「悪ラス」の愛称で親しまれている「悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました」がアニメ化される事になりました。なろう系転生悪役令嬢が破滅フラグを回避するために奮闘する物語です、先にアニメ化された「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」のカタリナとは全く違った魅力のヒロインとストーリーが展開されます。今回はその物語を生みだした先生方をご紹介していきたいと思います。
「悪ラス」の原作者、長瀬さらさ先生について
原作者の長瀬さらさ先生は5月26日生まれで現在京都市在住。2013年「夢見る野菜の精霊歌~My Grandfathers'Clock~」で作家デビュー(刊行時「精霊歌士と夢見る野菜」に改題)、同時に第11回角川ビーンズ小説大賞奨励賞&読者賞受賞されました。「悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました」は2017年に刊行された作品で全9巻で完結しています。現在も複数執筆中ですが「やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中」はコミカライズもされている注目作品です。
異世界、ラブコメが得意?
「悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました」は小説家になろうで連載されていました、なろうには完結済の作品も含めて7作品執筆されていますが全て異世界・ラブコメ要素が入った作品で、最終的にはハッピーエンドで終わる作品が多いです。そのあたりに先生の好みが作品にあらわれているのかもしれませんね。ご本人いわく「考えているようで何も考えていないです」との事です。
キャラクター原案、紫真依先生について
紫真依先生は元々はコンシューマーゲーム会社に勤務しながら書籍のイラストのお仕事もしていましたが、2017年にフリーのイラストレーターとしてノベルズを中心に表紙イラストや挿絵、キャラクターデザイン等で活躍されています。「悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました」ではノベルズの表紙イラスト・挿絵を担当され、コミックではキャラクター原案を担当しています。
コミック作者、柚アンコ先生について
コミカライズを担当している柚アンコ先生、まだ作品数は2つと少ないですが絵柄もネームもしっかりしていると評判でこれからが楽しみの漫画家さんです。作品の一つがこの「悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました」で、キャラクターの魅力を上手く引き出してとても読みやすい作品になっています。もう一つも長瀬さらさ先生とタッグを組んだ「やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中」で現在連載中です。
コミック「悪ラス」の再開は!
『悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました』の第二部以降のコミカライズを柚先生に期待してらっしゃった方が大勢いらっしゃるとは思いますが、こう考えていただければ。
「少なくとも柚先生の身柄(スケジュール)は同じ原作者が預かった!!!」(笑)— 永瀬さらさ (@nagasesarasa) March 1, 2020
「悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました」のコミックは3巻で完結していますが内容的にはノベライズの1巻をコミック化しています、今回のアニメ化もコミックの範囲になると思われます、元々評判の良い作品でしたのでアニメ化によりコミックが再開されるかもしれません。ノベライズの方は全9巻までありますし、長瀬さらさ先生も上のようなツイートをされていますので是非コミック化をお願いしたいです。
まとめです
ちなみに『As Always』は柚先生の完全オリジナルストーリーです!本当に私は何も手を入れてないので、柚先生のキャラ描写力とコミカライズ能力の高さをご覧ください✨
次号からの連載分は私が書き下ろし原作ですが、柚先生の画力と構成力に頼りまくる暴挙をかましたのでそちらもお楽しみに?— 永瀬さらさ (@nagasesarasa) June 24, 2022
「悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました」を作られてきた3人の先生方をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。アニメの公式サイトでは原作:長瀬さらさ、原作イラスト:紫真依と紹介されており柚アンコ先生は載っていません。しかしコミックの人気がアニメ化にも少なからず貢献しているのは間違いありません。長瀬先生のツイートを見ても分かるように柚先生への信頼は絶大なものがあります。それは「やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中」を柚先生にお願いしている事からもわかると思います。長瀬先生もコメントで放映を心待ちにされているとの事、皆さんも期待してアニメを待ちましょう。最後まで読んで頂きありがとうございました。