平穏な高校生活を送っていた女子高生たちに、突然訪れた悲劇……それは、まさかのゾンビ襲来でした。ゾンビと聞くとB級ホラーを想像しがちですが、「がっこうぐらし」ではリアルに追い詰められていく少女たちの絶望が描かれていました。今回は、ゾンビと対峙しなければいけない過酷な状況の中でも、生き残ることができた「がっこうぐらし」の学園生活部の行動をもとに、生き残り術をまとめてみました。
使いやすい武器を探す
ゾンビを戦うことを考えたとき、真っ先に銃やナイフが思い浮かびますが、使い慣れていない物よりも、手に馴染んだ物で戦った方が安全、安心です。そこでまずは、ゾンビと戦うため、自分の使いやすい武器を手に入れましょう!学校生活部で最も運動神経抜群で、戦士として活躍していたくるみは、園芸用のスコップでゾンビと戦っていました。軽く、頑丈で、リーチのあるスコップは、ゾンビと戦うための武器に最適と言えるでしょう。
食料を確保する
肉弾戦だけが戦いだとは限りません。街中にゾンビかあふれ返り、ひと処に留まらなければならない場合、そこで生きていくための食料が必要です。もともと園芸部だったりーさんは、野菜を育てることが得意で、その上限られた食料を使っての調理も柔軟に行なっていました。いざというときのため、食料を確保するための知識を蓄えることも大切です。
ゾンビを引きつけるアイテムを見つける
ゾンビは音や光に敏感で、そこに集まっていく習性があります。そこで、有効なのが防犯ブザーやサイリウムです。ショッピングモールで物品を物色する際、どうしても食料や衣服に目がいきがちですが、ゾンビを引きつけるアイテムも集めておきましょう。学園生活部のメンバーは、防犯ブザー、サイリウムを駆使して、ゾンビに囲まれていたみーくんを救っていました。
薬を手に入れる
もしも、ゾンビウイルスを軽減できる薬のある場所がわかったら、少々危険を冒してでも手に入れましょう!完全にゾンビ化してしまうと二度とは人間には戻れません。ただの動く屍と変わってしまってからでは、もう何もかも手遅れなのです。また、自分自身や仲間を助けるためだけでなく、他人と取引をする場合も薬は心強い武器となります。
現実逃避する
恐怖、不安、悲しみ……世界がゾンビに溢れると、そういったネガティブな感情ばかりが押し寄せてきます。精神の不安定さは、万病の元です。日常生活がままならなくなってしまう前に、ゆきのように現実逃避をするのもひとつの手かもしれません。ゾンビが学校に溢れ、唯一の心の支えであった教師のめぐねぇが亡くなってから、ゆきは精神が崩壊しましたが、崩壊することにより、暗く泣いてばかりだった少女は、明るく元気なムードメーカーへと変わります。目の前の辛い現実に目を瞑り、強くなることも、ゾンビと戦うためには大切なことです。
倒しても倒しても蘇り、増えていくゾンビだからこそ、普通の戦い方では対処できないこともあります。そんな中、懸命に考えて行動していた「がっこうぐらし」の学園生活部は、物語を通して、たくさんの生き残り術を私たちに示してくれていました。「がっこうぐらし」を観ていれば、いつゾンビが襲ってきても安心かも!?