『幻日のヨハネ-SUNSHINE in the MIRROR-』は『ラブライブ!サンシャイン!!』の公式スピンオフ作品です。メンバーの津島善子をモデルにした主人公が活躍する物語で、雰囲気としては異世界転生を彷彿とさせます。Aquorsのメンバーが全員登場しますが、スクールアイドルという物は無く、原作とは別の世界線の物語となっています。主人公のヨハネにはライラプスという相棒の獣がいます。実は原作にはライラプスのモデルとも言える動物が登場しており、善子にとっては非常に馴染みのあるキャラクターです。今回はそんなライラプスについて、原作での登場シーンを交えながら紹介したいと思います!
相棒:ライラプス
オオカミのような雰囲気を漂わせる獣で、ヨハネの相棒として登場します。凛とした瞳と堂々とした佇まいが印象的です。ヨハネの良きパートナーとして活躍してくれる、頼りになりそうな存在です。公式サイトのプロフィールには詳しいことは書かれておらず、どんな活躍をするかは放送を観てからのお楽しみ、といったところでしょうか。連載中の漫画もあるので、アニメまで待てないという人はそちらを是非チェックしてみて下さい。次からは、ライラプスのモデルともいえるキャラクターを、アニメ版第2期での登場シーンに沿って紹介したいと思います!
アニメ第2期の5話で登場
アニメ版の第2期の第5話で、ライラプスのモデルになる動物が登場します。この回は普段のスクールアイドル活動とは関係のない話なのですが、津島善子の良い部分を知ることが出来る話なので、善子ファンにとってはとても嬉しい回だったのではないでしょうか。筆者にとってもお気に入りのエピソードの一つです。悪天候だったある日、善子は自分の傘が飛ばされてしまいます。飛ばされた傘を追いかけた先にいたのは、一匹の犬でした。それが画像の犬です。とても可愛らしい犬ですよね。シルエットや、灰色と白の配色の模様等がライラプスととても似ています。善子はその犬を飼ってあげたいと思うのですが、彼女の家はペット禁止の家でした。その後、桜内梨子に飼ってくれないかと頼み込みます。犬が苦手な梨子はためらいますが、色々あって引き受けることになりました。善子も犬のことが気になって梨子の家まで様子を見に来ます。梨子の家に来た時に、初めて善子はその犬のことを「ライラプス」と呼ぶようになります。ちなみに梨子は「ノクターン」と名付けていました。善子と梨子の組み合わせである「よしりこ」もこの回の見どころです。
善子にとってのライラプスとは
飼い主が無事に見つかったため、ライラプスを返すことになりました。しかしどうしてもライラプスのことが気になる善子は、あわよくば取り返そうと考えて、飼い主が住んでいる家に梨子を連れて見に行くことに。ライラプスを見つけますが呼び戻す前に飼い主が戻ってきてしまい、あわててその場を去ります。その後、善子は自分のことについて語り始めます。善子は小さい頃から自分だけ上手くいかないことが多く、運が悪いと感じる日々を過ごしていました。しかしそれはきっと自分に特別な力があるからで、見えない力が働いているからだと思うようにしていました。これが自らを堕天使と名乗るようになった理由です。運命や見えない力なんて本当は無いと思っていた善子ですが、ライラプスに出会った時に、偶然ではなく見えない力で引き寄せられたように感じたと語っています。善子が自分の堕天使キャラの由来について初めて語るシーンです。そのキッカケを作ったのはライラプスであり、「運命」や「見えない力」といった善子の考え方を肯定してくれた存在とも言えるでしょう。善子としては「堕天使キャラを貫いて良かった」と思っているかもしれません。ライラプスは善子に良い影響を沢山与えたキャラクターであり、今作においてヨハネの相棒になっているのも十分に納得出来ますよね。
ライラプスについての紹介まとめ
原作では離れ離れになっても強い絆で結ばれていた善子とライラプスですが、今作では相棒として一緒に行動します。一緒に冒険することで、二人の絆はより深まること間違いありません。7月のアニメの放送が待ち遠しいですね!それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。