聖剣伝説30周年の試みとして発表された 聖剣伝説LoM The Teardrop Crystalは1999年に発売された聖剣伝説LoMの『宝石泥棒編』をアニメ化するというもので、まさかすぎるアニメ化に驚きの声も多く見られました。LoMは過去作の聖剣伝説とは異なる世界観で、あらゆる種族の生物たちが混在するファ・ディールという世界でのストーリーです。非常に多くの種族が登場し、絵本のようなファンタジー世界が魅力的な作品となっています。今回はそんなLoMに登場する様々な種族の生物たちを紹介していきたいと思います!
目次
登場する種族その① 獣人
獣の姿をした人間。主要なキャラクターとしてはダナエ、ラルク、シエラなど。ファ・ディールには獣人のほかにも人型の亜人がたくさん登場しますが、それらはひっくるめて人間という分類がされているようです。獣人の中には分類上難しい生物も登場します。
登場する種族その② 珠魅
宝石を核とする種族。主要なキャラクターは瑠璃、真珠姫、レディパールなど。アニメでこの珠魅が中心となって物語が進みます。核となる宝石が傷つけられれば大幅に弱り、奪われたり破壊されたりすれば死に至ります。核のみとなった状態は一応復活の可能性を残していますが、そのためには珠魅が流す癒しの涙の力が必要となります。ただし、癒しの力を持つことから他種族に狩られていたため、種の保存のために種族全体として癒しの力を失っています。
登場する種族その③ 草人
身体が葉っぱでできている種族。純粋無垢でちょっとノータリン。世界各地に存在する草人たち、実は意識を共有しており全てが同一個体らしい。性別はないみたいですが、花が咲いて花人になると男女に別れます。
登場する種族その④ 花人
草人が進化すると男女の違いがでるらしい。ただ、意識はシンクロしているようでミンダス遺跡には鍵の管理をしている花人たちがいます。
登場する種族その⑤ ドワーフ
小柄で力持ちな種族。主要キャラクターはワッツ、ハッソンなど。手先が起用で鉱物の扱いが得意だったり、武器作成のノウハウを教えてくれたりしますが、物忘れが激しかったりちょっと頭が悪かったりもします。
登場する種族その⑥ 妖精
大昔からファ・ディールに存在する種族。森の中に住む小柄な生物ですが、人間に対して明確な敵意を持っている個体も多数存在し、エスカデ編ではアーウィンを利用して人間を滅ぼそうと画策していました。
登場する種族その⑦ アナグマ
月夜の町ロアで暮らしている生き物。アナグマ語と呼ばれる独自の言葉を使うため、意思疎通を図るにはアナグマ語をマスターする必要があります。イベント「精霊の光」にて、リュミヌーのランプを売りさばくときに覚える必要があります。また、鉱山で暮らしている個体もいます。
登場する種族その⑧ セイレーン
美しい歌声と羽を持つ鳥人の女性。主要な登場人物はリュミヌーとエレ。宝石泥棒編では港町ポルポタでのイベントで登場します。セイレーンの歌声は船を沈めてしまうらしく、船を沈没させた犯人として追われることになります。エレは仲間に出来るNPCの一人で魔法特化のキャラクター。
登場する種族その⑨ ケンタウロス
上半身は人間、下半身は馬の種族。主要な登場人物は吟遊詩人のギルバート。イベント「精霊の光」で初登場し、リュミヌーのランプを押し付けています。あまり人の話を聞かない性格で、トラブルメーカーな部分があります。リュミヌーの元カレですが、その後はセイレーンのエレ、人魚のフラメシュ、バジリスクのカシンジャに恋を挙句、あまりにしつこかったせいでカシンジャに石にされてしまいます。
登場する種族その⑩ マーメイド
上半身人間、下半身は魚の美しい人魚。主要な登場人物はフラメシュ。フラメシュはリュミヌーとエレとは親友ですが、性格は強気で自由を愛する性格をしています。とあるイベントではエレの元に行かせないため見張っていますが、実は時間経過で隙を見せます。分からないと詰まる。
登場する種族その⑪ ドラゴン
世界の秩序を守ったり守らなかったりする巨大なドラゴン。ドラゴンキラー編では、過激派のドラゴン、竜帝ティアマットに利用されてドラゴン退治をさせられるハメになります。シナリオ終了後に経験値になってくれる風のメガロード、骨の城を拠点とする土のジャジャラ、物わかりのいい木のヴァティスがいます。
登場する種族その⑫ セイウチ
海賊の統領をしているセイウチ。海賊船バルドでペンギンたちを率いています。海賊船バルドってどうやって脱出するのか?彼に話しかけて「いいえ」を選ぶと脱出できます。
登場する種族その⑬ ペンギン
バーンズが統領を務める海賊団の団員。語尾にやんすを付けて話すものが多い。団結力や行動力はあるにはあるのですが、ちょっと考え足らず。
登場する種族その⑭ シャドール
奈落の住人。全ての物の影。意識と知識は全ての個体が共有しているらしい。人を食ったような性格をしています。
登場する種族その⑮ 魔法生物
魔法で作られた生物。主な登場人物はゴミ山に住むルーイや、ドミナの町に住むティーポ。泣き上戸で騙されやすいティーポはいつもニキータにガラクタを高値で売りつけられているようです。ティーポの量産型が魔法都市ジオにいて、宝石泥棒編のシナリオでも関わっていきます。
登場する種族その⑯ 豆一族
頭の上にマメクイ鳥の巣を乗せた種族。ブルジョワなマダムに人気らしい。「プ」としか話さないため、意思疎通は出来ないが、鳥人のルヴェルは長年の研究により話していることがある程度分かるらしい。鳥を頭に乗せた長老がおり、長老は鳥が言っていることを代弁しているように見えます。
登場する種族その⑰ ぶにゅ
ダンジョンに現れる謎の生物。触れるとワープしてダンジョンのショートカットをしてくれます。
【聖剣伝説LoM The Teardrop Crystal】登場する種族まとめ
聖剣伝説LoMに登場する様々な種族についてまとめてみました!このほかにも登場する種族はいますが、種族の境界が曖昧な存在も数多く存在します。ただ、純粋な人間は殆ど登場しません。
純粋な人間に見えても何かしらの血が混ざっているらしいです!非常に魅力的で唯一無二の世界観がアニメでどういう風に表現されるかは楽しみですね!