2023年4月からアニメ化されるおとなりに銀河は講談社の『good!アフタヌーン』で連載されている作品が原作です。作者の雨隠ギド先生は2013年から連載された『甘々と稲妻』も2016年にアニメ化されており、今回がアニメ2作目になります。今回はその作者である雨隠ギドさんについて紹介していきたいと思います!
目次
雨隠ギドさんの経歴は?
おとなりに銀河の5巻は11月7日発売?宜しくお願いします?
1話試し読みはこちら▶︎ https://t.co/hpHXXengUK
書影・オンライン書店等のご案内はこちら▶︎ https://t.co/AHAsvVZmYv pic.twitter.com/adtL73vTGK— 雨隠ギド?おとなりに銀河⑤11/7発売 (@gidogakure) October 31, 2022
元々は幼稚園に勤務する先生でしたが、漫画を描きたいという気持ちが強くなり同人活動を行っていました。その後、新書館の『ウィングス』で2008年8月号に掲載された『ファンタズム』でデビュー。その後は新書館の『ウィングス』、『ディアプラス』、『ひらり、』、KADOKAWAの『ハルタ』、講談社の『good!アフタヌーン』、白泉社の『花とゆめ』などの雑誌で作品を掲載しています。
代表作品『甘々と稲妻』、『おとなりに銀河』を連載!
2013年からgood!アフタヌーンにて連載された作品『甘々と稲妻』は全12巻刊行され、2016年にはアニメ化を果たすヒット作となります。『このマンガがすごい!2014』オトコ編で8位をとり、累計発行部数は300万部を突破の作品となりました。甘々と稲妻の連載終了後、2020年から同誌にて『おとなりに銀河』の連載を開始し、2022年11月時点ですでに累計部数が300万部越えの作品となり、2023年4月よりアニメ化されることが決定しています。
雨隠ギドってペンネームの由来は?
雨隠ギドというペンネームは少し変わったペンネームですが、その名前の由来は好きな小説の登場人物をもじったものとのことですが、インタビュー記事にはそれ以外の情報がありませんでした。ネットで調べたところ『ダ・ヴィンチ 2014年10月号』で作者自身のインタビュー記事で森博嗣「S&Mシリーズ」の「儀同世津子」だそうです。
雨隠ギド先生の好きな作品は?いろいろありそう
小学生の頃は『りぼん』や『なかよし』などの少女漫画を呼んでいたそうですが、漫画を書き始めたことに影響されていた作品は『ああっ女神さまっ』で作品の内容もそれっぽいものだったそうです。自分で初めて買った漫画は 『ドラえもん』 で藤子不二雄作品の食事シーンが好きらしく、それがきっかけで『甘々と稲妻』は生まれたのかも。他にも、自身のペンネームにするほどに「S&Mシリーズ」が好きとのことです。最も雨隠ギド先生は様々なジャンルの作品を手掛けているので、いろんなジャンルが好きなのは間違いなさそうです。
いろんなジャンルの作品を愛する雨隠ギド先生!
上記の作品以外にも、家族の影響から週刊少年ジャンプや近代麻雀、漫画ゴラクなども好きでTONO先生のカルバニア物語や庄司創先生の『三文未来の家庭訪問』や『勇者ヴォグ・ランバ』が好きだとインタビューで話しています。また、作品の中にカタルシスがあるものが特に好きだそうです!
『おとなりに銀河』はほのぼのSFラブコメディー!
おとなりに銀河はジャンルでいえばSFラブコメディーと言えますが、SF要素は今のところそこまで深くありません。今後はSF的な展開が増えるかもしれませんが、現在時点では家族愛や異文化交流を主軸に置いたほのぼのとしたラブコメディーです。主人公とヒロインは早々に恋愛関係になりますが、ラブコメにありがちな成立したらあとはダレる一方の作品ではなく、むしろ成立してからが本番のような作品だと思います。
『甘々と稲妻』はほのぼのハートフルグルメ!
甘々と稲妻はジャンルでいえばほのぼのグルメホームドラマと言えます。ラブコメ要素も割とありますが、おとなりに銀河でも見られたほのぼのとした癒し系の作品です。主人公とその家族とヒロインとの交流という要素でいえば、前作のよさを踏襲しています。ただし、主人公が子持ちの教師でヒロインが教え子という点では、かなり性癖の深さを感じさせます。基本的には癒し系の飯テロ作品です。
ラブコメ・SF・グルメだけじゃない!BLも好きな雨隠ギド先生!
癒し系、ラブコメ、SF、グルメという傾向を持つ雨隠ギド先生ですが、それだけじゃありません。2009年にディアプラスで『恋まで百輪』でBLデビューを果たすと、2020年までに年1のペースでBLコミックスを手掛けています。インタビュー記事の気合の入り方を見ると、BLは大好物みたいですね。ほのぼのした癒し系のラブコメは当然のこと、年の差やグルメも鉱物でさらにはBLも好き!いろんな作品の良さが出ている作品が多いと感じています!
BLだけじゃなくて百合も好き?
癒し系、ラブコメ、SF、グルメ、BLと性癖の深さとこだわりが見える先生ですが、実は新書館から刊行されている『ピュア百合コミックアンソロジー ひらり、』 でも作品を発表しています。仕事でやっているだけで百合は好きじゃない可能性もありますが、多分百合も大好物なのだと思います。いろんなジャンルでこだわりの強さが見られるのですが、そのこだわりというか性癖に共感してしまう部分が非常に大きいです!
雨隠ギド先生は少女漫画も連載中!
『good!アフタヌーン』は青年誌ですが、絵のタッチ自体は少女漫画のような作風で、先生のデビュー作を掲載したウイングスも少女向けの雑誌です。癒し系、ラブ目子、SF、グルメ、BL、百合の中に少女漫画というジャンルも加わっていると言えるでしょう。最も、雨隠ギド先生は現在ザ花とゆめで『ゆらゆらQ 』を連載しています。雨隠ギド先生はBL作家でもあり、百合漫画家でもあり、少女漫画家でもあったんですね。
【おとなりに銀河】作者についてまとめ
今回はおとなりに銀河の作者、雨隠ギド先生について紹介しました!おとなりに銀河はSFラブコメディですが、他の作品には少女漫画、百合漫画、BLと様々なジャンルで作品を発表しています。
どのジャンルにも心に残る面白さがあって、様々なジャンルがありつつも作品の良さは踏襲している感じがしますね!気になったら他の作品も触れてみると面白かもしれません!