『妹さえいればいい。』は、ガガガ文庫(小学館)から刊行されたライトノベル原作のアニメです。本作は妹が大好きなライトノベル作家の主人公、羽島伊月(はしまいつき)を中心に、他のラノベ作家や友人たちが面白おかしく日常をエンジョイしていくアニメ作品となっています。伊月は妹が好きと言っても本当に妹がいるわけではなく、伊月の心の中に存在する理想の妹たちが暴れだし、それが現実の価値観や作家活動に反映しているという変態です。集めている小説やフィギュアも妹キャラばかりで、伊月の周りには魅力的な美少女たちがいるのに、それよりも自分の中の妹像を重視している強者ですね。ここではそんな「妹さえ」の名脇役たちを紹介します。
目次
- 【妹さえいればいい。】土岐健次郎のキャラクター像
- 【妹さえいればいい。】土岐健次郎の執念の追跡!
- 【妹さえいればいい。】土岐健次郎は犯罪者予備軍!
- 【妹さえいればいい。】土岐健次郎は伊月を監禁!コワ!
- 【妹さえいればいい。】だが土岐は伊月の成果は認める
- 【妹さえいればいい。】恵那刹那(ぷりけつ)のキャラクター像
- 【妹さえいればいい。】恵那刹那は伊月を遥かに超える自由人
- 【妹さえいればいい。】恵那刹那はおばあちゃんもいける!
- 【妹さえいればいい。】恵那刹那はガチで犯罪者!
- 【妹さえいればいい。】恵那刹那は伊月の良き理解者!
- 【妹さえいればいい。】可児那由多の担当編集「山県きらら」
- 【妹さえ】二期があればもっと色々なキャラが登場しそう!
【妹さえいればいい。】土岐健次郎のキャラクター像
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会
『妹さえいればいい。』の名脇役と言えば、間違いなく真っ先に思い浮かべるのは伊月の担当編集者である「土岐健次郎(ときけんじろう)」でしょう。土岐はGF文庫編集部の編集者で、締め切りを破ることが多い伊月を常に監視している恐ろしい担当編集者です。伊月は反抗的な性格なので土岐の管理に対して反逆的な態度を取りますが、土岐はそんな伊月を強制的に仕事に向かわせることが多く、非常に高圧的な人物ですね。
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会
外見は典型的なサラリーマンという感じですが、ラノベの編集者ということもあってか性格はマンガの登場人物のように極端で、伊月に仕事をさせるために脅迫的な発言や行動が多いです。真面目そうなキャラクターですが酒が入るとタダの酔っぱらいになり、伊月いわく土岐は風俗マニアだということ。風俗の何が悪いと開き直っているため、リア充度は低めでしょう。
【妹さえいればいい。】土岐健次郎の執念の追跡!
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会
土岐健次郎はよく言えば仕事熱心なので、仕事をあまりしない伊月に対して本気で怒ることが多いです。また、伊月の友人でありプロのイラストレーターの「ぷりけつ先生」こと恵那刹那(えなせつな)は伊月以上に仕事を放っておくことが多いですが、土岐はその刹那を追ってわざわざ真冬の北海道まで執念の追跡をし、刹那にイラストを描かせたという行動的なキャラクターですね。
【妹さえいればいい。】土岐健次郎は犯罪者予備軍!
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会
土岐は作家に締め切りを守らせるためなら何でもする人間で、下手をすれば犯罪に手を染めかねない危険な人物です。具体的には、伊月の携帯に何らかの細工をして、伊月のいる場所を常に把握したり、伊月の服に発信機を付けて場所を把握したり等、かなりヤバいことをやってますね。自ら犯罪者になってまで伊月に締め切りを守らせたい土岐ですが、それだけ伊月の才能と将来に期待しているのでしょう。
【妹さえいればいい。】土岐健次郎は伊月を監禁!コワ!
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会
締め切りのデッドラインギリギリの所まで追い詰められた伊月は、いっそのこと逃げ出してしまおうと画策しますが、土岐につかまり携帯の電波も届かない地下に監禁されてしまいます。しかも、そこはトイレも段ボールでつくられた密室で、過去に監禁されたのであろう別の作家たちの悲痛な爪痕を残した暗い場所でした。さらに、土岐は全く悪びれた印象も無く、作家のクセに書かない方が悪いと言わんばかりの態度で去っていきます。こんな担当編集者、恐すぎですね。
【妹さえいればいい。】だが土岐は伊月の成果は認める
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会
こんな担当編集に当たりたくないキャラナンバーワンになりそうな土岐ですが、伊月の小説が発売される時はとても緊張するようで、自分は伊月のファンであるということを表現しています。そして、伊月の小説のアニメ化が決まった時も、他の枠がダメになった結果流れてきた話だという厳しい現実は伝えた上で、共に喜んであげた良い部分もありますね。
【妹さえいればいい。】恵那刹那(ぷりけつ)のキャラクター像
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会
恵那刹那……ペンネームは「ぷりけつ」ですが、そのペンネームの通り極度のおしりフェチで、ケツのためなら他の全てを犠牲にできる変態イラストレーターです。しかし、イラストレーターとしての力は自他ともに認めており、まだ16歳ですがイラストレーターとして有名で、伊月は自分の小説は刹那のイラストのレベルに追い付いていないとして、彼と仕事することを拒んでいます。
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会
そんな天才イラストレーターの刹那ですが、外見は不自然な髪色と派手なファッションを好んでいる軽いヤツで、いつも「うぃーす!」など適当な挨拶で伊月のもとに現れますね。サバサバを通り越してバカと言えるくらい楽天主義で、イラストの締め切りよりも遊びや気分を重視する自由人です。まぁ、それ故に良いイラストが描ける……というのもあるのかもしれませんが。
【妹さえいればいい。】恵那刹那は伊月を遥かに超える自由人
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会
刹那の性格を一言で言えば、超気まぐれで行き当たりばったりという感じで、イラストとケツ以外のことは殆どなにも考えていないバカキャラです。その行動はVIPであり、いくらを食べたいという理由だけでその日の内に真冬の北海道に伊月を連れていき、さらにラーメンが上手そうだからいくらは後回し……みたいな感じで行動が破綻しているキャラですね。
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会
さらに、北海道に行った時は実はイラストの締め切りがヤバかった時みたいですが、イラストの話は一切せず北海道をエンジョイ。帰ろうとした伊月に対しても後一週間北海道を一緒にエンジョイしないかと誘う超強者でした。また、真冬の寒い札幌において予約していたホテルも勘で探し、実際は全然違う方向に進んでいたなど伊月をイラつかせました。
【妹さえいればいい。】恵那刹那はおばあちゃんもいける!
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会
伊月と仲の良い刹那は、おしりの研究をするために混浴風呂の旅館を抑えて宿泊しにいくことに。禁断の扉を開くことに緊張する伊月でしたが、いざ行ってみるとおばあちゃんしかいない地獄絵図のような風呂場。逆の意味で固まってしまった伊月ですが、刹那は「どうしたんすか?」と言わんばかりにおばあちゃん達の輪の中に入り人気者になります。刹那にとってケツはケツであり、そこに年齢は関係ないようですね。
【妹さえいればいい。】恵那刹那はガチで犯罪者!
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会
刹那はたまたま通りすがった伊月の弟(本当は妹)の千尋のケツを見て、「千年に一人の神ケツ」の持ち主だと判断。早速、ケツを見せてくれ!とお願いしますが、当然、千尋は拒否。しかし諦めない刹那は無理やり千尋のズボンを脱がし、普通の路地で堂々と公然わいせつをしました。千尋は強烈な一撃で刹那のセクハラを制しましたが、この時たまたま警察がいたら刹那は間違いなく逮捕されていたでしょうね。
【妹さえいればいい。】恵那刹那は伊月の良き理解者!
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会
変態同士気が合うのか、刹那は伊月の妹フェチをかなり理解しており、それ故に刹那の描く妹イラストはかなり伊月の心を捉えています。そのため、妹は全裸にすべきという伊月のこだわりに対しても理解があり、下着フェチで決して妹を全裸にさせない三国山蚕(みくにやまかいこ)のマンガを見た時には「こんなヤツに任せるわけにはいかないっす!」と宣戦布告。三国山とマンガ対決しました。
【妹さえいればいい。】可児那由多の担当編集「山県きらら」
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会
山県(やまがた)きららは妹さえのヒロイン可児那由多の担当編集で、作中の登場回数は少ないですがクールで気になる女性キャラです。締切を破る可児とはあまり上手くいっていないようですが、可児の原稿自体は完璧なので、そういう意味では苦労は無いようですね。担当編集ですが可児那由多のファンであることも語っており、苦労はあっても可児の作品を真っ先に観れる担当編集という仕事を降りたいと思ったことは一度もないと笑顔で答えていました。
【妹さえ】二期があればもっと色々なキャラが登場しそう!
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会
『妹さえいればいい。』ですが、メインキャラはもちろん魅力的でしたが、サブキャラがナイスアシストで盛り上げてくれた所もあるので、もっと多くのキャラを見たいですね。2018年現在では妹さえのアニメ評判は高く、10代の少年少女にかなり支持されている模様です。アニメ二期の放送はわかりませんが、魅力的なキャラが多い妹さえなので、ぜひ二期で更なるキャラを登場させてほしいですね。