「シャドーハウス」は週刊ヤングジャンプで連載されている作品で、4月からアニメが放送予定となっています。全身が黒い姿で貴族のようにふるまうシャドーという一族とシャドーに召し使えるパートナーの生き人形の秘密を巡る作品で、徐々に謎が明かされるにつれ大きく展開が変わっていく作品です。今回はその「シャドーハウス」に登場する主要な登場人物たちを紹介していきたいと思います!
目次
エミリコ CV/篠原 侑
本作の主人公でシャドーのケイトに仕える生き人形。とても明るい性格かつ天真爛漫でいつも笑みを絶やさない女の子。お掃除やお裁縫が得意で運動神経も良いのですが、おっちょこちょいでちょっとアホの子で失敗も多い。ただ、そんな性格なのでマイナス思考とは無縁な性格で、周囲を元気づける才能を持っています。やってることは行き当たりばったりなことも多いのですが、持ち前の行動力で何とかしてしまうようなキャラクターです。
ケイト CV/鬼頭 明里
シャドーハウスにおけるもう一人の主人公で、エミリコの主人となるシャドー。エミリコとは対照的に思慮深く聡明かつ非常に頭が切れるシャドーですが、その一方ちょっと頑固で悩みやすい性格でもあります。機嫌が悪いときに感情的になることは少ないものの、怒っているときは大量の煤を出すため機嫌の良し悪しは丸わかりです。自分がシャドーになる前の記憶を持っていることから、このシャドーハウスがシャドーに都合のいいように徹底的に管理し作られたものだと気付いており、エミリコのために館の体制に反旗を翻す決意を固めます。煤能力は応用力の高い物体操作。
ジョン CV/酒井 広大
ショーンの主人であるシャドー。自由人で物事をあまり深く考えない能天気で素直かつ強引な性格で、一目惚れしたケイトに婚約者となるように言います。とはいえケイトに嫌われるのは良くないと思っているので、強引な行動をとることはありません。そんなケイトもある程度は信頼されているようで、シャドーハウスに反旗を翻すと決意した際には真っ先に仲間に引き入れ、以後は頼れる仲間となっています。煤能力はショートレンジながらも破壊力を持つ。
ショーン CV/酒井 広大
ジョンの生き人形。ジョンとは対照的で冷静かつ頭脳明晰ですが、ジョンと同様腕っぷしは強く行動力もある。近眼なので眼鏡をかけなければ業務に支障が出るほどですが、生き人形は主人に合わせることが好ましいため、普段から眼鏡を掛けずに生活しています。お披露目の後、エミリコと同様に洗脳されるもののジョンとの荒っぽい殴り合いの末正気に戻り、以後はケイトやエミリコの頼れる協力者となります。
パトリック CV/川島 零士
リッキーの主人。貴族らしく高慢でプライドが高く人を見下すような性格ですが、一方で傷つきやすく繊細な性格。自分の劣等感に思い悩んだり、一人で孤立したときには不安を露わにしたりもします。しかし、そんな状況で不安に駆られながらもパートナーであるリッキーを信じて待ち続けたり、義理堅い性格で時には頭を下げたりもします。煤能力はシャーリーを除く同期の中では未発現であり、それが劣等感に繋がっていたりもします。お披露目のときにエミリコに助けられてから、エミリコに好意を抱くようになっています。
リッキー CV/川島 零士
パトリックの生き人形。主人と同じように高慢でプライドが高い性格ですが、パトリックやシャドー家に対する忠誠心は本物で自分の身に危険が迫っても主人を案じるほどです。頭も良くパトリックを導く場面も多いですが、パトリックが自分の意志を示した時にはそれを尊重します。ショーンとは何かと馬が合わず諍いを起こしがちなところもあります。犬猿の仲ですね。お披露目のときからルウに対して好意を持っているようですが、本人がそれを自覚しているわけではないようです。
ルイーズ CV/佐倉 綾音
ルウの主人。享楽的な性格でとてもおしゃべりで遠慮がないです。ルウのことが大好きですが、大好きなのはルウの顔=自分の顔であり、それ以外に何の興味も持っていません。わがままでルウに対して無理をさせることもありますが、それは良くも悪くも生き人形が疲れるということを理解していないだけなんですね。世間知らずなだけで話が通じないわけではないようです。煤能力は精神操作であり、ルウの感情を操作しています。
ルウ CV/佐倉 綾音
ルイーズの人形。ルイーズとは対照的に無口で無表情。自分で何かを選ぶことが苦手ですが、生き人形は基本的に自分で何かを考えることがよくないものとされているので、模範的な生き人形と評価されている。選ぶことが苦手なだけで優れた観察力、相手の思うように振る舞う術を身に着けています。ちょっと魔性の女。リッキーのことがちょっと気になっている様子があります。
シャーリー CV/下地 紫野
ラムの主人。殆ど言葉を喋らず、殆ど食事もとらないです。感情の起伏もなく、ラムとのコミュニケーションも殆どとることはなかったようです。シャドーは生き人形との交流で人格を獲得し個性を身に着けるのですが、シャーリーの場合は人格の獲得に失敗してしまったらしく生命力も殆どありません。お披露目の儀では人格を獲得しかけるものの、生命力が持たずにゴールの直前で消滅してしまいます。
ラム CV/下地 紫野
シャーリーの生き人形。気弱で自信がなくおどおどした性格の女の子。どんくさくお掃除でもいつも失敗ばかりの劣等生であり、そのことを指摘され周囲からいじめられていました。消極的な性格からシャーリーとも殆ど話をしたことがなく、コミュニケーションをとっていなかったことが原因となり、主人を失う結果となってしまいます。しかし、実は非常に優れた記憶力と計算能力を持っていました。シャーリーを失ってしまったことから、洗脳による人格消去を受けて顔の見えない人形となることが決まってしまいます。
【シャドーハウス】登場人物まとめ
「シャドーハウス」に登場する主な登場人物をまとめてみました。シャドーハウスを担当する声優さんは主人公以外、シャドーと生き人形が同一のキャストで一人二役となっています。これは大人の事情かもしれませんが、シャドーハウスの設定を知ると納得できると思います。それらは単行本でチェックしいただけるとわかると思います。アニメは4月からなので、原作のほうも是非読んでみてください!