コードギアスの第二期であるR2から突然登場し、ルルーシュの弟ロロ・ランペルージ。彼は一体どんな人物なの?いきなり登場したけど本当にルルーシュの弟なの?そんなロロ・ランペルージの秘密に迫っていきたいと思います。
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ロロ・ランペルージとはどんな人物?
R2から登場し、自らをロロ・ランペルージと名乗るルルーシュの「偽りの」弟のこと。何故偽りなのかというと、実はロロはギアス嚮団から機密情報局に派遣されたブリタニアの工作員であり、暗殺者なんです。内向的でナイーブのように見えますが、必要とあれば敵味方関係なく殺してしまうという冷徹な面も。そのため機密情報局の仲間からは嫌われていたようですね。
ロロ・ランペルージはなんでルルーシュの弟に?
ブラックリベリオンの後、シャルル皇帝によって記憶を書き換えられたルルーシュの監視をするために弟役を演じることを命じられました。ナナリーの代わりの存在として置かれていたので、記憶をなくしている間、ルルーシュはナナリーのこともすっかり忘れて自分にはロロしかいないと思っています。もしルルーシュが記憶を取り戻すことになれば、ルルーシュを抹殺するように命じられていたようです。
ロロ・ランペルージのギアスはどんな能力?
ロロは、幼少期にV.Vに拾われたことによりギアスを発現するようになりました。ロロのギアスの能力は、一定範囲内にいる相手の体感時間を停止させるというもの。その効果の範囲も広く、学園全体をカバーできる程なんです。しかし、時間を止めている間は自分の時間も止まってしまうので意識はあるのに心肺停止してしまうという副作用があります。連発すると自分の命も危ういというリスクを伴う能力なんですね。
ロロ・ランペルージのルルーシュへの情
ルルーシュの監視や抹殺を命じられて弟役を演じていたロロですが、ロロは元々孤児であり、親や家族の愛情を知らずに育ってきたという過去があります。偽りの兄弟でありながらも、自分を人間として認めてくれ、無償の愛を注いでくれるルルーシュに情が移ってしまい、ルルーシュのためなら、どんな危険をも厭わないというほど、ルルーシュのことを大切に思うようになったんです。しかし、ルルーシュへの気持ちが強すぎるあまり、ルルーシュによって特別な存在であるナナリーなシャーリーを憎く思い、シャーリーは結果ロロによって殺害されてしまうことに。
ルルーシュの目論見に翻弄されるロロ・ランペルージ
記憶を取り戻したルルーシュは、愛しのナナリーの立ち位置に勝手に居座っていたロロに憎しみを抱きます。そしてルルーシュは、自分に対して情が移ったロロの気持ちを利用し、使い倒してボロ雑巾のように捨ててやる!と思いながら、偽りの兄弟を演じ続けるのです。その篭絡にまんまとハマり、ロロはルルーシュのために尽くします。
ロロ・ランペルージの最期
ルルーシュは第二次トウキョウ決戦でナナリーが死んだと思い激昂します。それを慰めようとしたロロに対し利用しただけだと告白され絶望に至ります。しかし、それでもルルーシュへの思いは変わらず、ルルーシュを守るために死をも恐れずギアスを連発。その反動で命を落とすことになります。しかし、大切な兄であるルルーシュを守り抜いたことで、ロロは「弟」として認められ、兄に看取られながら笑顔で息を引き取るのです。ロロは最期まで、ルルーシュのことを大切に思っていたんですね。
ロロ・ランペルージのまとめ
最初は、ルルーシュの監視や抹殺のために派遣された、ただの工作員という立場だったのに、ロロの生い立ちもあり、大切に思ってくれるルルーシュに情が移ってしまったロロ。ナナリーに対する愛情をそのまま受けていたんだから、その愛の大きさといったら計り知れないものがありますよね。ロロがルルーシュを慕うのも無理はありません。最初は捨て駒として扱われていたロロですが、それでもルルーシュに対しての思いを貫き通し、最期にはきちんと「弟」として認めてもらえたことでロロは救われたんじゃないかな、と思います!健気なロロの姿に注目してくださいね。