2024年1月から第二幕が放送される事になった「月が導く異世界道中」ですが、第一幕でも多数のキャラクターが登場しました。今回は誰が『最強キャラクターなのか!』を考察していきます。ただし、今回のランキングでは月読命様と女神はあえて外したいと思います。お馴染みの企画ですが第二幕の放送前に参考にして頂いて、アニメ放送を楽しんでもらえればと思います。
第6位:識(リッチ)
第6位は、真の3人目の従者になった識です。元々はアンデッドで、元ヒューマンのリッチでした。森鬼のモンドに憑依していましたが、真が森鬼の里に来た際に真を取り込もうとして逆に倒されてしまいます。その後は真と契約することになるのですが、0:10の「糧の契約」にしかなれず、真の魔力を吸い取った13個の指輪をつけ、真の力の一時低下を行い、ようやく主従契約をすることができたのです。
従者になった事で能力アップ!
真との主従契約により新しい体が与えられ、真の魔力が籠った13個の指輪の力を取り込んだことにより、その能力は格段にアップしました。そして真に「識」と名付けてもらったことでさらに能力はアップしたのです。ただ、巴や澪から見たらまだまだ格下扱いで、契約の儀で色々小細工をしたことで2人からは「水増し従者」と呼ばれてしまいます。
本当はもっと上の順位!?
今回は第6位にしましたが、従者になった後の識の実力がどのあたりなのかは正直分かりません。真の力を取り込み、名づけをして能力が相当アップしていますので、もしかしたらランサーやソフィアよりも上かもしれません。そのあたりのことは第2幕で明らかになっていくと思います。
第5位:ランサー(御剣)
上位竜の一体で「御剣」の二つ名を持つランサーが第5位です。ソフィア=ブルガに討伐されたと言われていますが、ソフィアと一緒に行動しており、魔族側について戦っています。ソフィアが持つ大剣にはランサーの力がこめられており、この2人がどういう経緯で行動を共にしているのかはまだ明かされていません。
上位竜の一角
水の適正を持っており、魔法主体の攻撃がメインですが水系の魔法が一番得意です。ただ真と戦った時に、真の水のブリッドを受けた際に水適正が真の方が上なのを驚いており、巴とルト以外でそんな人物がいる事に驚愕していました。巴よりは格下ですが、上位竜の一体ですので、その実力は相当なものを持っています。
第4位:ソフィア=ブルガ
第4位は竜殺しの異名を持っているソフィア=ブルガです。ヒューマンでは最強と言われている冒険者で、レベルは920のSSSランクで、ヒューマンの中では断トツでトップです。竜殺しの異名はランサーを討伐したことにより、そう呼ばれるようになりました。
ヒューマン最強は伊達ではなかった!?
第一幕の登場は、ヒューマンでありながら魔族側についたソフィアが、女神の策略により戦場に飛ばされた真を女神の手先と勘違いして襲ったところでした。最初の一撃で真の指を2本切り落とし、ランサーと一緒に真を追い詰めますが、話し合うことを諦めて魔力解放をした真には手も足も出ませんでした。ただ、戦闘技術やランサーの力が宿った大剣を使った攻撃は相当なレベルです。真も戦った後の感想で相当の実力者だったと言ったほどでした。
ソフィアの強さの秘密は!
ソフィアは倒した竜から力を奪い取るという能力を持っています。そのため、上位竜を次々と倒しているのです。ただ、倒したと言われているランサーと何故一緒に行動しているのかは第一幕では分かりませんでした。第二幕ではその辺りも分かるかもしれませんね。最後にちょっとしたネタバレですが、ソフィアの先祖は最上位竜の「万色のルト」なのです。その力がヒューマンとは思えない力を持っているのですね。しかし、ソフィアはそのおかげでヒューマン扱いをされなかった様で、その原因であるルトを殺すつもりなのです。
第2位:澪(災厄の黒蜘蛛)
どちらが強いか明確な判断ができないので、第2位は2人になります。まず1人目は澪をご紹介します。元は災厄の黒蜘蛛と呼ばれていた存在で、黒蜘蛛の時は常に空腹であらゆる物を食べ続けていた事で恐れられていました。亜空に侵入した時に真と戦闘になり、その時に真の攻撃に快感を覚え、真の血を甘美と感じ、真の魔力を吸収し続けた結果、初めて空腹を満たされました。戦いでも真に敗れた黒蜘蛛は真にゾッコンになってしまいます。そして、巴の提案に乗り、真が気絶している間に契約の儀を行って従者になってしまいました。
澪の超回復力
澪の強さの一つは回復能力にあります。黒蜘蛛の時に真と戦った時でも、足を切られようともすぐに再生していました。真の渾身の一撃で消滅させられましたが、その後復活しています。真の従者となり澪となった後でもその力は健在で、真が使えない回復魔法も使いこなしています。
黒蜘蛛の時の能力は健在!
回復魔法の他に、澪は闇の魔法も使います。闇の魔法といっても、少し特殊の様で、闇に紛れて移動する事もできます。そして、闇の魔力を纏った糸は吸収や解析、盗聴など、色々な能力を有しています。そして、闇の魔法で消滅というより吸収と表現した方が良いかもしれませんが、あらゆる物を捕食してしまう能力も持っているのです。
冒険者でトップ!
色々強力な特殊能力を持っていますが、基本的な戦闘能力も当然高く、冒険者登録する際のレベル測定では1500を叩き出し、全冒険者でトップになりました。黒蜘蛛時代も蜃、魔将達、響の勇者パーティーと戦った時に食欲がある程度満たされて撤退した事はありますが、本当に敗北したのは完全に行動不能にされた真だけなのです。澪と真に名付けされて能力がアップされてからは、本気で戦闘をした事がありませんので、本当の強さは未だに未知数です。
第2位:巴(上位竜 無敵の蜃)
澪と同じく2位にしたのはもう一人の従者の巴です。まだ無敵の蜃の時に災厄の黒蜘蛛の澪と戦っていますが、その時は黒蜘蛛が興味を無くし去った為決着はつきませんでした。澪と同等の強さを持つ事は間違いなく、幻の上位竜「無敵の蜃」と呼ばれている力は本物です。真の最初に仲間となり、契約の儀を行って最初の従者になったのも巴です。澪同様、真の事を大事に思っており、真の為であればその身を捧げる事もいとわない程慕っています。それは澪や他の仲間も同様で真がいかに慕われているのかがわかりますね。
最上位竜の一角の実力
「無敵の蜃」と呼ばれていただけあってその実力は上位竜の中でもトップクラスで、格上の竜は「万色のルト」と呼ばれる最上位の竜のみです。当然基本能力も高く冒険者登録時のレベル測定では1320でした(再測定時は1340)、澪より下ですがこのクラスとなるとレベル=実力が上とは一概にはなりません。巴も真に名付けされているので最上位の万色のルトとの力の差がどこまで無くなっているのか、あるいは同等か勝っているかもしれません。
霧を使った特殊能力
霧を使った能力を持っており、結界や幻を操る事が得意です。その能力の一つとして相手の記憶を直接覗く事ができ、その記憶を保管する事もできます。その能力を使い相手の事情を丸裸にして相手を追い詰めたり、情報を元に上手く丸め込む事も得意です。そして真たちの住処になっている蜃気楼都市は巴の持つ亜空という空間の力なのです。真の契約の儀を行った事により真の意識が混ざり合い亜空が変化してしまったのです、女神も干渉できない空間の力は凄いですね。
番外編
第1位の前にランキングに入らなかったですがご紹介したいキャラクターをピックアップします。まずは真と一緒に召喚された2人の勇者です。最終話の一番最後に2人とも姿だけ登場しました、コミックで登場したタイミングを考えると第1幕で登場してもおかしくなかったと思いますが、それは第二幕でのお楽しみという事ですね。そしてもう1人はライム・ラテです、ライムより強いキャラクターはいますが第2幕の事を考えてご紹介したいと思います。
音無響
女神によってリミア王国に召喚された勇者です。元の世界では真の学校の生徒会長を務める文武両道を絵にかいたような人物です。カリスマ性と善性による指導力と求心力が高く、魔族からはもう1人の勇者よりも危険視されています。第二幕で真たちとどう関わっていくのか楽しみです。
岩橋 智樹
女神によってグリトニア帝国に召喚された勇者です。元の世界では15歳の中学3年生でした、モデルをやっていた程の容姿でそれなりに優れた才能を持っていましたが自ら何かしようとしない引きこもりの中二病中学生でした。異世界ではレベルこそ音無響よりも上ですが性格に難がある為魔族からは軽視されています。グリトニアのリリ皇女に道具として使われていますが本人は全く気付いていません。
ライム・ラテ
ツィーゲでトップのレベル201の冒険者で、レンブラントの一件以降は巴の部下となります。今回ライムをピックアップしたのは第二幕以降でも登場する機会が多いからです。巴の部下になり鍛えられる事で実力もアップしていきます、そしてある事がきっかけでライムに大きな転機があります。それは第二幕を見てご確認ください。
第1位:若様(深澄 真)
第1位はぶっちぎりで若様です。2位の巴と澪が支配の契約になってしまうのですから、誰もが納得ではないでしょうか。異世界に召喚されて間もない時に巴や澪と契約の儀を行いましたが、2位の二人が支配の契約になってしまう程ですから、その力がよく分かると思います。では、若様こと深澄真の強さを検証していきます。
元の世界は過酷な地!?
まず、強さの一つは基本の身体能力です。真がいた元の世界は月読命様の加護や祝福が殆ど届かない不毛な地で、魔力や肉体は常に超重力下で生活している状況なのです。その世界で鍛錬を積んでいた真は女神の世界では負荷から解放されて、超人的な肉体を持つ事になりました。そして、両親が異世界のヒューマンなので、その血を引き継いでいる事も魔力量の大きさにも繋がっていると思われます。
規格外の魔力量
真の強さの源ですが、それは膨大な魔力量です。召喚された時点で、巴と澪が支配の契約になってしまう程で、真が垂れ流している魔力を見たヒューマンは、真が何人もの魔王を引き連れているように見えてしまいました。その上、真が弓道で行っていた集中し意識を的まで飛ばし、的までの存在と同化し元に戻すという練習は、異世界では一度死んだ状態になって生き返るという状況と同じなのです。異世界では生き返る事で魔力量がアップしてしまう事があり、その結果、第1幕時点で真の魔力量は女神クラスになってしまいました。
真だけが持つ能力
そして真のだけの強みですが、月黄命様の力を与えられている事です。真以外にも勇者として召喚された者はいますが、全て女神の加護だけを受けています。逆に真は女神からはヒューマン以外の言語理解の力だけしか与えられませんでした。その結果、魔族が勇者対策として女神の加護を打ち消す魔道具を作りましたが、真には全く影響がなかったのです。月黄命様から授かった力で界の能力をつかった数々の力を使える真は、異世界でオンリーワンになりました。
真はもっと強くなる。
今回、若様こと真を1位にしたのは異世界人にはない身体能力に膨大な魔力を持ち、それらの能力をオンリーワンの月読命様の力に使えるからです。ソフィアとランサーを相手に戦った時は、戦闘技術は足元にも及びませんが、基礎能力でねじ伏せてしまいました。そして、忘れてはならないのは、真が元の世界で弓道や柔道、居合などを経験していた事です。それらの異世界には無い武術の力が真の助けになっているのも大きいと思います。基礎能力だけでこの強さを誇るのですから、これから経験と鍛錬を積む事でもっと強くなっていくでしょう。
最強キャラランキングのまとめです
今回は月読命様と女神を除いた第一幕で登場したキャラクターの最強ランキングを決めてみました。第1位は第一幕を見た方であれば誰もが納得して頂けると思います。そして第二幕では新たなキャラクターが登場してきます。真と一緒に召喚された2人の勇者や、最上位竜のルトも登場するかもしれません。第二幕でどんな強キャラクターが登場するかとても楽しみですね。最後までお読みいただきありがとうございました。