C.C.とはどんな人物なの?
名前はC.C.。緑色の長い髪の毛と金色の瞳をしており、額には不死者の証の刻印を持つ不老不死の少女。実年齢は不明ですが、16歳の時に人間を辞め、今の力を手に入れ、死ぬことができないまま今に至ります。本名は不明ですが、アニメの中ではルルーシュにだけ明かされていました。クロヴィスによって研究材料としての目的で捕獲されていたところにルルーシュと出会い、ルルーシュにギアスの力を与えた人物ですね。
C.C.の性格
CVはゆかなさんで、とてもミステリアスな少女として描かれていますが、性格はお気楽な面も多く見られます。好きな食べ物はピザ。セリフには刺々しいところもありますが、見かけによらず冗談を言ったりルルーシュのことをからかうような場面も多く見られます。今までギアスを与えてきた契約者とはなかなかうまくいかず、ギアスを与えたことを恨まれることがほとんど。そのため少し距離を置くようにそっけない態度が目立ちますが、本当はさみしがりやで誰よりも愛情深い性格なのかもしれません。C.C.を受け入れてくれるルルーシュに対してはこれまでにないほどの信頼を寄せているようです。
C.C.の過去
幼少時代には奴隷として扱われていたらしく、行き倒れていたところを教会のシスターに救われます。そしてC.C.はシスターに、「誰からも愛されるギアス」を与えられ、誰からも無条件に愛される人間になりました。しかし、その結果本当の愛を見失ってしまったC.C.は、ギアスの効かないシスターだけを信頼していましたが、シスターは実は不老不死の力を持っており、その力をC.C.に押し付けることが本当の目的だったのです。そして騙されるようにして不老不死の力を継承させられてしまったんです。
C.C.の目的とは?
自分が信頼していたシスターに無理やり押し付けられた不老不死という運命。シスターが苦しんでいたようにまたC.C.もそんな不老不死の運命に苦悩するのです。そんな不老不死の運命を、他の誰かに継承させて自分が死ぬことを本当の願いとしています。
C.C.の願いは叶ったのか?
不老不死の能力を引き継がせて自分が死ぬことを一番の願いとしているC.C.。ルルーシュのギアスの能力を育てて、ルルーシュに不老不死を引き継ごうとしていましたが、ルルーシュはそれを拒否してしまうんですね。ルルーシュでは自分の願いを叶えることができないと思ったC.C.は、シャルル皇帝に不老不死の運命を引き継がせようとしましたが、ルルーシュの説得によりそれは成されませんでした。その後、不老不死のコードを無意識に封じ込めてギアスが発現する前の記憶状態になる場面がありますが、マリアンヌの説得でまたもとの意識に戻ることになります。ということは、C.C.は不老不死の運命を覆すことはできなかったことになりますね。ルルーシュが死んだ後も、そのまま放浪の旅へ出ることになります。
C.C.のまとめ
C.C.がどんな人物なのか少し分かっていただけたでしょうか。ギアスとコードの関係についてはなかなか分かりにくいところもありますよね。でも、C.C.がこれまで辛いと思ってきた運命を、ルルーシュと出会うことによって、これからも背負い続けると決めることができたというのは、彼女にとっても最悪の結末ではなかったんじゃないかなと思います。ルルーシュとの出会いが彼女を変えたと言ってもいいでしょう。コードギアスの設定もなかなか奥が深いですね!