『ラブライブ!サンシャイン!!』の公式スピンオフ作品である『幻日のヨハネ-SUNSHINE in the MIRROR-』のアニメが、7月に放送されます。津島善子をモデルにした主人公が活躍するファンタジー系の物語です。原作と同じようにAquorsのメンバー全員が作中に登場しますが、スクールアイドルという概念は無く別の世界線の物語として描かれています。主人公の善子ちゃん・・・では無くヨハネは一体どんな人物なのでしょうか。原作との共通点や相違点などを考察しながら、ヨハネについて解説していきたいと思います!
モデルは津島善子
言うまでも無いとは思いますが、ヨハネのモデルになっているのは「ラブライブ!サンシャイン!!」に登場するキャラクター、津島善子です。自身のことを堕天使と称している、いわゆる「中二病」のキャラクターです。下の名前で呼ばれることを嫌がっており、「善子ちゃん」と呼ばれるとすぐに「ヨハネ」と呼ぶように訂正します。学校では自己紹介でいきなり中二病全開の自己紹介をしてしまい、当然クラスメイトからはドン引きされ、逃走しそのまま不登校になってしまいます。そこまで恥ずかしがるなら最初からやらなければ良いのに・・・と思うかもしれませんが、こういった部分が津島善子という人物の魅力なのです。メンバーの中でもかなり上位と言える程の美人なのにも関わらず、自称堕天使という強烈な個性が前に出すぎているので「残念な美人」とも言えるキャラクターでしょう。
主人公:ヨハネ
この物語の主人公です。占い屋さんをしています。周りの環境に馴染むことができず、周囲の人間とは距離を置いて生活していました。その一方で根は優しい性格で、頼まれるとことわれないという一面もあります。ライラプスという犬のような獣がおり、ヨハネの良き相棒です。見た目は原作と比較すると、全体的に柔らかくなった印象を受けます。原作の時は少し釣り目でしたが、今作ではその感じは出ていません。頭の横についているお団子は健在で、原作と同じ位置に付いています。占い師らしく、魔法使いを想起させるような衣装となっています。
ヨハネは津島善子の理想の姿?
津島善子は作中で自分を堕天使であるかのように振舞っていました。もちろん、本当はそんなことは無く普通の女子高生であると自覚しているのですが、彼女の言動からは「なれる物なら本当になりたい」という雰囲気が伝わってきます。善子のキャラクターは決して無理をして演じているのではなく、本人の理想や憧れから来ているのであり、だからこそ徹底したキャラづくりが出来ているのでしょう。今作でのヨハネは堕天使の姿ではありませんが、善子の好きな世界観をある程度再現することが出来ている思います。ファンタジー感のある衣装なので、善子はこういうのを着たかったんだろうな、と想像できますよね。また、ヨハネは占い師の仕事をしていますが、原作でも善子がタロットカードを使って占いをするシーンがあります。善子の趣味とも言える占いが今作ではヨハネのジョブとして登場します。こういった部分も、善子の理想を再現したと言えるのではないでしょうか。また、下の名前で呼ばれる度に不機嫌になって訂正していた善子ですが、今作では本名がヨハネなので、名前を一々訂正する必要がありません。ヨハネと呼ばれたいと常日頃思っていた善子にとって、何よりも一番嬉しいことなのではないでしょうか。
ヨハネについての解説まとめ
筆者の考察も交えながら、主人公のヨハネについて解説しました。ヨハネは作中で一体どのような活躍をするのか、今からたのしみですね。他のメインキャラクターについての紹介は別の記事で掲載しているので、そちらも是非読んでみてください!それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。