。しかし、当然、隠しきれるものではないので、せめてエロマンガ先生とは呼ばせないようにしています。
【エロマンガ先生】和泉紗霧は極端に人見知り
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紗霧は対人関係ではかなり好き嫌いが激しく、クラスメイトで学級委員長の「神野めぐみ」が家に訪問してきた時にも、めぐみが馴れ馴れしい感じの嫌いなタイプだったので、会おうとしませんでした。人気ライトノベル作家の山田エルフのことも、最初は敬遠していましたが、エルフとはクリエイター同士ということもあり次第に打ち解けていきましたね。
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声が小さく、気分が上がっていないと声が聞こえないこともあり、たまにマイクを付けてしゃべることもあります。めぐみとも条件付きで会ってあげましたが、エルフや千寿ムラマサに比べて性格が好みじゃなかったようで、めぐみのことはあまり友達だと認めていませんね。
【エロマンガ先生】和泉紗霧はやっぱりイラストが上手い!
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紗霧イコール「エロマンガ先生」は、やはりイラストの腕は超一流で、作中の全キャラクターに絵の上手さを称賛されています。しかし、紗霧はモデルがないと絵が描けない特性があり、自分の体型から大きく逸脱したキャラクターは上手く描けないようです。そのため、エロマンガ先生の描くキャラクターはロリキャラや貧乳キャラが多く、それではダメだと思った紗霧は、可愛くておっぱいの大きいモデルが欲しいと正宗に相談していましたね。
【エロマンガ先生】和泉紗霧は良い嫁すぎる!
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紗霧ですが、正直で真っすぐに物事を見つめる正宗のことは好きなようで、その姿勢を後押しすることが多いです。正宗が売上1450万部の千寿ムラマサに挑発されて、勝手にラノベ一武闘会に参加することを決めた時も、「俺達の夢を笑ったソイツは敵なんだ! 二人で一緒にやっちまおうぜ!」と、正宗の気持ちを尊重。精神的に後押しした素晴らしい嫁キャラです。
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普通だったら無謀なことはやめようと現実的な話をするのが世の一般女性でしょうが、紗霧は立ち向かって正しい形で勝とうとすることを選んだ良い嫁キャラですね。しかも、こんなに信頼して一緒に戦ってくれる女の子は、現実にはなかなかいないでしょう。真っすぐ夢に向かっていく姿勢を大事にする正宗にとって、紗霧はまさに理想のパートナーと言えそうです。
【エロマンガ先生】和泉紗霧は庇護欲をそそる妹キャラ
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まだ部屋から出るのは苦しい紗霧は、部屋で正宗と一緒に過ごすのが唯一の息抜きになりつつあります。お腹がすいたら床を叩いて正宗に食事を作らせたり、わがままな所もありますが、それを含めて紗霧はかわいいですね。クリエイターとしての強さと女の子としての弱さを兼ね備えた紗霧は、まさに最高に可愛い妹キャラです。
【エロマンガ先生】紗霧と正宗は数年前から交流していた!
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正宗は気づききれていませんが、実は紗霧と正宗は数年前からメールでやり取りをしていて、正宗のWeb小説にイラストを描いてあげていたのは紗霧でした。でも、正宗はプロの小説家になると決心し、紗霧もプロのイラストレーターを目指すことにしたので、二人は互いにプロになるまでは連絡し合わないと心に決めたわけです。
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それから紗霧は正宗の義理の妹になり、そもそも互いに仕事相手だったわけですから、凄まじい縁です。正宗はそのことに気づいていませんが、Web小説時代から正宗のペンネームは「和泉マサムネ」だったので、マサムネの小説を読んでいた紗霧は正宗が過去にメールでやり取りしていた「和泉マサムネ」だと気づいていましたね。
【エロマンガ先生】初代エロマンガ先生は紗霧の母!
出典: エロマンガ先生 ©伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP
紗霧の母は紗霧そっくりの銀髪碧眼の美人ですが、実は紗霧の母もエッチなイラストを描いていたイラストレーターでした。絵のタッチも絵を描いている時のいやらしい顔も紗霧そっくりで、むしろ紗霧がお母さんの影響をかなり受けて育ったとわかりましたね。
出典: エロマンガ先生 ©伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP
小学生の頃から不登校だった紗霧ですが、それを咎めることなく容認していた優しいお母さんでもあります。しかし、そのせいで紗霧の不登校が加速してしまった面もあるので、なんでも良し悪しですね。プロを目指すことになったのをきっかけに、紗霧はお母さんに絵を習うことにしました。
【エロマンガ先生】和泉紗霧の声優は藤田茜さん
出典: エロマンガ先生 ©伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP
和泉紗霧の声優は、『ロクでなし魔術師と禁忌教典』のヒロイン「システィーナ=フィーベル」を演じた「藤田茜(ふじたあかね)」さんです。紗霧とシスティーナでは結構キャラが違って、声の感じも違いましたね。微妙な変化を表現できる声優さんなので、これからも活躍にも期待したいです。
【エロマンガ先生】和泉紗霧のその後はどうなるのか?!
出典: エロマンガ先生 ©伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP
綺麗な終わり方をしたアニメ『エロマンガ先生』ですが、続きがもっと気になる所ですね。原作のストックは十分にありますが、アニメの二期が放送されるかどうかはわからないのが残念です。しかし、アニメ二期で紗霧と正宗をもっと見たいというファンは多いはず。期待して、二期の放送を待つしかないですね。