2015年からWeb漫画サイト『クラゲバンチ』にて連載されている漫画作品『山と食欲と私』。“山ガール”といわれることを嫌う自称単独登山家の主人公・日々野鮎美の登山と山頂で食べる食事を描いた作品で、読むと山に登りたくなり、お腹もすくというアウトドア・グルメ作品です。公式レシピ本が発売されるほどの本格的な料理が描かれており、さらに作者自身の趣味が登山ということもあり、実体験を活かした登山の描写が話題となっています。今回は『山と食欲と私』の主人公・日々野鮎美の会社の先輩である小松原鯉子の魅力について紹介していきたいと思います。
目次
①鮎美と同じ会社に務める先輩
出典: 山と食欲と私 ©SHINCHOSHA
小松原鯉子は、『山と食欲と私』の主人公である日々野鮎美と同じ会社に勤める先輩です。京都出身で、おっとりとした喋り方が特徴です。また、見た目もどこかおっとりとしたような印象を受けます。髪型はボブ。
②登山に興味アリ!
出典: 山と食欲と私 ©SHINCHOSHA
同じ会社の後輩である、日々野鮎美が登山が趣味と知った小松原鯉子は、鮎美にいろいろと聞きながら登山を勉強中。登山雑誌も買って読むほど興味があるようす。しかしまだまだ登山についての知識は疎いようで、登山とは山でキノコを採ったり、猪や鹿の狩りをすることなのだと勘違いする場面も。1度鮎美と共に登山した後には、鮎美と一緒に空き時間に筋トレをしたりと、すっかり山に魅せられたようです。
③人見知りな鮎美にも理解を示す懐の深さ
出典: 山と食欲と私 ©SHINCHOSHA
『山と食欲と私』の主人公であり、会社の後輩の日々野鮎美が登山が好きと知った小松原鯉子は、登山について鮎美に尋ねに行くも、鮎美は人見知りを発揮して走り去ってしまいます。しかし鯉子は「初心者とはいえ、金魚のフンみたいになったらアカンよな・・・鮎美ちゃん、会社でいつも1人やし、1人で行動するのが好きな子なんやろな・・・」と理解を示すようすも。さらにその後、鮎美がコピー取りなどの空き時間に筋トレをしている姿を見て、人を拒絶してまで頑張るその姿勢に評価が上がったとのこと。
④趣味は御朱印集め!
出典: 山と食欲と私 ©SHINCHOSHA
とあるハイキングコースへ向かおうとしていた主人公・日々野鮎美が、コースの入り口である建長寺を訪れたとき、そこには小松原鯉子の姿が。鯉子は1年前に当時6年間付き合っていた彼氏と別れ、土日は寂しくて落ち着かないという日々を過ごしていたとき、親戚の人に勧められて御朱印集めを始めたとのこと。そして集め始めたらすっかりハマり、今でも続けているとのことでした。
⑤押しが強いけど親しみやすい
出典: 山と食欲と私 ©SHINCHOSHA
登山に興味を持った小松原鯉子は、登山が趣味であるという日々野鮎美に真っ先に声をかけに行くようすから、人と関わることがあまり億劫でないようです。さらに後に鮎美と登山した後のとある週末には、アウトドアショップに誘うようすも。鮎美は仕事以外で絡み過ぎと思ってしまうほど、親しみやすさを発揮しているところが魅力の1つといえるでしょう。
⑥古風な一面も
主人公・日々野鮎美や小松原鯉子が務める会社の課長が電撃退職したときのこと。鯉子は主任に昇進することになります。しかし鯉子は、20代のうちに結婚して仕事を辞め、主婦となって子育てや家事、ガーデニングを楽しむような生活を送りたかったとのこと。「社会で活躍したい女子ちゃうねん!」と声を張り上げる姿も。しかしその後には、お給料も上がるということで、ここまできたらやってやろうと意気込んでいました。イマドキ女子のようにキャリアアップを目指すというよりは、古風な考え方を持っていますが、いざやるとなったら挑戦できるような柔軟な考え方も持ち合わせているようです。
⑦責任感のある頼れる先輩
出典: 山と食欲と私 ©SHINCHOSHA
主人公の日々野鮎美や小松原鯉子が勤める会社の課長が電撃退職をした後のこと。主任を任された鯉子は、最初はやる気がなかったものの、気持ちを切り替えてなんだってやってやろうと意気込んでいるようす。その後、新人としてやってきた瀧サヨリですが、仕事はこなすもコミュニケーションがうまくとれないことで鯉子が悩んでいました。そんな中で思いついたのが、登山レクリエーション。高尾山へと瀧を誘うのでした。任されたことは責任持ってこなす、そんな魅力を持っています。
⑧行動力がある
出典: 山と食欲と私 ©SHINCHOSHA
登山への興味を持った小松原鯉子は日々野鮎美へ登山について聞きにきたり、初めての登山が終わった後のとある週末にはアウトドアショップへ行かないかと鮎美を誘ったりと、フットワークが軽く、行動力があるようです。会社の後輩である瀧サヨリが山で男性と出会って籍を入れたと聞いたときには、すぐに山コン(登山やハイキングを通して男女が出会い交流する合コンなどのこと)に参加を申し込む場面も。
⑨努力は人一倍?
出典: 山と食欲と私 ©SHINCHOSHA
会社の後輩である瀧サヨリが籍を入れた後のこと。小松原鯉子も結婚を焦り、主人公の日々野鮎美と共に山コンパ(登山やハイキングを通して男女が出会い交流する合コンなどのこと)へ参加することを決意。山コンパでは、スタートから男性との会話に励む鯉子ですが、隠れて何かを一生懸命メモしているようす。そのメモには1人1人と何を話したかをメモしているのでした。さらには推定年収なども記しているようす。努力は人一倍しているといえるところも魅力の1つです。
⑩寂しがり屋なところも
出典: 山と食欲と私 ©SHINCHOSHA
後輩の瀧サヨリが籍を入れた後には積極的に山コン(登山やハイキングを通して男女が出会い交流する合コンなどのこと)に参加したり、アウトドアショップへ行くときには日々野鮎美を誘ったりと、どこか人を求めがちな小松原鯉子。山コンでカップルが成立しなかった後のとある金曜日には、鮎美を飲みに誘うも断られてしまいます。そのときには「鮎美ちゃん、私を一人にせんといて・・・一人にせんといてや・・・」と寂しそうに言う場面も。
山と食欲と私・小松原鯉子の魅力まとめ!
出典: 山と食欲と私 ©SHINCHOSHA
いかがでしたでしょうか?今回はアウトドア・グルメ漫画『山と食欲と私』の主人公・日々野鮎美の会社の先輩である小松原鯉子の魅力について紹介しました。おっとりした話し方や見た目をしながらも、責任感や行動力もあり、そのギャップがまた魅力的といえるキャラクターです。人肌への恋しさは人一倍の鯉子に、素敵な相手が見つかると良いですね。最後までお読みいただき、ありがとうございました。