齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定は2023年1月から放送される冬アニメの一作品、小説家になろうでの投稿作品がライトノベルとなり、コミカライズもされている作品です。何の力もないただの草食ドラゴンが邪竜に認定されてしまい、それからも運悪く悪名を轟かせて騒動に巻きまれていくドタバタなファンタジーです。今回はそんな本作のコミカライズ版からストーリーをざっくりと紹介していきたいと思います!
目次
- ストーリーその① 草食ドラゴンと生贄の少女レーコ
- ストーリーその② 邪竜の眷属レーコ、爆誕!
- ストーリーその③ 草食ドラゴン、村に到着す
- ストーリーその④ 邪竜の眷属レーコ、完全覚醒!
- ストーリーその⑤ 最凶の眷属レーコ、邪竜とともに魔王に喧嘩を売る!?
- ストーリーその⑥ 冒険者の街、ペリュドーナへ
- ストーリーその⑦ 邪竜レーヴェンティア、誕生!?
- ストーリーその⑧ 女守備隊長アリアンテ登場
- ストーリーその⑨ 邪竜レーヴェンティア倒される
- ストーリーその⑩ 唯一の理解者?
- ストーリーその⑪ 邪竜ちいさくなる
- ストーリーその⑫ 少女とドラゴン、盗賊と遭遇
- ストーリーその⑬ 狩りの神
- 【齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定】ストーリー序盤まとめ
ストーリーその① 草食ドラゴンと生贄の少女レーコ
ある日、恐るべき邪竜の元に一人の少女が生贄に捧げられました。近隣の村に住む者たちは邪竜の存在を恐れ、生贄を捧げることでその怒りを収めようとしたのです。しかし、その邪竜は5000年生きただけで飛べないし、特別な力もないし、肉食でもない平和主義な草食ドラゴンでした。5000年生きていることとそこそこ図体がでかいというだけで、恐るべき力を持った邪竜だと勘違いされてしまったのです。生贄に捧げられた少女レーコは、自ら生贄になって命を絶つと言って聞かず、草食ドラゴンは困り果ててしまいます。
ストーリーその② 邪竜の眷属レーコ、爆誕!
自ら命を絶つことにノリノリなレーコでしたが、草食ドラゴンにしてみればいい迷惑でした。仕方なく、魂を少しだけ食べたという適当な嘘でレーコを追い返そうとしますが、何を勘違いしたのかそれでレーコは邪竜の眷属になったと思い込んでしまいました。それでもレーコを追い返せればそれでいいやと思っていました。草食ドラゴンは律儀にもレーコを村まで送り届け、ついでに村人たちの誤解を解いておこうと考えます。
ストーリーその③ 草食ドラゴン、村に到着す
突如現れた邪竜に村人たちは恐れおののくも、草食ドラゴンは村に危害を加えることはないと言います。村の少年ライオットはそれでも果敢にドラゴンに立ち向かおうとし、危うく草食ドラゴンは退治されそうになるも、ライオットは村人たちに取り押さえられ一件落着となるはずでした。しかし、村に突如話の通じないモンスターが襲撃し、村人たちはあろうことか邪竜に助けを求めます。当然、草食ドラゴンは何の力もないクソザコドラゴンなので、絶体絶命の大ピンチになってしまいます。
ストーリーその④ 邪竜の眷属レーコ、完全覚醒!
そんな大ピンチのドラゴンを救ったのは邪竜の眷属になった(と思い込んでいる)レーコでした。レーコは圧倒的な力でモンスターを一掃します。邪竜の正体はクソザコ草食ドラゴンなので、眷属になったとかそういうので能力を覚醒させるはずもありませんが、元々レーコにはとんでもない潜在能力を秘めており、自分が邪竜の眷属になったと思い込むことでその潜在能力を完全に覚醒させてしまったのです。
ストーリーその⑤ 最凶の眷属レーコ、邪竜とともに魔王に喧嘩を売る!?
思い込みで覚醒してしまったレーコは、邪竜の眷属という設定からか、邪竜に対しての絶対なる信頼と忠誠心、そして邪竜に仇なす者を全員暴力で排除しようとする脳筋かつ邪悪な性格へと変貌していました。レーコは草食ドラゴンにありもしない設定と、魔力で作った漆黒の翼を作り出し、魔王に喧嘩を売りに行こうとします。当然、そんなことをしたら草食ドラゴンさんは死んでしまうので、まずそこらの街で情報収集をしようと提案します。
ストーリーその⑥ 冒険者の街、ペリュドーナへ
草食ドラゴンは冒険者の街で何とかレーコを厄介払いしたいと考えていましたが、ペリュドーナは魔物の襲撃で火に包まれていました。そんな中、ドラゴンさんが街にやってきたら新手のモンスターだと間違われるのは当然の結果で、案の定魔物だと間違われて集中砲火を受けてしまいます。しかし、潜在能力を覚醒させたレーコにとっては問題にならず、逆に圧倒的な力で迎撃します。そして、衆人環視たちはそれが噂で聞いた魔王と双璧を成す邪竜レーヴェンティアではないかと恐れおののきます。
ストーリーその⑦ 邪竜レーヴェンティア、誕生!?
邪竜レーヴェンティアという名前は架空の設定に他なりませんでしたが、そのかっこいい設定に反応したレーコは、自ら邪竜レーヴェンティアだと名乗ってしまい、架空の設定に説得力を持たせてしまいました。邪竜レーヴェンティアの存在は嘘から出た誠になってしまったのです。
ストーリーその⑧ 女守備隊長アリアンテ登場
そんな二人の前に現れたのはペリュドーナの女守備隊長アリアンテでした。彼女は二人を歓迎し魔物を倒すための助力を求めます。幸いにもレーコはその気にさせれば魔物を殲滅しそうだったうえ、長年生きてきた年の功で魔物の正体を知っていたので、その情報を求め魔物を殲滅することに成功します。ただし、その情報を持っていたことから魔王の幹部だとかの架空の設定はさらに説得力を増してしまいました。
ストーリーその⑨ 邪竜レーヴェンティア倒される
戦いが終わった後レーコはしばしの眠りにつき、その隙に草食ドラゴンはアリアンテに今までの経緯を嘘偽りなく話し、レーコを冒険者として預かって欲しいと言います。でもアリアンテは全く信じてくれず、それどころか切りかかってきます。とっさに目を覚ましたレーコも消耗が激しく普段の力が出せずやられてしまい、アリアンテは草食ドラゴンを倒してしまいました。ただ、草食ドラゴンがあまりにも弱かったせいで、アリアンテはようやく草食ドラゴンが本当の事を言っているのだと信じてくれました。半信半疑のアリアンテは草食ドラゴンの話が本当かを確かめるために切りかかっただけで、本当に殺そうとは考えていませんでした。
ストーリーその⑩ 唯一の理解者?
こうして作中で唯一草食ドラゴンの事情を理解したアリアンテですが、アリアンテは本当に弱いことを悟られたらどんな暴走をするかわからないことや、魔王に宣戦布告したことになっていることや、その評判に見合った強者が追手としてやってくることを説明し、草食ドラゴンは八方塞がりになったことを知ります。
ストーリーその⑪ 邪竜ちいさくなる
目立ち過ぎた二人を街で受け入れることは出来ませんが、アリアンテは草食ドラゴンに若返りの薬を渡します。それによってドラゴンの身体は小さくなり、威圧的な大きな図体は鳴りを潜めます。アリアンテは草食ドラゴンは人畜無害でとんでもないポンコツだと思っていましたが、同時にレーコがとんでもない邪悪だと感じており、その二人がうまくバランスを取ってくれればと感じていました。そして、草食ドラゴンとレーコは再び旅を続けることとなりました。
ストーリーその⑫ 少女とドラゴン、盗賊と遭遇
旅の途中で二人は屈強な盗賊たちに遭遇しますが、レーコは秒で盗賊たちをボコボコにしてしまいます。さらにその盗賊が捕まえていた奴隷たちも流れで解放し、レーコは草食ドラゴンの指示で不本意ながら近隣の町まで向かいます。手持ち無沙汰になった草食ドラゴンさんは近くにあった洞窟を探検しますが、そこは獣が入ったら二度と出てこられないと言われる狩猟の神が住む洞窟でした。
ストーリーその⑬ 狩りの神
狩りの神は情け容赦なく草食ドラゴンに攻撃を加え、絶体絶命の状況になってしまいます。しかし、人生にちょっと疲れてやけっぱちになった草食ドラゴンの話を意外にも親身になって聞いてくれた狩りの神は、草食ドラゴンに短期スパルタ教育で訓練してくれます。草食ドラゴンはこれっぽっちも強くなりませんでしたが、修行中の悲鳴やら何やらが近隣の町で話題となり、悪名だけはさらに強くなってしまいました。その後、戻ってきたレーコとともに、水の都セーレンへと向かいます。
【齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定】ストーリー序盤まとめ
今回は 齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定のコミカライズ版のストーリーの序盤部分(コミックスで1巻~2巻)にあたる部分をまとめてみました!非常にテンポよく進むうえ、いちいち勘違いされる人畜無害な草食ドラゴンと、思い込みで邪悪な力に目覚めてしまったヒロインのレーコとの掛け合いは面白く、結構アニメに向いてる作品なのではと思います!アニメも期待出来る原作だと思いました!