2023年1月より5分枠のアニメとして放送が決まっている『僕とロボコ』は週刊少年ジャンプで連載中の作品が原作となっています。ダークな雰囲気の作品が流行っている最近のジャンプとはうってかわって明るいギャグマンガで、一見ジャンプで連載されている作品には見えません。というより小学館のコロコロコミックで連載されてそうな作風で、実際明らかにドラえもんをオマージュして作られています。ただし、それ以外にも数えきれないし、把握も仕切れないパロディが詰め込まれています。今回はそんなパロネタを抜粋して紹介していきたいと思います!
目次
パロネタその① ドラゴンボール・ナッパ
主人公、平凡人のもとにやってきた破天荒なオーダーメイド、ロボコは他のオーダーメイドと違って可愛くなく、そのうえヒザはナッパでした。ナッパはドラゴンボールで登場し、地球に攻めてきた筋骨隆々のハゲです。「避けろ、ナッパ!」の台詞はそれなりに有名。
パロネタその② 駆逐してやりたいロボコ
ボンドのもとにやってきたオーダーメイド、ロボコはご主人の身の回りの世話をしてくれるオーダーメイドとしてはポンコツでした。そんなロボコなので、過去のご主人たちから返品されまくった過去があるらしく、ときに人間に対して憎しみを増幅させて「駆逐してやる」とか物騒なことを言います。これは、月刊少年マガジンで連載されていた人気作品、進撃の巨人の台詞です。
パロネタその③ 鬼殺の剣
友人二人にロボコを紹介したボンドは、お前みたいなオーダーメイドがいるか!と笑われ、どこかの国のパチモンだと笑われてしまいます。そんな友人たちに対してロボコは誰が鬼殺の剣だ!言います。鬼殺の剣は、かつて本当に実在していた『鬼滅の刃』によく似ているソシャゲで、どこかの国のパチモンです。
パロネタその④ 火遁・豪火球の術
オーダーメイドなら萌え・萌えキュンくらいできるはず。しかし、ロボコがやったのはNARUTOでサスケが使った忍術・火遁・業火球の術の印結びでした。おいしくなるはずのシュークリームは爆散しました。
パロネタその⑤ ダークネスはダメ
普段はユニークな見た目のロボコですが、エネルギーを使いすぎると美少女になります。美少女なロボコにドキドキしてしまったボンドのダークネスな気配を察したママが、注意喚起をしに来ます。ママ曰く、ダークネスはダメですが、あやかしトライアングルならセーフらしいです。勿論、ジャンプで連載されていたTOLOVEる!及び、TOLOVEるダークネス、そして現在連載中のあやかしトライアングルです。でも、作者は同じなのであやトラがダークネス化するのは既定路線な気も…。
パロネタその⑥ 湘北高校バスケ部
ロボコがニョンタと野良猫たちと眠っているシーン。これは週刊少年ジャンプで連載されていた伝説のバスケ漫画、SLAMDUNKのワンシーンです。今ジャンプ読んでる層は分からないネタかもしれません。
パロネタその⑦ 俺は長男だから我慢できたけど次男だったら我慢できなかった
長男のガチゴリラが家族のために友達との誘いを断ったシーンで言った台詞。これは鬼滅の刃の主人公、竈門炭治郎の台詞の中でも一位二位を争うほど有名な台詞で迷台詞でもあります。大怪我を押して頑張っていた炭治郎の心の中の台詞でした。
パロネタその⑧ 服がはじけ飛ぶ
料理が出来ないロボコが奮闘の末に作り上げたカレーを食べたときのガチゴリラたちのリアクション。ジャンプで連載されていた食戟のソーマのネタ。元々、料理を食べたときのオーバーリアクションをしてギャグマンガになる作品はいくつか存在しますが、食戟のソーマは女性キャラの服がはじけ飛びます。
パロネタその⑨ 海原雄山
ロボコが作った美味しいカレーは服がはじけ飛ぶほど美味しいのですが、円ちゅわんがそのカレーを食べたときには強面のおっさんの顔になっていました。これは小学館のビッグコミックスピリッツ連載の美味しんぼに出てくる海原雄山でしょう。海原雄山は最初こそ人格破綻者でしたがいつの間にか人格者になっていました。
パロネタその⑩ ログポース
ロボコがピザの配達のアルバイト中に時間を確認するシーンで、ロボコが付けている腕時計がワンピースに出てくるログポースです。グランドラインではログポースがないと次の島に辿り着けないという設定です。
パロネタその⑪ 死柄木弔
子供に大人気のロボコが見せた一発ギャグ。元ネタは僕のヒーローアカデミアのラスボス枠、主人公の緑谷出久の宿敵、死柄木弔。いつも腕を模したマスクを被っています。あれは彼が子供のころに個性の暴走で皆殺しにしてしまった家族の腕です。
パロネタその⑫ 花より男子
ロボコの前に現れた金持ちのイケメン小学生たち、通称バミュ4。一人はモツオ。元ネタは集英社のマーガレットで連載されていた花より男子に登場するF4。というか、牧野は言っちゃダメだろ。
パロネタその⑬ 思い、思われ、ふり、ふられ
ガチゴリラの妹、ルリちゃんがボンドに貸していた漫画のタイトルが、思い思われブリ・ハマチでした。元ネタは別冊マーガレットで連載されていた思い、思われ、ふり、ふられ。有名作品で集英社作品なら少女漫画も網羅しています。
パロネタその⑭ エネル顔
ロボコの妹、ロボミの襲来を予期したロボコのリアクション。ロボミは自堕落な姉にとっても厳しい妹で、ロボコに恐れられています。元ネタはワンピースの空島編において自然系の悪魔の実の能力で圧倒的な強さを見せていたエネルの電撃がルフィに全く効かなかったときのリアクション。これ以降、ちょくちょくエネル顔に似た顔芸が登場するようになりました。
【僕とロボコ】登場するパロディ・オマージュ紹介まとめ
僕とロボコに登場するパロディ・オマージュをまとめてみました!前提としてドラえもんのパロディですが、怒られる可能性が低いジャンプや集英社の別の作品なんかは当然の権利のようにネタをはさみこんでいます。中には年代が古くて世代的に分からないネタがあったり、別の会社の作品のネタが使われていたりとその数は膨大でした。全部分かったら超スゴイ!