『SHAMAN KING FLOWERS』は、2004年まで「週刊少年ジャンプ」で連載されていた人気作品『SHAMAN KING』の続編となる物語です。来年の1月にはアニメ版が放送される予定であり、今から注目作として話題になっています。この作品はバトル物ということもあり、専門用語が数多く登場します。その中でも特に知っておきたいのが、物語の核になるキーワードとも言える「フラワーオブメイズ」です。今回は、フラワーオブメイズとは一体何なのか解説したいと思います!原作を読んでいる人はおさらいとして、まだ読んでいない人は予習として読んでみて下さい!
ストーリーについて
ふんばりが丘に住む中学生、麻倉花は麻倉葉と麻倉アンナ(旧姓:恐山)の息子であり、シャーマンのサラブレット的存在です。シャーマンの名門麻倉家の次期当主として期待されていましたが、その才能を活かす場が無く、花にとってはとても退屈で、悶々とした日々でした。そんな中、彼の前に2人の刺客が現れます。過去に歴史の闇に消えたとされる、もう一つの麻倉家「裏・麻倉家」の末裔である2人との出会いをきっかけに、新たな戦い「フラワーオブメイズ」が始まります。麻倉花を主人公とした、新たな物語が始まります。
フラワーオブメイズとは何か?
今作において重要なキーワードが「フラワーオブメイズ」(略称:FOM)です。「神々の代理戦争」とも呼ばれています。シャーマンキング8人衆「G8」同士の会議「G8サミット」においてキング同士の話し合いがまとまらなかった場合、ルールを設定して戦闘による対決が行われることになります。その戦闘が「フラワーオブメイズ」です。実は、シャーマンキングという存在は所詮はただの人間であるということが判明し、シャーマンキングより上位の存在が行動を支配していることも今作で明らかになりました。過去にFOMが開催されたかは不明ですが、少なくとも前作では開催されていませんでした。しかし、麻倉家の始祖であるハオがキングになった時点で開催が決まっていたようで、水面下ではFOMのための準備が各地で行われていた可能性があります。
戦いの内容について
前作での戦いと違ってFOMは「シャーマンキング同士の戦い」です。そのため、シャーマンファイトに参加したことが無かった陣営や、世界の黒幕、更にはその黒幕の黒幕と言える存在まで登場します。また、様々な神話の神や天使なども登場します。規模は前作のシャーマンファイトとは比にならないレベルで、前作では最強レベルだった精霊「スピリット・オブ・ファイア」でさえ、今作では大したことが無いとう感じになっています。FOMのためにわざわざ転生してくるシャーマンもおり、小さい子どもが参加チームに含まれていることも珍しくありません。
フラワーオブメイズの背景
フラワーオブメイズはあくまでも「地球の」神々が「地球の」運営方針を決めることを目的としたイベントなので、他の星々に住んでいる神々や精霊などは参加することが出来ません。また、参加者はやむを得ない事情によって仕方なく参加した者が多く、前作で味方だったキャラクターが敵になっていたり、主人公の心情を理解できる敵がいることも、そういった事情が反映されています。そういった参加者のモチベーションを上げるために「きせきのごほうび」という物が用意されており、優勝チームのメンバーは一つ好きな願いを叶えてもらうことが出来ます。
フラワーオブメイズについての解説まとめ
フラワーオブメイズに関してはまだまだ謎が多いですが、今作の一貫したテーマとも言えるキーワードなので、知っておけば物語をより深く楽しめると思います!アニメ版の放送までまだ時間があるので、原作を読んだことが無いという人は、是非チェックしてみてはいかがでしょうか!?それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。