『妹さえいればいい。』は、ガガガ文庫（小学館）より出版されたライトノベル原作のアニメ作品です。2017年秋アニメとして放送され人気になりましたね。この妹さえ（いもさえ）は、ライトノベル作家の主人公である羽島伊月（はしまいつき）の日常を描いた作品で、ヒロインの天才ライトノベル作家、可児那由多（かになゆた）や、大学時代に出会った美少女の白川京（しらかわみやこ）等、様々な魅力的なキャラクターが登場します。しかし、伊月は妹好きの変態で、実の妹がいないにも関わらず妄想の妹を愛している危ない人物でもありますね。ここでは、そんな妹さえの登場人物の中でも個性的なキャラクター、大野アシュリーを紹介します。
目次
【妹さえいればいい。】大野アシュリーってどんなキャラ？
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読･小学館／妹さえいれば委員会
大野アシュリーは、画像の通り低身長で金髪碧眼の美人です。出版関係に強い税理士ということで、主人公の伊月のマンションにやってきました。姿が幼いため、はじめてアシュリーを見た時、本当に税理士の人なのか伊月は戸惑っていましたね。ドSキャラで、伊月をはじめ伊月の友人でありライトノベル作家の不破春斗（ふわはると）も誘惑されました。可愛いですが、実年齢は高いです。
【妹さえいればいい。】大野アシュリーは経費を増やすプロ！
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読･小学館／妹さえいれば委員会
大野アシュリーの特徴は、その妖艶で可愛らしい小悪魔キャラで相手を戸惑わせる所が一つですが、彼女の真髄は、作家の経費を増やして税務署に申請する所得を抑える所にあります。小説家は必要経費が他の個人事業主より少ないため、なかなか経費が増えないのですが、アシュリーはあえて細かい出費にも目を向け、経費にしようとします。見た目は幼いですが、税理士としての腕は高いですね。
【妹さえいればいい。】大野アシュリーは非常に詮索好き！
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読･小学館／妹さえいれば委員会
大野アシュリーは税理士としての腕は高いですが、作家の経費を増やしてあげたいため、部屋を物色して詮索する所があります。特に伊月や春斗のラノベは美少女やエッチな要素が多いため、部屋の至る所に如何わしいゲーム等があるのですが、いちいちその内容を説明させて伊月や春斗を疲れさせるドSな所がありますね。作家を疲れさせるのがアシュリーの趣味なので、そのドSぶりが伺えます。
【妹さえいればいい。】大野アシュリーの名言
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読･小学館／妹さえいれば委員会
伊月は使った経費を正確に記録している等、妙に真面目な所があります。そんな伊月に対してアシュリーは、「本以外の経費はどうしてきたのかしら？」と聞きましたが、伊月は「資料として買ったものだけを経費に」と答えます。それに対してアシュリーが返したセリフが、大野アシュリーというキャラクターをとても表していますね。
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読･小学館／妹さえいれば委員会
「そう……良い子ちゃんなのね……、そんな良い子ちゃんを邪悪に染めるのが私大好きなの」とアシュリーは一言。このセリフを皮切りにアシュリーの強烈な詮索が始まり、伊月は部屋に飾ってあるフィギュアからエロゲー、さらにはネット通販の中身まで詳しく説明させられ、伊月は夕方には疲弊しきっていましたね。しかし、あまりの手腕のため伊月の税金対策はバッチリになり、伊月は言いなりに。アシュリーもそんな伊月を見て、「くふふっ……任せておきないさい」と一言放ちました。
【妹さえいればいい。】大野アシュリーは春斗がお気に入り
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読･小学館／妹さえいれば委員会
伊月のことを気に入ったアシュリーでしたが、春斗のことはもっとお気に入りのようで、家に100個くらいエロゲーを所持していることを暴露して春斗を困らせました。春斗は勉強のためエロゲーを購入したと言い訳をしていましたが、それに対しアシュリーは「春斗くんはメイドさんが好きなのよねぇ……、特に、控えめな性格で常に陰からそっと支えてくれるような従順なタイプが……」と追い打ちをかけ、春斗をたじたじにさせます。
【妹さえいればいい。】大野アシュリーの自室はゴミ屋敷！
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読･小学館／妹さえいれば委員会
アシュリーの家は事務所と居住スペースが同じ家の中にあるのですが、さすがに事務所は綺麗なものの、居住スペースの方はゴミ屋敷でゴキブリだらけのヤバい部屋でした。そこで、伊月の弟である千尋をアルバイトに雇って、居住スペースを掃除してもらうことに。千尋は家事のプロで料理も掃除も万能なため、色んな登場人物に可愛がられている優秀な弟ですね。千尋の力もあり、あっという間に部屋は綺麗になりました。
【妹さえいればいい。】大野アシュリーの歌が良い！
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読･小学館／妹さえいれば委員会
アニメの第四話の後半は、ほとんどアシュリー回でしたが、散々、伊月と春斗を誘惑した挙句、ラストはいつものエンディングテーマではなく、アシュリーの歌で締めくくられました。そのアシュリーの歌のタイトルは「第六感のミストレス」。アシュリーのキャラソンなのですが、アシュリーの挑発的な感じが出ている良い曲で、妹さえの曲の中で一番良いかもしれない良曲です。YouTubeで視聴可能なので、ぜひ聴いてほしい一曲ですね。
【妹さえいればいい。】大野アシュリーの声優は沼倉愛美さん
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読･小学館／妹さえいれば委員会
大野アシュリーの声優は、『蒼き鋼のアルペジオ』のタカオや『悪魔のリドル』の武智乙哉（たけちおとや）を演じていた沼倉愛美（ぬまくらまなみ）さんです。アシュリーは前述したタカオや乙哉とは全然感じが違うキャラなので、声を聴いただけでは同じ人が演じているとは想像がつきませんでしたね。「第六感のミストレス」は本当に良い歌でしたが、沼倉さんは専業歌手並に歌の上手い声優だと言えそうです。
【妹さえいればいい。】大野アシュリーは32歳だった！
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読･小学館／妹さえいれば委員会
美少女キャラクターと言える外見の大野アシュリーですが、敏腕弁護士ということで年齢は32歳です。とても32歳には見えませんが、年齢と外見のギャップがまた良いですね。32歳なのに伊月のことをお兄ちゃんと言ったり、メイド好きの春斗を誘惑したりなど、ドSキャラ好きにはたまらない仕様になっています。とても個性的なドSキャラなので、アニメ二期があればまた大暴れしてほしいですね。
