オレンジ君こと、ジェレミア卿をご存知ですか?
彼は、序盤に出てくるだけのモブかな~と思いきや。
後半でもかなり存在感出してくる、重要人物でした。
今回は、そんなオレンジ君をフィーチャーしていきたいと思います。
オレンジ君こと、ジェレミア・ゴットバルトとはどんな人物なの?
彼は、ブリタニアの名門であるゴットバルト家出身の辺境伯の爵位を持つ軍人です。
実はロイド博士よりも偉いんですね。
指揮官でありながら、自らKMFに乗って出陣するという好戦的な面も。
皇族へ高い忠誠心を持ち、ルルーシュの母であるマリアンヌのこともかなり敬愛していたようです。
しかし、マリアンヌの護衛をしていながら、彼女を守りきれなかったという過去を持ち、その後悔の念から、
皇族を守りぬく!という強い決意を持っています。
オレンジオレンジとネタにされがちですが、結構地位も高く、強い信念を持った真面目な人物なのです。
なぜ「オレンジ」と呼ばれることになったのか
「オレンジ」として名高い彼ですが、では何故オレンジ君と呼ばれるようになったのか。
それは、コードギアス1期の第4話に、クロヴィス殺害容疑で連行されたスザクを、
ゼロであるルルーシュが救出するためのハッタリから始まりました。
ゼロはスザクの開放を要求しますが、ジェレミアはその要求を跳ね返します。
その時にゼロは、「いいのか?公表するぞ、オレンジを!」と言ったんです。
しかし、オレンジなんてゼロが作ったただのなんの意味もないハッタリなので、
周囲の人々はもちろん、ジェレミア卿自身もなんのことだかサッパリ。
しかし、そのあと、「全力で見逃せ」というギアスをかけられて、ゼロたちをまさに全力で見逃してしまい、
オレンジという疑惑はさらに深まり、「オレンジ」とは、ジェレミア卿の汚職を表す言葉だと、
周囲の人々に認識されてしまうことになったのです。
その結果、ジェレミア卿ことオレンジ君は、軍では降格。パイロットも降格。事あるごとに
「オレンジ」と嘲笑されることとなり、ゼロのことを激しく恨むこととなりました。
オレンジ君の名言(迷言?)
視聴者だけでなく、登場人物からもオレンジとバカにされる彼ですが、
そこには彼のすっとんきょうなセリフが原因でもあるんです。
どんなセリフがあるのか少し紹介したいと思います!
「全力をあげて、やつらを見逃すんだ!」
ゼロにかけられた「全力で見逃せ」というギアスの忠実に従った言葉です。
全力で見逃した結果、無残にも地位を奪われる結果に。
かわいそうなオレンジ君・・・。
「オレンジじゃないんです・・・ゼロォー!」
ナリタ攻防戦にてカレンとの戦いに敗北。身も心もズタボロのジェレミア卿。
通りがかりのトラックにこのセリフをつぶやき、倒れ込んでしまいます。
ゼロが適当に言った「オレンジ」という言葉が、こんなにもジェレミア卿を苦しめるんですね。
お気の毒に・・。
「オハヨウゴザイマシタ」
瀕死のジェレミア卿は、研究の一環として、将軍場トレーに拾われ、生態改造を行われてしまいました。
そこで覚醒したジェレミアは、まだ未調整であるにもかかわらず、ゼロへの恨みから動き出しますが、
支離滅裂な言動になってしまいます。
改造されて、ロボットみたいになって思考回路?みたいなのもおかしくなってますね。
この変な喋り方が、ネタにされる大きな要因になったんですけどね。
しかも、せっかく動き出したにもかかわらず、すぐに海の底へ沈められてしまいます。
なんという扱い。
この他にもわけわかんない言葉をたーくさん喋ります。それが出るたびにネタになりますよね~。
面白いから是非オレンジ君のセリフに注目して見てみてくださいね!
オレンジ君のまとめ
ジェレミア卿(オレンジ君)のことが少し分かっていただけましたか?
彼は、最終的には、ゼロがルルーシュであり、ルルーシュが最も敬愛するマリアンヌの息子であることを知り、
ゼロの臣下に下ります。
オレンジと罵られ、一番恨んできた者に忠誠を誓うことになるとは・・・。皮肉ですよね。
でもそれで、彼は満足なんですね。
そして、ルルーシュがいなくなってからは、オレンジ農園を経営するんですよ。
ただのハッタリだった「オレンジ」、最終的に彼にとってすべてを超越した言葉となったのでした。そんな皆から愛され続けているオレンジ君をこれからも応援していきましょう!