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シャングリラ・フロンティア ~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~

【シャングリラ・フロンティア ~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~】作品を楽しむにはクソゲーを知った方がいい!歴史に残る伝説にクソゲーたちを紹介!

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デスクリムゾン

シャングリラ・フロンティア ~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~は小説家になろう原作の作品が、ライトノベルでの書籍化を経ずに週刊少年マガジンでコミカライズが連載されているというかなり珍しい経歴の作品で、2023年10月からのアニメ化が決定しています。主人公は理不尽難易度やバグだらけのクソゲーをこよなく愛するクソゲーハンターで、そんな主人公が文句なしの神ゲーで大暴れするという内容です。ただ、作中のクソゲーにはクソゲーの歴史を踏襲したような作品もあり、クソゲーを知っておくとより楽しめると思います。なので今回は、現実で歴史に残っている最高のクソゲー達を紹介していきたいと思います!

クソゲーその① デスクリムゾン

デスクリムゾン

1996年8月9日にエコールソフトウェアから発売されたガンシューティングゲーム。機種はセガサターンでガンコンを使ってのプレイも可能な作品ですが、劣悪すぎる操作性からくる難易度の高さやグラフィックの粗さ、見てるだけで面白いツッコミどころ満載のオープニングや充実したオプションなど全方位で隙のないあまりにも酷過ぎる内容から伝説のクソゲーとして扱われている『クソゲー界の征夷大将軍』。あまりにもクソゲーすぎることからカルト的な人気があり、続編の制作や、コラボ商品、果てはポプテピピックにて精巧なパロディが作られるなど、歴史の残る神クソゲーです。

クソゲーその② 四八(仮)

四八(仮)

2007年11月22日にバンプレストから発売されたホラーアドベンチャーゲーム。機種はPS2。47都道府県にまつわる都市伝説を題材にしたアドベンチャーでこの時代のアドベンチャーゲームなら当然実装されているべき、オートモードやバックログなどの機能はなく、肝心のシナリオも都市伝説すらなく、シナリオも非常に短くホラーにすら発展しないシナリオもちらほら。酷いものでは写真一枚でシナリオが終わるエピソードがあります。さらに発生したが最後、画面に白い枠が出て消えなくなるバグや頻発するフリーズなど、あらゆる点で酷過ぎた10年に一度のクソゲーです。このゲームの登場から年一のクソゲーを決めるKOTYは大きく基準を改めさせられることとなり、この出来事は俗に四八ショックと呼ばれています。

クソゲーその③ ファイナルソード

ファイナルソード

2020年7月2日にHUPGamesから発売されたオープンワールドアクションRPG。機種はNintendo Switchのダウンロード専用ソフト。市販のアセットを組み合わせたアセット・フリップのゲームで、グラフィックもこの時代とは思えないほどの低品質。劣悪なゲームバランスにどう見ても当たっているのに当たっていないクソ判定(通称:ファイナル判定)、理不尽なボス戦などの要素を持つ正統派のクソゲーとして話題となった作品です。しかし、クソゲーではあるものの遊べないほどではなく、翻訳の粗さからくる奇妙な会話(通称:ファイナル語録)など笑えるクソゲーとしても評価され、皆に愛されるクソゲーとなりました。『エンタで陣内がやるゲーム』とも呼ばれ、実際に同氏がyoutubeでプレイしています。

クソゲーその④ 里見の謎

里見の謎

1996年12月6日にサンテックジャパンから発売されたオススメRPG。機種はプレイステーション。主人公がヘンなツボを拾って頭がヘンになってしまい、そのツボを見た母親が「・・・・このつぼは!」と言って取り乱し、翌日行方をくらまして最後まで帰ってこないという冒頭だけでもお腹いっぱいな電波的なシナリオで有名なゲームです。グラフィックやキャラデザで不安な気持ちにさせ、肝心のシステム面もとっつきづらく分かりにくい内容となっています。発売の際にはメーカーが勝手にオススメシールというシールを張って販売していたことがあり、オススメシール付の里見の謎はプレミアがついています。

クソゲーその⑤ 仮面ライダー サモンライド

サモンライド

2014年12月4日にバンダイナムコゲームズから発売されたアクションゲーム。言わずと知れた仮面ライダーのアクションゲームで、ライドゲートと呼ばれる専用のデバイスからフィギュアやチップを読み込んでライダーを呼び出す新時代のライダーゲーでしたが、肝心のフィギュアは最初からついてくる特定のフィギュア以外は別売りでした。しかも、別売りのフィギュアがなければ進入禁止のエリアがあるうえ、フィギュア=残機という扱いなため壮絶なまでの課金仕様のゲーム。理不尽なまでに難易度が高く、課金しなければ大きく難易度が跳ね上がる鬼畜仕様。フルプライスのソフトなのに極悪課金仕様という新しい形を確立し、クソゲー界に新風を吹き込んだ作品です。

クソゲーその⑥ ジーコサッカー

ジーコサッカー

1994年にエレクトロニック・アーツ・ビクターから発売されたサッカーゲーム。機種はスーパーファミコン。元Jリーガーで、フットボーラーとして晩年である38歳から現鹿島アントラーズに入団し中心選手として活躍、日本代表の監督も務め、Jリーグの発展に大きく貢献した名手ジーコが監修していたらしいゲームです。選手を直接動かすのではなく、クロックタワーのようにカーソルで動かす仕様のせいで、極端に操作性が悪くクソゲーとしてワゴンセール行きとなってしまいました。投げ売りされていたせいで、カセットを安価で手に入れ中身を書き換えて別のゲームとして売られていた事で有名です。

クソゲーその⑦ Takedown:Red Sabre

takedown

2013年9月20日に505Gamesから発売されたFPS。機種はwindouws及びXbox360。リアルでハードコアなFPSを作るというコンセプトでクラウドファンディングで資金調達して完成した作品でしたが、出来上がったものは、救出した人質を殺してしまうほどアホすぎる味方AIに索敵・エイムがあまりにも高性能すぎて、どこでだれに撃たれたかも分からないほどヤバすぎる敵ととにかくプレイヤーに対して厳しすぎる理不尽難易度のFPSとなってしまった作品です。

クソゲーその⑧ 星をみるひと

星をみるひと

1987年10月27日にホット・ビィから発売されたRPG。機種はファミリーコンピュータ。激烈に高い難易度と不親切さからクリアするだけでやりこみとも言われた作品で最初の街は目視できず、最序盤の敵に最強の魔法を使ってくる敵が当然のようにエンカウントし、逃げるコマンドが存在しないため出会った瞬間全滅確定、武器を装備してしまうと色々あって詰む、コマンドをミスすると戻せない、攻略に必要な重要アイテムがノーヒント、マップの出入口が一致せずヘンな場所にワープするなど説明不足やバグのせいでクリアするだけで称賛された作品です。ただし世界観や設定は魅力を感じられる作品で、2020年にはSwitchで移植されています。

クソゲーその⑨ ちびまる子ちゃん おこづかい大作戦!

おこづかい大作戦

1990年12月7日にタカラから発売されたRPG。機種はゲームボーイ。国民的アニメ、ちびまる子ちゃんを題材としたゲームで、目的はまる子ちゃんが欲しいものを買うために町の人たちとミニゲームを繰り返してお金を集めていくというゲームです。実際やっていることは立派な賭博であることから『賭博黙示録マルコ』という俗称があります。一応戦略性はあるものの、やっていることはほぼ運のミニゲームを延々とやらされ続けるうえ、所持金没収や貯金半減などの嫌がらせが頻発することからクリアするまでには相当な精神力を要求されます。また、セーブ機能もないため実機でプレイする際には電池切れに気を配る必要もあります。

【シャングリラ・フロンティア ~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~】伝説のクソゲーまとめ

シャングリラ・フロンティア ~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~の主人公がクソゲーハンターということで伝説のクソゲーの数々をまとめてみました!本作はアニメ化するほどの作品であり、これらのクソゲーが生まれなければ、このアニメの存在もなかったということになります。クソゲーが巡り巡って名作を生み出したわけで、つまり全部はクソゲーが発売されたおかげとも言えます。作中に登場するゲームの中には似たクソ要素を持つゲームもあるので、意識してみると面白いかもしれません!

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