2023年春から放送されるアニメ『おとなりに銀河』は『good!アフタヌーン』で連載されている作品で、両親を失い男手一人で妹と弟を養う売れない漫画家の主人公と、隔絶された孤島からアシスタントとしてやってきたお嬢様とのほのぼのSFラブコメディです!個人的に超期待してるアニメで、原作の面白さは保証済みです!今回はこのおとなりに銀河がどういうストーリーなのかを簡単にまとめてみました!(ネタバレもあるので注意!)
目次
ストーリーその① 売れない少女漫画家と姫アシ
高校卒業と同時に父親を失い、両親を失った久我一郎は男手一つで妹と弟を養っていくため、デビューが決まっていた漫画家の原稿料と残されたアパートの賃貸収入で生活していくことを決めます。少女漫画家で一応連載は持っていたものの、漫画はイマイチ人気が出ず日夜締め切りに追われる日々が続いていました。そんなある日、臨時のアシスタントとして、美人で浮世離れしたお嬢様、五色しおりがやってきます。
ストーリーその② 修羅場を乗り越えて
しおりは殆ど漫画を描いた経験はなく、明らかに浮世離れしていました。しかし、アシスタントとしては超優秀でした。聞くところによると、しおりは箱入り娘のお嬢様で、厳しい家の方針から19歳になるまで漫画を読んだこともなかったそうです。何はともあれ、優秀なアシスタントのおかげで締め切りには悠々間に合うはずでした。しかし、未執筆の原稿が見つかり二人は徹夜覚悟の修羅場に突入します。
ストーリーその③ 棘に刺されて婚姻関係に!?
何とか締め切りに間に合った二人は体力の限界からその場に倒れ眠ってしまいます。一郎が目を覚ますと、しおりの身体に刃物が刺さっているところを目撃します。急いで刃物を抜こうとしおりに触れると、一郎は宇宙を感じます。実はその刃物はしおりの身体の一部でした。しおり曰く、その棘に触れると一蓮托生の契りを交わし、婚姻関係になってしまうと言うのです。彼女はとある孤島の出身ですが、その島は流れ星の民の島。しおりはそこで姫として慕われていましたが、漫画の素晴らしさを知って一念発起し島を出たというのです。当初は、その設定に困惑してしまう一郎でしたが、その話は紛れもない真実でした。
ストーリーその④ 棘の支配契約は絶対!
その棘に触れ婚姻関係となった男性は、姫と物理的距離が離れたり、姫が不快な気持ちになってしまうと体調を崩してしまうようになります。これは、棘の契約によるものでとんでもなく男性側に不利な実質的支配契約でした。実はしおりも契約の話は知っていましたが、実際に見たのは初めてで申し訳ない気持ちになってしまいます。ただし、身体に接触したり、物理的距離が離れなければ大丈夫なので、しおりは一郎が経営するアパートに引っ越してくることになります。
ストーリーその⑤ しおりと一緒にお出かけ
世間知らずなお嬢様のしおりにとって、島の外は見たことのないものばかりでした。契約のこともあってあまり距離が離れると一郎に被害が及ぶので、二人は一緒にお買い物に出かけます。でも、そこでしおりは一郎に大きな迷惑をかけてしまうことを申し訳なく思い、いっそ島の外に出なければよかったと思ってしまいます。しかし、一郎は、しおりの漫画に向ける情熱が本物だと感じ、大変な努力をしてここにきたことも察していました。一郎はそんなしおりを何とか助けてやりたいと思うようになります。
ストーリーその⑥ 好きと告げてしまうしおり
棘による支配契約は結構些細なことにも反応してしまう厄介なもので、二人は交流を続けながらどこまでが反応するのか、どこまでが大丈夫なのかを検証していきます。それはさながら恋人同士がイチャイチャしているようにしか見えませんでした。それからは一郎の妹、まちや弟のふみおたちとも交流を深めていきます。二人の相性はびっくりするほどあっていたように見えます。そんなとき、しおりはついうっかり、一郎の事が好きだと言ってしまいます。普通漫画とかでは10巻くらい両片思いで関係を深めていくのが王道だというのを自分でも分かっているのに、一郎と近しい女性が仲良くしてるともやもやしたり、相手のことばかり考えたりと完全に好きになっていたいのです。
ストーリーその⑦ お付き合いすることになりました
一郎は若くして両親を失った苦労人です。そんな境遇だからか、結婚とか付き合うとかそんな余裕はなく、勝手に決められた婚約なんてものにも否定的でした。しかも、収入も時間も安定しない漫画家という職業で、しかも売れてない。でも、好きになってしまったので付き合ってほしいと言います。両片思いで引っ張ることなく、めでたくお付き合いすることになりました。
ストーリーその⑧ 付き合ってから絆を深めていく二人
一度のデートもしたことなく付き合うことになった二人ですが、一郎の家族やアパートの住人、漫画家つながりの人たちと交流を深めていったり、はじめての動物園やお花見、クリスマスに温泉旅行などいろんなことを体験します。漫画の方でも、しおりが他の漫画家のアシスタントに挑戦したり、締め切り直前の修羅場を経験したりと、しおりは今まで経験したことがないことを次々と経験し、一郎との絆を深めていきます。
ストーリーその⑨ 実家、動きます!
しおりはとある島から反対を押し切ってやってきていました。本来は流れ星の民の姫で、島民たちも出て行って欲しくはありませんでした。そんな中、しおりの天敵とも言える存在がやってきます。それは彼女の母親である五色都でした。厳格で融通が利かない都の教育方針で、漫画を読むことも普通の家庭で経験できるようなことも経験できず、余計なことなど許さない箱入り娘として育てられていたのです。都はしおりが一郎と婚姻関係を結んだことを知り、有無を言わさず島に連れ帰ろうとしていたのです。
ストーリーその⑩ 契約解除!?
有無を言わさずにしおりを島に連れ帰ろうとする都と、こちら側の生活にようやく慣れてきたしおりは当然のように対立します。話は平行線で、まったく話が通じない状況だったのですが、一郎がこれまでしおりが必死に頑張ってきたことを示し、1年間の猶予を貰います。ただ、少し距離が離れただけで体調を崩してしまう支配契約に関しては、解除する手段が存在すると聞き、その契約だけは解除しようということになります。
ストーリーその⑪ 縁が切れたら好きな気持ちもなくなる?
棘を抜き取る儀式は特別な道具が必要で、後日契約解除の儀式を取り仕切るスタッフが派遣されます。契約を解除する目途は立ちますが、しおりは、一郎が自分に好意を向けているのは、棘の支配契約によるもので儀式が終わればその気持ちも消えるのではないかと心配し、一方で一郎も棘の支配契約が終わればしおりを好きな気持ちが消えるのではないかと心配していました。
ストーリーその⑫ 支配契約終了!
専用の道具で見えない棘を抜き取ると、一郎はしおりとの縁が切れた感覚を憶えます。しおりは恐る恐る、まだ自分のことが好きかどうかを尋ねます。支配契約が消えても一郎はしおりのことが好きなままで、二人の心配は全くの杞憂でした。しおりが戻ってきたことにまちもふみおも大喜びで、ふたりのいつもの日常は戻り、二人は恋人として遊んだり、デートしたりするようになります。
ストーリーその⑬ 打ち切り決定……
その後、一郎は担当編集から連載している少女漫画が打ち切りになることを告げられてしまいます。一郎としおりの恋人関係は順調でも、売れない漫画家から無職になることが決まってしまい消沈してしまいます。一方、しおりは期待賞を受賞して明暗が別れてしまいます。一郎はしおりの作品を見て、感動と悔しさを味わい、さらなるモチベーションへと繋げていきます。
【おとなりに銀河】ストーリー紹介まとめ
おとなりに銀河のストーリーを簡単に紹介してみました!!ほのぼのとしてハートフルなラブコメといった感じの作品で、癒されるしいくらでも見ていられる作品だと思います!早い段階で恋人関係になり、その後を描くというラブコメにしては珍しい作品ですが、めちゃ面白くていい作品です。アニメになっても面白いタイプの作品だと思うので、是非視聴して欲しい作品です!