大人気アニメ「犬夜叉」。長く愛されていて、もはや知らないという人はいないというほどの作品ですよね。そんな「犬夜叉」のアニメは10年前に完結しましたが、なんと2020年に新作が放送されるということで、ファン界隈はかなり盛り上がっています。タイトルは「半妖の夜叉姫」。一体どんなストーリーになるのでしょうか。こちらの記事では、アニメ新作を前に、改めて「犬夜叉」の魅力について紹介します!アニメ新作放送前にチェックしてみましょう。
目次
犬夜叉も登場!?「半妖の夜叉姫」あらすじ紹介
新作アニメ「半妖の夜叉姫」のキャッチコピーは、「殺生丸には、娘がいる。」です。このキーワードだけでも犬夜叉ファンにとってはかなり衝撃であり、「一体妻は誰なのか?」と話題になりましたが、結果としてはずっと殺生丸のそばにいた「りん」でした。そして「半妖の夜叉姫」には、かごめと犬夜叉の娘も登場します。これまでストーリーの第1線で活躍していたキャラクターたちが親となっているというのが驚きです。
あらすじ紹介
双子の少女「とわ」と「せつな」は、殺生丸の娘です。幼少期に森の家事に巻き込まれてしまった2人は、4歳のうちに離れ離れになってしまいました。そして「とわ」だけが時代樹の時空を越えるトンネルを通り抜け、なんと戦国時代から現代世界にタイムスリップしてしまったのです。そして「とわ」は、日暮かごめの弟の家で娘として育てられ、「日暮とわ」として生活を送っていました。そして10年後、時代樹のトンネルが再び開きます。「とわ」は「せつな」と再会しますが、なぜか「せつな」は幼い頃の記憶を失っていて…。ここから犬夜叉とかごめの娘である「もろは」も加わり、3人の「半妖の夜叉姫」たちの冒険が始まります!
改めて、「犬夜叉」ってどんなキャラクター?
ここで改めて、原作アニメの主人公である「犬夜叉」について詳しく紹介します。彼なしでは本作を語れません。
基本情報
「犬夜叉」は、大妖怪「犬の大将」の次男です。犬夜叉は妖怪の父と人間(貴族出身)の母の間に生まれた「半妖」という存在です。実年齢はなんと200歳ですが、人間に換算した年齢は15歳です。性格としては過去の影響で荒くれ者であり、口も悪いですが、根はやさしい性格をしています。また敵には容赦無く斬りかかるという乱暴な一面を持ち合わせていますが、人間には手加減をすることもあります。さらに好奇心もかなり旺盛であり、かごめの教科書に興味を持ったり、かごめのいないときにかごめの自転車に乗る練習をしたりもしています。また自分が半妖であることから除け者にされていた過去があるため、自分と同じ半妖には何か気にかけるような態度をします。奈落に対しては、人間の心を持っていながら妖怪の道を選んだ彼に対して激しい怒りを感じています。
犬夜叉の外見は?
犬夜叉といえば、長い銀髪と犬の耳が特徴的ですよね。しかし犬扱いすると怒ります。また犬らしく(?)かなり鼻が利き、空気中に残ったほんのわずかな臭いで敵を感知することができます。しかしそのぶん、臭いの強いものは苦手です。ちなみに右目には黒真珠が隠されていて、父の墓の場所へとつながっていました。
犬夜叉は「半妖」という存在
ここで改めて、「半妖」という存在について詳しくみていきましょう。「半妖」とはその名の通り人間と妖怪が混ざった状態のことを指し、いわゆるハーフです。半妖であった犬夜叉は、疎まれて除け者にされていました。妖怪である父型の家計からも晒し者のように扱われていました。この世界では半妖というだけで、妖怪からも人間からもよく思われない傾向にあります。
妖怪の状態、人間の状態
犬夜叉は妖怪の血が非常に強いため、命が危険に晒されたり、強い邪気を浴びたりすると、妖怪の血が体を支配してしまいます。その時犬夜叉は一時的に完全な妖怪へ変化し、かなり恐ろしい姿へと変化します。放つ妖気も凄まじく、あの殺生丸ですら恐れを感じたほどです。この状態になるとかなり戦闘能力は上がりますが、理性も失ってしまうため敵味方関係なく自分以外の生命を殺そうとしてしまいます。この時の犬夜叉は他人を切り刻むことへの喜びのみの感情に囚われ、痛みや恐怖感を全く感じない状態です。
本人の意識
何度も妖怪への変化を繰り返すと、濃い妖怪の血に心を蝕まれてしまい、最後には自分の心を失ってしまいます。しかも犬夜叉本人は、変化している時のことを覚えていません。変化を防ぐ方法としては、鉄砕牙を持つことか、かごめの「おすわり」によって鎮まることもあります。
犬夜叉とかごめの関係が気になる!2人の出会いは
ここで気になってくるのは、犬夜叉とかごめの関係ですよね。最新アニメでは結婚して子供もいる(!)ということが判明していますが、2人の出会い、関係性はどのようなものなのでしょうか。彼らはまさに、時を超えて結ばれたカップルです。
かごめと犬夜叉の出会い
「犬夜叉」のヒロイン日暮かごめは、神社の娘です。ある日井戸から戦国時代にタイムスリップしてしまったかごめは、そこで木に封印されていた半妖怪の「犬夜叉」に出会います。犬夜叉はかごめに、かつての巫女である桔梗の面影を感じ、封印が解けます。
かごめ・桔梗・犬夜叉
時は遡り戦国時代。「四魂の玉」をめぐり、妖怪と人間は争いを繰り返していました。四魂の玉を守る巫女である桔梗は、半妖の犬夜叉と愛し合っていました。しかし罠にはまった2人はお互いに憎しみ、裏切ってしまいます。そこで桔梗は四魂の玉を奪った犬夜叉を封印し、自分も力尽きます。そして、その巫女の桔梗の生まれ変わりが、かごめだったのです。転生したかつての恋人と再び出会った犬夜叉。しかし実はここから、かごめ、犬夜叉、そして桔梗との三角関係が始まってしまいます。
最初こそいがみあってたかごめと犬夜叉、しかし
出会ったばかりの犬夜叉とかごめは、最初こそいがみあっていました。しかし戦いをひとつひとつ乗り越え、2人でいる時間が長くなっていくうちに、いつの間にか相思相愛になりました。かごめの明るさや優しさに次第に惹かれていった犬夜叉は、かごめが関わると足が早くなるという一面を持っています。実は桔梗はストーリーの途中で亡くなってしまうのですが、かごめは救えなかったことをかなり後悔していて、犬夜叉との関係も危うくなったのですが、のちに犬夜叉のそばにずっといることを決意します。ストーリーが完結し、四魂の玉との戦いも終わった時、1度かごめは現代に戻りました。しかし3年が経過しても犬夜叉への思いを忘れることができず、最終的に犬夜叉と戦国時代で生きるという選択をし、結婚をします。
言霊「おすわり」
犬夜叉は、楓により言霊の念珠を首にかけられています。そしてかごめの「魂鎮めの言霊」の「おすわり」で地面に叩きつけられます。
「半妖の夜叉姫」には犬夜叉って登場するの?
ここでファンの中で話題になっているのが、今回の新作アニメ「半妖の夜叉姫」の方に犬夜叉は登場するのか?ということです。なんといっても本編の主役は犬夜叉ですし、犬夜叉とかごめの娘がヒロインとして登場しているのだから、「半妖の夜叉姫」にも登場してもおかしくはないのですが、ひとつ気になる点があります。それは犬夜叉とかごめの娘である「もろは」が、ずっと1人で過ごしてきていて、両親の記憶があまりないという点です。犬夜叉とかごめはどこにいるのか、アニメの途中で登場してくるのか、展開が見逃せません。
「犬夜叉」まとめ!
以上が、アニメ「半妖の夜叉姫」の「犬夜叉」についてのまとめでした。犬夜叉という存在、能力や強さについて、また気になるかごめとの関係についても紹介しましたがいかがだったでしょうか。「半妖の夜叉姫」に犬夜叉が登場するのか定かではありませんが、ファンの中では期待が高まっています。いつものメンバーがどのように大人になっているのか、今からとても楽しみですね。また、殺生丸についても見逃せません。