再アニメも大好評の【ブギーポップは笑わない】。オムニバス形式なのでまだ見てない方は、今から見ても楽しめますよ!今回は【ブギーポップは笑わない】シリーズの中でもかなりの謎とされる存在、「自動的存在」を独自の目線で徹底的に考察していきます!ネタバレを含みますので、まだの方は見てから読んでくださいね。
目次
【ブギーポップは笑わない】とは?
ラノベ
出典: ブギーポップは笑わない ©上遠野浩平/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/ブギーポップは笑わない製作委員会
2000年に一度アニメ化されている【ブギーポップは笑わない】。今回新キャスト、新ストーリーでのアニメ化です。作画やカメラワーク、セリフやキャラデザ、全てに気合いが感じられる今回の【ブギーポップは笑わない】は、是非見ていただきたいアニメの一つです!【ブギーポップは笑わない】はシリーズ化されているライトノベルです。実は1998年から連載されているんですよ。とっても人気のあるラノベなんです!興味湧いてきましたでしょ!?
基準
出典: ブギーポップは笑わない ©上遠野浩平/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/ブギーポップは笑わない製作委員会
アニメとは少し異なる絵ですが、こちらはラノベの表紙です。時代を感じますよね(笑)今では普通になりつつある、普通の生活の中の異常な世界という設定を始めたのが、【ブギーポップは笑わない】と言われています。なので「この作品はブギーポップは笑わない以前のやつだね」なんていう基準にもなっているんです。まさにラノベの流れと常識を作った作品なんです!
デビュー作
出典: ブギーポップは笑わない ©上遠野浩平/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/ブギーポップは笑わない製作委員会
作者は上遠野浩平(かどの こうへい)氏です。実は彼のデビュー作にして出世作でもあるんです!デビュー作が2019年で21周年になるんですから、まさに天才ですよね。そしてずっと人気があり、再アニメ化という快挙です。ここまで愛されている作品はなかなか珍しいんではないでしょうか。見る価値ありですよ。というか見るしかありません!
【ブギーポップは笑わない】自動的存在とは?
自動的に
出典: ブギーポップは笑わない ©上遠野浩平/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/ブギーポップは笑わない製作委員会
今回考察する「自動的存在」とは、世界の敵を察知すると自動的に不気味な泡のように浮き上がってくる存在、となっています。イマイチ分かりにくいかと思います。大抵ネットのどこでもこの説明をみかけるんですが、これで分かる人はきっとラノベを読んでるか、アニメを見ていますね(笑)ではもっと深く掘り下げていきます。
器
出典: ブギーポップは笑わない ©上遠野浩平/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/ブギーポップは笑わない製作委員会
主人公であるブギーポップはまさに自動的存在です。世界の敵を察知し、宮下藤花(みやした とうか)の中から自動的に表れるのです。宮下藤花とブギーポップは同一人物ですが、中身は全くの別人です。そしてブギーポップになっている時の記憶は全く覚えていないんです。第三者からするとまさに「二重人格者」のように見えるんです。因みにブギーポップは男性なんです。一人称は「僕」ですし、ブギーポップになると少し声が低くなるんです。
3人
出典: ブギーポップは笑わない ©上遠野浩平/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/ブギーポップは笑わない製作委員会
ラノベで今現在確認されている「自動的存在」は3人います。ブギーポップ、歪曲王(わいきょくおう)、プーム・プームという人物です。ブギーポップとプーム・プームは共通目的として「世界の敵の敵」、つまりは世界の味方になりえる存在なんです。しかしそんな行動も世間には知られておらず、ブギーポップに関しては「その人が一番美しい時に、それ以上醜くならないように殺してくれる」死神のような存在になっています。そんな噂であり都市伝説のような空想の存在と認識している人も多いようです。
【ブギーポップは笑わない】何故宮下藤花?
出会い
出典: ブギーポップは笑わない ©上遠野浩平/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/ブギーポップは笑わない製作委員会
中学の時に、宮下藤花は瀕死の重傷を負っていました。その際に宮下藤花とブギーポップが出会ったとされています。果たしてたまたま宮下藤花なのか、意図的なのかは分かりませんが必然的な出会いを感じます。
【ブギーポップは笑わない】世界の敵の敵
味方?
出典: ブギーポップは笑わない ©上遠野浩平/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/ブギーポップは笑わない製作委員会
説明ではよく世界の敵の敵と紹介されています。しかし必ずしも味方といわれることはないようです。世界の敵とは、「世界の可能性を閉ざしてしまう存在」のことをいいます。つまりは、世界の進化や進歩の妨げになったり、反逆的な存在をいうのです。その敵とされるのがブギーポップなんです!死神なんかと言われていますが、見方によればヒーローのような存在です。殺し方は残虐ですが(笑)
世界の危機
出典: ブギーポップは笑わない ©上遠野浩平/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/ブギーポップは笑わない製作委員会
世界の危機を感じた時に不気味な泡のように浮き上がってくるような存在と言いましたが、実はそうでもないんです(笑)危機でもないときによく登場したりもするので、ブギーポップからは自由に存在することが可能なのではないでしょうか。宮下藤花からは無理なようですが。ほぼブギーポップが主として体を使っていると考えてもいいですね。
【ブギーポップは笑わない】調査する?
話す
出典: ブギーポップは笑わない ©上遠野浩平/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/ブギーポップは笑わない製作委員会
自身の判断で世界の敵かどうかを判断しますが、たまに世界の敵になるであろう本人と話すこともあります。その内容次第で敵かどうか、殺すかどうかを判断するんです。やはりジャッジ者にはこういう冷静なところも必要ですね。ブギーポップがいつ頃からの存在か気になるところですが、きっと長く存在し経験も肥えての判断なんでしょう。こう見るとかっこいいですよね。
進化
出典: ブギーポップは笑わない ©上遠野浩平/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/ブギーポップは笑わない製作委員会
初めはブギーポップも勿論超越した力を持っていましたが、とどめを刺すのは人にやらせたりとそこまでの最強説はありませんでした。しかし、回を増すごとに(シリーズが進むにつれて)その能力も膨らみつつあります。推測ですが、ブギーポップも世界の敵を倒すことで進化しているのかもしれません。となるとさらに強くなっていきますね!
【ブギーポップは笑わない】これからの存在理由
出典: ブギーポップは笑わない ©上遠野浩平/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/ブギーポップは笑わない製作委員会
いかがでしたでしょうか。【ブギーポップは笑わない】自動的存在を徹底考察!をご紹介しました。ブギーポップを中心にご紹介しましたが、やはりその存在は異世界的で幻想的で不思議ですよね。しかし決して悪というわけではないのです。表情も変わることが無く一定して冷静なので冷たく感じますが。神秘的で神のような存在ともいえるのではないでしょうか。今後の【ブギーポップは笑わない】でも活躍するので注目していきましょう!