2022年10月から放送される「悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました」ですが主要キャラクターの3人は既に別の記事でご紹介しました。しかし主要キャラクター達の周りには個性的なキャラクターが多数登場します。アイリーンの仕事を支える優秀な仲間達、魔王クロードに使える魔物や従者、皇太子セドリックとヒロインなどなど。本記事では放送前にこれらのキャラクターをご紹介したいと思います。
主人公アイリーンを助ける優秀な仲間たち!
主人公アイリーンの周りには彼女を慕う仲間達がいます、アイリーンが婚約破棄された後も彼女についてきてくれ彼女の為に働いてくれています。それはアイリーンの地位や名声ではなく彼女の人としての魅力に惚れ込んでいるからだと思います。
1.ジャスパー・パリエ
小さな新聞社の社長。アイリーンが婚約中にセドリックの名を騙った汚職事件があった時にその調査を通じて知り合い、共同戦線を張って捜査したのがきっかけで縁ができた人物。
ジャスパーはどんな人物?
アイリーン曰く、つかみどころのない男だけれども公平な視点、裏付けが無いかぎりいい加減な事はいわず口も堅い信用に足る人物。魔王クロードとその従者への補助金が横領されている事をアイリーンから極秘に調査するように依頼される。そもそもジャスパーは乙女ゲームには登場しないキャラクター。
2.アイザック・ロンバール
学園での元クラスメイト、ロンバール伯爵家の三男。前は商家だったが爵位を購入した成り上がり貴族。学園の課題でたまたまペアになったのがきっかけで縁ができ、要領の良さと頭の回転の速さが群を抜いていた彼に興味を持ち仲良くなる。頭脳戦を得意としていてアイリーンの信頼が厚い。
アイザックのアイリーンへの想い
非常に現実的でアイリーンが婚約中には「セドリック皇子はお前が思っているような男じゃない」と忠告していた、婚約破棄後は自らセドリックの元を離れてアイリーンのところへ戻ってくる。アイリーンには「平民落ちしたら俺がもらってやろと思ってたのに」と彼女に対する気持ちを伝えている。乙女ゲーム内ではマークスの遠い親戚という設定の攻略対象でもないキャラクターだった。
3.ドニ
建築に関しては設計からデザインまでなんでもこなす天才少年、造形の方も得意としていて化粧品開発に必要な水蒸気蒸留器なども作ってしまう。アイリーンが婚約中に立ち上げようとしていた事業の手伝いをしていたが婚約破棄後セドリックにクビにされてしまう。アイリーンからクロードの希望に沿った魔王城の改修をまかされる、この改修はアイリーンが新しい雇用の創出を考えて始められた。好奇心旺盛で天真爛漫な16才。
4.リュック
薬師であり商品開発の担当、彼もアイリーンの事業で薬の開発と販売を手伝っていたがセドリックにクビにされ処方箋も取られてしまった。アイリーンの新事業、貴族相手の化粧品開発と販売でも力を発揮する。人当たりは良いが実はかなり腹黒い。
5.クォーツ
寡黙で優しい植物学者、リュックと一緒にセドリック達と共にクビされている。その際にアイリーンの為に丹精込めて作った植物を全部セドリックに持っていかれて落ち込んでいる、ただ魔王の森の植物には興味津々である。リュックと二人で薬局を営んでおり、値段も良心的で効き目も抜群と評判なお店との事。
6.ルドルフ・ローレン・ドートリシュ
エルメイア皇国の宰相でアイリーンの優しい(?)父親。エルメイア皇国随一の切れ者と知られる。ただし柔和な物腰と外見からは想像もつかない根っからのサディスト、他人の不幸を見るのが大好きという厄介な性癖の持ち主。それはアイリーンに「いつ婚約破棄されるか楽しみにしていた」と笑顔で語るほど。実は第16第皇帝ピエールやセドリックを見限り、クロードを次期皇帝にするよう周到に準備を進めている。
アイリーンが優秀なのは父親のおかげ?
ドSな父親に鍛えられたアイリーンは並大抵な中傷と挫折にはびくともしないメンタルを持ち、泣くよりも解決策を、落ち込むよりも戦う事を選ぶ行動力を培ったのでした。ただドSなだけでなくアイリーンには次期皇妃に相応しい教養を教えており、公爵家の事業運営にも携わらせていたのでアイリーンは政治経済に明るくなり、更に労働者階級からの信頼を得る事ができ結果的に彼女の周りに優秀な人材が揃う事になった。本当はアイリーンの事を認めており可愛い娘と思っているようである。
魔王クロードに使える従者と慕う魔物たち!
クロードはエルメイア皇国の元皇太子だったが皇位継承権を返上し「魔王の城」と呼ばれる皇国の一画で魔物らと共に生活している。魔王と恐れられているが非常に聡明で優しく、魔物も人間も諦めず平穏な日々を過ごせる事を願っている。
1.キース・エイスグリッド
由緒正しきエイスグリッド子爵家の次男でクロードの遊び相手兼従者として幼少期より教育されていた。5歳の頃池で溺れたところをクロードが魔力を使って助けてしまい、クロードはその事がきっかけで魔王と疑われる事となった。キースはそれを悔い生涯従者として忠誠を誓う。
クロードを支える有能な従者
クロードからの信頼が厚く魔王のお世話係、能力的にも非常に有能で情報収集能力もかなり高い。明るく社交的な性格でアイリーンにも最初から好意的に接している。クロードに対して面と向かって苦言も言え、彼に仕事を強制できる唯一の存在。ただ、ある問題を抱えており後々それが大きな波紋を呼んでしまう。
2.ベルゼビュート
クロードの側近で魔物としては魔力と戦闘力は相当高い、粗暴で口は悪いが根は素直であり何事よりもクロードを優先する。人間を毛嫌いしていたがアイリーンと接するうちに少しづつ変わり始め、アイリーンの仲間達とも接するうちに成長していくようになる。特にアイリーンの事は信頼する様になっていき、夜会の際クロードの従者として隣に立てるように人間のマナーや言葉などを彼女に教えて欲しいと願いでるようになります。
3.アーモンド
門番のカラスの魔物、言葉を話す事ができ監視や情報収集なども出来るほど優秀。実は文字を覚える速さはベルゼビュートより早い。アイリーンにはお菓子につられて色々仕事をさせられている。アイリーンと最初に会った時しびれ薬入りのアーモンドクッキーを食べさせられてからアイリーンからアーモンドと呼ばれるようになった。
皇太子セドリックを魅了するヒロイン
エルメイア皇国第二皇子で現皇太子セドリックはクロードとは腹違いの弟になる。アイリーンに自分から告白したがアイリーンがどんどん優秀になって強い女性になると逆に疎むようになる。昔から優秀なクロードへのコンプレックスがあり優しい言葉をかけてくれたヒロインを愛する様になりアイリーンと婚約破棄しヒロインと婚約しようとする。アイリーンがクロードと親しくなるにつれ嫉妬し、アイリーンに対して歪んだ感情を持つようになる。
1.リリア・レインワーズ
レインワーズ男爵令嬢で、乙女ゲーム「聖と魔と乙女のレガリア」のヒロイン。魔物を倒せる聖剣を持つ「聖剣の乙女」。基本良い人だが自分の言動や行動がどんな結果になるかは考慮しない。アイリーンからセドリックを奪った時も一応謝罪はするがその後の事は全く考えない、本質的に人の心を理解しようとする気持ちを持っていない。
実はリリアも転生者?
リリアも実は転生者で物語の途中のイベントで記憶が蘇る。アイリーンよりも乙女ゲーム「聖と魔と乙女のレガリア」をやり込んでおりイベントやフラグの裏設定なもど詳細に覚えており、自分がこの世界の主人公だからゲームの知識で自分の好きな未来にしようと考えるようになる。その結果人を傷つける事を気にしないようになり、自分が楽しむ事を優先するようになってしまう。
2.マークス・カウエル
エルメイア皇国騎士団の一員で、セドリックやアイリーンとは幼馴染。セドリックの腰巾着で既にリリアに攻略されている。正義感が強く不正には厳しい性格だが単純で匿名の証言をそのまま信じ込み、証拠も無いままアイリーンが悪いと信じ込む単細胞。乙女ゲーム「聖と魔と乙女のレガリア」では攻略対象の一人。
まとめです!
主要キャラ3人をとりまくキャラクター達をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。誰もこの物語にはかかせない登場人物(魔物)なのでアニメ化ではどのように描かれるか楽しみです。特にヒロインのリリア・レインワーズは主要キャラ同様に物語にとって重要人物で、悪役令嬢アイリーンVSヒロインリリアの転生者同士の駆け引きは目が離せません。それらを含め2022年10月のアニメ放送を楽しみにしていて下さい。最後までお読みくださりありがとうございました。