『SYNDUALITY Noir』はバンダイナムコが展開する新規IP『SYNDUALITY』シリーズのアニメタイトルです。ゲームタイトルではサードパーソンシューティングの『SYNDUALITY Echo of Ada』というタイトルで発売予定となっており、アニメの20年前を描く前日譚です。崩壊後の世界を舞台としたSFロボットアニメで様々なメディアミックスが展開予定の本作ですが、第1クールが2023年7月から放送され、第2クールは2024年1月から放送予定です。今回は第1クールで放送された各話の振り返りをしていきたいと思います!
目次
ep.1 My name is…の振り返り
舞台は2242年、地上文明は「新月の涙」と呼ばれる大災害で滅び、人類は地下に追いやられましたが、地下都市国家「アメイジア」の崩壊という事件の後に人々は再び地上へと戻り『ネスト』と呼ばれる集落を形成。地上にはエンダーズと呼ばれる異形の存在が蔓延っており、過酷な環境でありながらもエネルギー資源であるAO結晶を頼りに生活していました。そんなAO結晶を採掘するドリフターと呼ばれる冒険者の一人、カナタは頼れる兄貴分のトキオと廃墟のミュージアムを捜索中に記憶を失った人類双対思考型AI搭載ヒューマノイド『メイガス』を発見します。
ep.1 その②
カナタが見つけたメイガスは本来なら備わっている機能が機能しておらず、基本的に何もできないポンコツメイガスでした。カナタはそのメイガスにノワールという名前を付けます。調べた結果、ノワールは故障によって機能が制限されているわけではないようです。そんな中、エンダーズと呼ばれる異形の群れがネストを襲撃します。カナタも二足歩行メカ『クレイドルコフィン』に乗り込み出撃しますが、カナタには操縦を補佐するメイガスもおらず、操縦技術も未熟で動かすのが精一杯でした。しかし、普段はポンコツのノワールがコフィンに乗り込むと、戦闘面においてはとてつもない性能を持っていたことが発覚します。
ep.1の感想
ジャンルはロボットアニメでこれより前の時間軸でゲームも出るらしい。ゲームの販促も兼ねた作品のようです。ロボットの呼び方はクレイドルコフィンでデザインはコクピットに手足が生えた感じ。似たメカデザインはサクラ大戦の光武やボトムズあたりでしょうか。専門用語は多いものの、SFやロボットアニメにはよくある設定という感じなので結構すんなり頭に入ってきます。メイガスはファイブスター物語、AO結晶の設定も多分どこかで見たり聞いたりしたことがあります。世界観はグレンラガンとかがそれっぽいです。
感想その②
主人公のカナタと記憶喪失の少女メイガス、ノワールが出会うことからスタート。ノワールは記憶喪失で感情表現苦手で純粋無垢な女性型ヒューマノイドでそのうえなにも出来ないポンコツ。本来、メイガスは何でもできるように作られているようですが、ノワールちゃんはそうでもないようです。ポンコツ可愛いですが、戦闘面では超有能でした。主人公のカナタは最初期操縦ヘタクソタイプの主人公で今後に期待。
ep.2 My masterの振り返り
ノワールは記憶の一切を失っていました。その記憶を辿るために彼女の眠っていたミュージアムを再訪するも手掛かりは旧時代のデジタルカメラだけ。でも、そのデジカメも中身のデータを取り出す手段が分かりませんでした。結局手掛かりはゼロで帰ることになるのですが、ロックタウンにはかつてこのネストでドリフターだった男、ランゲとパートナーメイガスのドルチェがやってきていました。
ep.2 その②
カナタはエリーに自分の所属するチーム『アヴァンチュール』への所属を打診をされていましたが、それを断り続けていました。しかし、実際は採用試験に落ちていたということをランゲに暴露されてしまいます。その後、ランゲはノワールを口車に乗せて連れ去り売り払おうとします。カナタとトキオはランゲを襲撃しノワールを取り返そうとしますが、ランゲのキャリアにはもう一人、歌姫のメイガス『シエル』が同乗していました。
ep.2の感想
カナタの幼馴染みであるエリーは、どうやらずっとカナタが好きらしい。でも、ツンデレ負けヒロインムーブをかます女の子。ロボットアニメでこういう立ち位置の女の子はちょっと危ないかもしれません。カナタを庇って死なないでね。この世界での食事は3Dプリンタのような装置で作られる極めて人工的な食事で、生野菜の類は貴重品のようです。雨に強毒性の物質が含まれており、深刻な土壌汚染と水質汚染があることが予想できますね。文明的には発達しているようですが、現代社会では当たり前に使われているデジカメや洗濯機などは使い方すら忘れられかけているみたいです。
ep.3 Behind the maskの振り返り
トキオの粋な計らいによって歓楽都市『ディザイアネスト』に連れていかれたカナタはそこで大人の階段を登ることに?ただ、それを知ったエリーは顔を真っ青にしてカナタを追いかけ、大人の階段を阻止しようとします。その道中でエリー達は不思議な雰囲気を持つメイガス『シュネー』と出会います。一方カナタも娼館の待合室にて、黒い仮面をしたどこか不思議な雰囲気を持つ男に出会っていました。
ep.3 その②
カナタが大人の階段を登ろうとする直前にエンダーズがネストを襲撃し、大人の階段はなかったことになりました。エリーはアンジェとともにクレイドルコフィンで応戦し、カナタは探しにきたノワールと合流しエリーに合流します。しかし、そこに中型のエンダーズが出現しカナタはピンチに陥ってしまいます。そこに颯爽と現れた謎の白いクレイドルコフィンがあっという間にエンダーズを殲滅します。乗っていたのは黒い仮面の男とシュネーでした。
ep.3の感想
エリーちゃん、今回もツンデレ負けヒロインムーブを展開!トキオの紹介で大人のお店に連れていかれるカナタですが、やっぱり不発に終わります。ロボットアニメには得てしてこういう展開がつきものですが、大体不発に終わります。ただ、世の中には不発に終わらなかった作品もあります。そして、ロボットアニメ特有の仮面男も登場。仮面付けてるやつは大体重要なキャラクターなのもお約束です。そして大体強くて胡散臭い。黒仮面の男は若干胡散臭くはあるものの、何というかマイケルのように有能とポンコツを併せ持つ感じでした。
ep.4 Wild daisyの振り返り
ノワールの性能があればカナタはエンダーズと渡り合うことができるようになりました。しかし、カナタは自分自身の操縦技術を向上させなければならないと考えていました。そこでカナタはエンダーズが出没する渓谷にやってきます。しかし、技量に乏しいカナタはタイヤ型のエンダーズに大苦戦を強いられます。そこに乱入してきたのはナイスバディのドリフター、クラウディアとノワールと同じゼロ型メイガスのフラムでした。
ep.4 その②
クラウディアとの協力で、デイジーの群生地を戦場にすることなくAO結晶の採掘を行うミッションを行うことになります。ノワールはフラムとデイジーの群生地で交流し、そこで失われた記憶の断片が蘇ります。ミッションではカナタとトキオがエンダーズの足止めを行い、クラウディアが採掘を行います。カナタは自分の取り柄である道具を生かした戦術によってエンダーズを無力化し破壊することに成功します。しかし、山分けの約束のAO結晶はクラウディアが独り占めして逃げてしまいました。カナタのクレイドルコフィンには名前がついていませんでしたが、ノワールがデイジーオーガと名付けます。
ep.4の感想
ロボットアニメには色んなタイプの主人公がいますが、カナタはビルドファイターズのイオリ・セイみたいに最初期は弱キャラタイプの主人公です。ノワールというオプションがあればまともに戦えますが、カナタ自身は未熟なパイロットでザコ相手にも苦戦……。そんな中現れたクラウディアとフラムというキャラクター。優しいお姉さんだと思っていたら、峰不二子のように成果物を独り占めしてしまいました。でも、カナタは技量が未熟であるがゆえに地形を駆使したり、準備段階で武装変更するなどの戦略的な一面を見ることができました。こういうタイプの主人公も面白いですね。
ep.5 Drifting the mazeの振り返り
クラウディアに取り分を全取りされてしまったカナタの前に再びそのクラウディアが現れます。そのクラウディアが言うには、ドリフターとして強くなるためにはメイガスとの絆を深めることだと言われます。そして、手っ取り早く絆を深めることができる迷路の遺跡『フェズ』を紹介されます。ノワールの強い希望もあってフェズに行くことになりますが、その一方でゼロ型メイガスが襲撃事件が多発しているという情報もありました。
ep.5 その②
フェズにたどり着いたカナタとノワールですが、そこで二人は何者かの襲撃を受けます。それは最近多発しているゼロ型メイガスの襲撃犯の実行犯たちでした。カナタは見事に嵌められ、カナタを嵌めたのはまたまたクラウディアでした。窮地に陥るカナタですが、危機を察知して駆けつけたトキオ、エリー、マイケルに助けられます。カナタは自分を嵌めたクラウディアに落とし前を付けるため、一対一の戦いを挑みます。
ep.5の感想
ドリフターとして強くなるには、メイガスと心を通わせることが重要と聞いたノワールちゃん。カナタの挙動を真似することで心を通わせようとしますが、そういうことじゃあない。ポンかわぶりが板についてきたノワールちゃん。そして、心を通わせる=夫婦になると解釈した(けど、実際夫婦になることがどういうことかはわかっていない)ノワールがカナタと夫婦になったと言ったことでエリーは絶句。エリーの負けヒロインムーブも板についてきました。そして、またまたクラウディアに騙されるカナタ。今回はしっかりやり返すことに成功します。ゼロ型メイガスを狙う謎の組織はまだまだその目的が見えてきませんね。
ep.6 Dice is cast
トキオとカナタは仕事の帰りに雨に降られてしまいギャンブルの街『バカラネスト』へと足を運びます。バカラネストはありとあらゆるものが賭けの対象となる街でトキオは夜の街へと繰り出していきます。カナタはその街のラウンジにて、ノワールがランゲのキャリアの中で出会ったメイガス、シエルと再会します。シエルは人気の歌手であり、ステージの上で歌っていました。その後、カナタはギャンブル場にて、ディザイアネストで出会った謎の黒仮面の男とパートナーのシュネーと再会していました。
ep.6 その②
ちょうどその頃、元アヴァンチュールのドリフター、ランゲも現在の本拠地であるバカラネストに命からがら辿り着いていました。ランゲはシエルを騙して所有者の権利書を書かせており、ランゲはシエルを景品にしてクレイドルコフィンによるバトルロイヤルを開催。カナタもシエルを救うためにそのバトルロイヤルに出場することになります。途中までは難なく勝ち残るも、消耗した隙をついてランゲ一味が乱入します。
ep.6 の感想
舞台はギャンブルの街『バカラネスト』。そこでep.2で登場したシエルと再会します。シエルは大人気の歌姫のメイガス。ロボットアニメで金髪で歌姫のキャラクター……どこかで見たような気もしますが、気になるほどでもないですね。敵役のランゲとドルチェは初登場こそジャイアンみたいな悪役かと思いましたが、こいつらは立ち位置的にロケット団です。ニャース枠がいれば完璧でした。でも、いつの間にかアニポケも世代交代していて、本家の彼らを見ることもないと思うと少し寂しいですね。
【SYNDUALITY Noir 第2クール】1期振り返りまとめ
今回は2024年1月から第2クールがスタートするアニメ『SYNDUALITY Noir』の1期の内容の1話から6話までの内容を振り返ってみました!久しぶりにワクワクするロボットアニメが出てきたという感じで、2期の他にもゲーム化が控えています!現時点ではyoutubeでの配信もしているのでよければチェックしてみてください!