いよいよ2021年1月より放送が決定した「ホリミヤ」。2011年より連載が開始され9年越しのアニメ化決定という事でファンとっては文字通り「待ちに待ったアニメ化」だと思います。アニメ化までの連載期間が長い事もあり、アニメ化前の時点で原作は15巻まで刊行。その中には数多くの名シーンや名言、さらに記憶に残るおかしな発言までいろいろと登場しました。そこで今回は今までに登場した名シーンや名言をご紹介!さすがに15巻全てをアニメ化する事は無いので今回は8巻までの中から選りすぐりの名言や名シーンを紹介していきます!
目次
- コミックス1巻 第1話 初めて堀さんを照れさせた記念すべき一言
- コミックス1巻 第5話 由紀がデレッとした顔を見せるシーン
- コミックス1巻 第6話 宮村がお風呂に入れない衝撃の理由
- コミックス2巻 第9話 堀家での何気ない一コマ
- コミックス2巻 第10話 回想で堀さんが初めて宮村に話しかけた際の一言
- コミックス2巻 第11話 独占欲の強い堀さん
- コミックス3巻 第18話 進藤との出会いエピソード
- コミックス4巻 第21話 カッコイイ進藤
- コミックス4巻 第26話 娘の事をしっかり考えている京介
- コミックス5巻 第29話 宮村とほのかの奪い合い
- コミックス5巻 第30話 無言で助けを求めるほのかと無言で助ける宮村
- コミックス6巻 第41話 堀家トレイン
- コミックス8巻 第54話 溝内が堀さんと付き合えない理由と暴言シーン
- 「ホリミヤ」名シーンまとめ
コミックス1巻 第1話 初めて堀さんを照れさせた記念すべき一言
最初に紹介するのは初めて宮村が無自覚天然発言で堀さんを照れさせた一言。学校とプライベートで全く別の顔を持つ秘密を共有する仲間として、宮村が「この時間は俺だけのもの──と思うし」と目を見て伝えます。この一言に堀さんは顔を真っ赤にして初テレ+コップを持った手で殴りつけ初暴力!さらに宮村は学校での雰囲気と違い家庭的な堀さんを見て『こっちの堀さんの方がかわいいよ』と笑顔で伝えます。高校生の女子が同級生の男子に「かわいい」と言われれば照れるのは当然。堀さんもため息をつきながら恥ずかしそうにしていました。
コミックス1巻 第5話 由紀がデレッとした顔を見せるシーン
普段からつかみどころがないキャラクターで「つかみどころのない女」とも言われる由紀。表情豊かで話が進み透との関係が進展すると照れる表情は何度も見せてくれるのですが、第5話では由紀のデレッとしたちょっとだらしない表情が登場します。理由は普段の宮村の姿を見てちょっと好きになっていたから。由紀が堀さんの従兄弟と思って気付いていなかったため宮村はコノハと偽名を使って正体を隠していたのですが、由紀はしょっちゅう堀さんの家へ現れてはお菓子などを手渡していました。そして学校では「ぽわわん」という効果音と共にだらしない表情を見せ口を開けばコノハさんコノハさん。彼女がいるのかどうかなどを考えては「あーもーたまらん」と言いながら悶えていました。照れたり慌てたりする姿は今後も登場しますがこれだけデレデレしている由紀はなかなか見れないので由紀ファンは必見です。
コミックス1巻 第6話 宮村がお風呂に入れない衝撃の理由
修学旅行でのお風呂タイム。みんなは大浴場へと向かうのですが、刺青だらけの宮村は絶対に一緒に入る事は出来ません。なんとか断ろうとしていた宮村を見かねて透が出した助け船が「宮村生理だから……」。しばらくの静寂の後、そうなのかと尋ねられ宮村も困った顔をしながら「うん」と答えました。普通に考えれば100%あり得ない良いわけですが、宮村の女っぽい見た目のせいか何故かこの言い訳が通り宮村は部屋にあるお風呂を利用していました。
コミックス2巻 第9話 堀家での何気ない一コマ
なんて事のない堀家での日常。創太は最近始まったお気に入りのアニメソングを歌い宮村と堀さんは台所に立って夕飯の支度。そんな時電話が鳴り、料理で手が離せない堀さんは電話に出るよう宮村に頼みます。頼まれた宮村はそのまま電話に出るのですが、慣れた様子で「はいもしもし堀です」と電話で対応。もはや新婚生活状態のこの状況に堀さんは料理をしながら照れてプルプル震えていました。
コミックス2巻 第10話 回想で堀さんが初めて宮村に話しかけた際の一言
第10話ではまだ宮村が堀さんたちと仲良くなる前の回想シーンがあるのですが、そこで宮村は周りから暗いと囁かれていました。その声も実際には宮村の耳に入っていたのですが、それを聞いていた堀さんは授業でペアを組むため立ち上がり宮村の元へと向かいました。宮村の席の前まできた堀さんは「貴子達があんたの事暗いって言ってた」と告げます。それを聞いた宮村はうつむき加減で「そう……」とだけ返事をするのですが、堀さんは続けて「だから話しかけただけなのに、なんだ全然暗くないじゃない」と笑顔を見せ、2人で古典の課題をはじめました。この時はまだお互いの秘密を知りませんでしたが、宮村は堀さんを「変な人」と思いながらも少し意識しているようでした。
同じく10話から 宮村と透の友情シーン
この頃には宮村と透も結構仲が良くなっており普通に会話するような仲になっていたのですが、屋上で話をしている際透に「苗字に君付けで呼ぶのなんてお前くらい」と言われた宮村は勇気を出して「透」と一度だけ呼びます。照れながら「高校生になって同級生を名前で呼ぶのが初めて」と宮村が言うと、透は一言「お前……やっぱり変」と答えました。宮村にとって「変」という言葉は差別用語でありトラウマにもなっていたので思わず謝ろうとするのですが、それを遮るように透は「変だけど嫌いじゃねー!!」と続けます。そして最後にお前はちょっと不器用なだけと伝え「伊澄」と下の名前で呼んでその場を去ります。感動的なシーンでこの後2人は名前で呼び合う親友に……と思われましたが、翌日には今まで通り石川君と宮村に戻っていました。
コミックス2巻 第11話 独占欲の強い堀さん
創太の早起きにつられて朝早く学校へ来てしまった堀さん。その前に同じく早く来過ぎたレミが現れ堀さんの向かいに座ると突然宮村の話題を出し始めます。堀さんに宮村と付き合っていないのか尋ね、堀さんが付き合っていないと言うと「宮村くんもらっていい?」と言い出すレミ。一度は言葉を濁してハッキリしなかった堀さんでしたが、「宮村くんもーらった!」という言葉でスイッチオン!ダメとキッパリ言い放ち、その後何度も「あげない」と繰り返します。それに対し付き合ってないなら堀さんのものじゃないと反論するレミでしたが、堀さんは更に強い言葉で「宮村は私のだもん!!あげないから!絶対!!あげないから!!」と忠告しました。これはもはや実質プロポーズなのでは……結局これはレミの冗談だったのですが、本気で怒る堀さんにかなり焦っているようでした。
コミックス3巻 第18話 進藤との出会いエピソード
第18話は丸ごと全部が宮村の中学時代の物語。中学時代にいじめられていた宮村がどの様にして進藤と出会い、どうやって救われていったのかが描かれています。高校生になってからはチャラい雰囲気と宮村からひどい扱いを受けるかわいそうなキャラみたいになっている進藤ですが、この18話では超イケメン!その中でも特にかっこよかったシーンが谷原から宮村に関わるのはやめろと言われ断るシーン。谷原は自分が宮村に取られるのが悔しいだけと言い「大丈夫だよ。また遊んでやっから」と余裕しゃくしゃくで去っていきます。まさに人気者だからこそ言える自信満々のこの発言。手をひらひらと振りながら去っていく後ろ姿は最高にかっこいいシーンでした。高校時代からは考えられない程に……(笑)
コミックス4巻 第21話 カッコイイ進藤
高校になってからは留年して2週目の2年生を迎えていたり、宮村から理不尽な暴力を受ける事が多い進藤ですが、21話では宮村の方から悩みを聞かされ真面目に答えるシーンがあります。いまだに自分と堀さんでは釣り合わないとうじうじ考えている宮村に対し、この時ばかりはいつもと逆で宮村の頭に蹴りをいれる進藤。その後堀さんの気持ちを考えろと真面目に説教をし、最後には「逃げんな!」とエールを送ります。進藤の言葉を聞いて自分が逃げていた事に気付いた宮村は進藤にお礼を言うのですが、いつもの進藤呼びとは違いこの時だけは下の名前で「晃一、ありがとう」とお礼を言っていました。
コミックス4巻 第26話 娘の事をしっかり考えている京介
初登場時からふざけた行動や言動で京子の反感を買い雑な扱いを受け続ける京介。宮村に対しても基本的にふざけた態度で絡み気に入ってはいますが真面目な話はほとんどしません。ただし時より核心を突くような質問を突きつける事もあるキャラであり、この26話では宮村と布団を並べて寝ている時に冗談を交えながら「あの子のどこが良いの?」とさりげなく聞き出します。宮村はこの時「人を見た目で判断しない所です」と答えるのですが、それに対し京介は何も答えず少し笑みを浮かべそのまま就寝。家に2年近く帰ってきていなかったりもしましたが、なんだかんだで娘の京子の事を大切に想っている良い父親という感じがセリフ無しでも伝わるシーンでした。
コミックス5巻 第29話 宮村とほのかの奪い合い
ある日突然降ってわいたように現れた宮村のライバル沢田ほのか。学年は1個下で女子生徒でありながら堀さんの事が大好きで宮村と壮絶な奪い合いを繰り広げます。後ろからは宮村が抱き寄せ、前からはほのかが抱きつき……物理的にも堀さんを取り合う2人。宮村もかなり本気で「男だったら頭突きしている」とまで言い出し、ほのかは堀さんに宮村のどこが好きなのか聞いて「すぐに出てこない」という堀さんの言葉を聞いてニヤリと笑みを浮かべます。この笑みにカチンときた宮村は力いっぱい堀さんを抱き寄せ「俺のだ!!」と一喝。以前堀さんがレミに言った言葉と同じことを口にします。この後は堀さんの提案でほのかと宮村を家へ誘い鍋パーティーをする事になるのですが宮村はこの日から「沢田」と呼び捨てにするようになり、兄妹げんかのような事をしょっちゅう繰り広げるようになります。
コミックス5巻 第30話 無言で助けを求めるほのかと無言で助ける宮村
第30話は丸ごと宮村とほのかの回。2人のカップリングが好きな方には最初から最後まで全部が名シーンとなっています(笑)これまで宮村にとってほのかは堀さんとの関係を邪魔する後輩でしかありませんでしたが、意外とかわいげのある所や1つ上の兄を失っている過去を知るなどしてほのかに対する態度も少しづつですが軟化していきます。そして場面は学校終わりの放課後。宮村に帰るよう言われ渋々従おうとしたほのかに男子高校生たちが声をかけてきます。男性が苦手なほのかは助けを求めるようにして宮村の背中で顔を隠し、宮村も何も言わず相手を睨みつけ追い払う事に成功。(実際は何を言おうか考えていただけなのですが……)その後ほのかを先に帰し堀さんと2人で下校していた宮村は「前よりは多少マシ」とほのかについて言っていたのですが、先に帰ったはずのほのかが2人の間に割って入ると宮村は前言撤回しいつも通りケンカをしていました。
コミックス6巻 第41話 堀家トレイン
これは名言・名シーンと言うよりは個人的に好きなシーンなのですが……ホラー映画を見る事になった超怖がりの京介はまず宮村を手招きして抱き寄せ、次に京子も手招きして宮村の前に座らせ3人で電車のようにつながりホラー映画を鑑賞し始めます。文句を言いながらもそれに付き合う堀さん。3人で重なって一緒にホラー映画を見ているこのシーンはなんだかのほほんとしていてお気に入りの1コマです。(個人的にですが)
コミックス8巻 第54話 溝内が堀さんと付き合えない理由と暴言シーン
コミックス第7巻で宮村がふと堀さんの頭を踏みつけてから生まれてしまった堀さんのドMな部分。堀さんはその日から度々宮村に罵って貰ったり暴力を振るってもらう事に喜びを感じ求めていました。そんな時宮村の前に現れたのが堀さんに好意を抱いていた溝内。どんくさい宮村を見ていて「なんでお前みたいなやつが……」と愚痴を漏らすのですが、それに対し宮村は「堀さんを殴れる?」と聞きます。もちろんそんな事は出来ないと答える溝内でしたが、それを聞いた宮下は「じゃあ溝内君に堀さんは無理だよ」(暴力を求められるので)と言って堀さんの元へ。溝内の目の前で思いっきり肩を掴み暴言を吐いて見せます。堀さんの頼みで無理をしてやっているこの行為ですが、溝内はこれをみて「次元が違う」と思い何故か宮村の事を見直していました。
「ホリミヤ」名シーンまとめ
ここまでホリミヤの名シーンや名言を紹介してきましたがいかがだったでしょうか?原作は放送前で15巻まで出ていますが、アニメ化されそうなのは5巻か8巻くらいまで……?1話で完結する話が多いのでもしかしたら飛ばしてこの先のエピソードもアニメ化されるかもしれませんが、とりあえず折り返し地点の8巻までで紹介しました。みなさんはどのシーンが一番好きだったでしょうか?