『薔薇王の葬列』は中世のイングランドを舞台に、ヨーク家とランカスター家の王位争奪戦である「薔薇戦争」を描いた作品です。ウィリアム・シェイクスピアの史劇がモチーフになっており、2022年の1月にはアニメが放送されることで注目されています。今回はヨーク家・ランカスター家の人物と、両家に関わりのある人物の中から、人気キャラクターベスト10を紹介したいと思います!皆さんの好きなキャラクターは何位に入っているでしょうか?予想しながら読んでみて下さい!
目次
第10位 セシリー
第10位にランクインしたのは、セシリーです。エドワード、ジョージ、リチャードの三兄弟の母で、ヨーク公爵の妻です。リチャードが特殊な性質を持って産まれてきたため、リチャードのことを「悪魔の子」と呼んで軽蔑しています。侮蔑的なセシリーの言動は、リチャードの心を蝕んでいきます。
第9位 エドワード王太子
第9位にランクインしたのは、エドワード王太子です。ヘンリー六世の息子で、内向的な父親とは正反対の性格をしています。自己中心的な言動もありますが、不思議と憎めないタイプの人物です。リチャードとの出会いによって心を動かされ、運命が変わっていきます。
第8位 マーガレット王妃
第8位にランクインしたのは、マーガレット王妃です。ヘンリー六世の妻で、エドワード王太子の母です。気の強い人物で、争いを好まない夫のヘンリー六世を不甲斐ないと思っており、見下しています。夫に代わって、ヨーク家との戦いで指揮を執っています。夫婦仲はあまり良くなく、冷え切っているようです。
第7位 ケイツビー
第7位にランクインしたのは、ケイツビーです。リチャードが生まれた頃からヨーク家に仕えている世話係です。リチャードのことを支え、時には陰から見守りながら世話をしています。リチャードが男女両方の性質を持つ「両性具有」であることを知っている数少ない人物です。
第6位 ウォリック伯爵
第6位にランクインしたのは、ウォリック伯爵です。ヨーク公リチャードにとっての参謀的な存在で、ランカスター家との戦いを支えています。また、ヨーク公爵の長男のエドワードを王にするべく奔走しており、非常に重要な役割を担っています。
第5位 ジョージ
第5位にランクインしたのは、ジョージです。ヨーク家の次男で、エドワードの弟であり、リチャードの兄です。素直な性格な一方で思慮が浅いと思われる言動もありますが、母のセシリーと違ってリチャードに対しても優しい人物です。
第4位 エドワード
第4位にランクインしたのは、エドワードです。ヨーク家の長男で、ジョージとリチャードの二人の弟がいます。明るい性格と美しい容姿で周囲の人間を魅了しています。女性に目が無い人物でもあります。ランカスター家との戦いを通じて長男としてのあり方を考えるようになります。ウォリック伯爵はエドワードを王にしようと奔走しており、エドワードが長男としての自覚に目覚めるようになってからは、ウォリック伯爵との絆を深めていきます。
第3位 ヨーク公爵リチャード
第3位にランクインしたのは、ヨーク公爵リチャードです。エドワード、ジョージ、リチャードの三兄弟の父親です。。優しくも威厳があり、セシリーから蔑まれていたリチャードに対して愛情を持って接しました。リチャードはヨーク公爵のことを「闇を照らす光」として尊敬しています。ランカスター家に奪われた王座を取り戻すべく、ウォリック伯爵を参謀として戦うことを決意します。
第2位 ヘンリー
第2位にランクインしたのは、ヘンリーです。ランカスター家の王で、熱心なクリスチャンであり、戦うことや殺戮を嫌っています。そのせいか、妻のマーガレットには不甲斐ないと思われています。羊飼いに憧れており、森の中でリチャードと出会います。お互いにとっては謎の存在のまま、素性を知らずに惹かれ合います。
第1位 リチャード
第1位にランクインしたのは、主人公のリチャードです。ヨーク家の三男として生まれました。男性と女性両方の性質を持っている、両性具有という特殊な状態で生まれました。両性具有であることは兄弟にすら知られていません。特殊な状態で生まれたリチャードのことを母のセシリーは嫌い「悪魔の子」と呼んで軽蔑した態度を取っていました。リチャードの心は蝕まれ、心を閉ざすようになりますが、父のヨーク公爵はリチャードに対して優しく、愛情を持って接しました。リチャードは父のことを敬愛しており「闇を照らす光」とも言える存在です。オッドアイの持ち主であり、左目は前髪で隠しています。武勇に優れる一方で女装をすれば女性にしか見えないため、女装を活かして危機を脱することもあります。
キャラクターの関係性について
『薔薇王の葬列』ではヨーク家とランカスター家の人物と、関係者も含めて多くのキャラクターが登場します。画像はキャラクターたちの関係性をまとめた物で、今回の記事ではベスト10にランクインしなかったキャラクターも含まれています。ざっと見ただけでも、様々な人物が様々な関係で繋がっていることが分かります。中心よりもやや右よりに位置するのが主人公のリチャードです。リチャードはヘンリーと親交を深める一方で、エドワード王太子からは気になる存在とされており、恋愛感情と言っても過言では無い感情を持たれています。また、ジャンヌダルクからは惑わされ、バッキンガムには注目され、ケイツビーとも関りがあります。ケイツビーはリチャードの身体の秘密を知っているので、そのことがストーリー展開にどう関わってくるのか気になる所です。リチャードは、様々なキャラクターの興味関心を惹きつけている存在だと分かります。
『薔薇王の葬列』人気キャラクターランキングまとめ
いかがでしたでしょうか?人気キャラクターをランキング形式で紹介しました。お気に入りのキャラクターは何位にランクインしていたでしょうか?今回ランクインしていなくても、物語の中で重要な役割を果たすキャラクターもいます。気になるキャラクターがいたら、公式サイトのキャラクター紹介などを是非チェックしてみて下さい!それでは今回はここまでです。読んでいただきありがとうございました。