『SYNDUALITY Noir』はバンダイナムコエンターテイメントが展開する新規IPでアニメの他にゲームによるメディアミックスが決定しています。ソシャゲではない本格的なメカアクションになりそうでそちらも楽しみですが、そんな世界観を共有する面白いSFロボットアニメでした!今回は『SYNDUALITY Noir』の世界観や設定について説明していきたいと思います!
目次
- 時は2242年ー 人類は未曽有の大災禍から立ち直ろうとしていた
- 新月の涙以降、雨にはブルーシストという毒性物質が混ざる!
- 人類はAO結晶という新たなるエネルギー資源を発見し活用する
- 異形の怪物エンダーズの脅威に晒される人類!
- 異形の怪物エンダーズ!
- 二足歩行の機動兵器クレイドルコフィン!
- 人類の良き隣人、メイガス
- メイガスに与えられた三原則!
- ゼロ型メイガスと汎用メイガス!
- ゼロ型メイガスのメイガススキル!
- 人々はネストという集落を作って生活している!
- クレイドルコフィンを駆るドリフター達!
- ネストの食糧事情!生野菜や果物は貴重品?
- 現代の技術は失われたテクノロジーになっている?
- かつて存在した地下都市国家アメイジア、一体何があった?
- 【SYNDUALITY Noir 第2クール』世界観・設定紹介まとめ
時は2242年ー 人類は未曽有の大災禍から立ち直ろうとしていた
人類は2099年に『新月の涙』という大災害によって地上に住めなくなり、総人口の92%が死滅。災害から逃れた数少ない人類たちは地下に大都市を築き何とか生活していました。『新月の涙』とは新月の日に降り注いだ超強毒性の雨のことであり、その雨により人類は地上に住むことが出来なくなったため地下へと逃れました。それからいくらかの年月が立った後、現在は様々な問題を抱えつつも地上での生活に戻りつつあります。
新月の涙以降、雨にはブルーシストという毒性物質が混ざる!
新月の涙以降、降る雨の中には『ブルーシスト』と呼ばれる強毒性の物質が混ざるようになります。その青い雨に触れるとモザイク病を罹患してしまいます。モザイク病は一般的に植物が斑点状のまだら模様が現れる病気ですが、本作独自の固有名詞であるかはわかっていません。ただし、2242年時点では『ブルーシスト』に対抗できるレインタイト因子を持つ唯一の人物、アルバ・クゼの抗体から作られたワクチンが出回っており、全員がその接種を行っているため短時間であれば雨に晒されても活動が出来るようです。
人類はAO結晶という新たなるエネルギー資源を発見し活用する
新月の涙以降、地上にはAO結晶というエネルギー資源が生まれ、様々な用途に使用されるようになります。ただし、地上にはエンダーズと呼ばれる異形の怪物も出現し、エンダーズがAO結晶が発するエネルギー波によって引き寄せられるため採掘の際には危険が伴い、保管の際にもAO波を遮断する装置が必要となっています。
異形の怪物エンダーズの脅威に晒される人類!
新月の涙以降、湖沼や気体中のブルーシストから異形の怪物が発生するようになり、その怪物はエンダーズと呼ばれています。内部にあるコアを破壊すれば倒すことが出来ますが、集団で出現し通常の手段では対処が困難であることから、人々はクレイドルコフィンと呼ばれる機動兵器によって対処しています。
異形の怪物エンダーズ!
エンダーズはブルーシストから発生する異形の怪物です。AO結晶が発するエネルギーに集まる性質があるほか、日中や降雨時に出現することがほとんど。小型から超大型のタイプが存在し、中にはクレイドルコフィンを乗っ取る寄生型のエンダーズも存在します。その性質上、出現の際には群れを成して現れることが多いようです。
二足歩行の機動兵器クレイドルコフィン!
人々はAO結晶の採掘やエンダーズへの対処としての二足歩行の機動クレイドルコフィンを使っています。基本的にパイロットと補佐役のメイガスの二人一組で運用されます。別名は汎天候巡航二脚。 AO結晶の採掘や、エンダーズとの交戦、過酷な環境への適用を想定しており、多種多様な武器が用意されています。
人類の良き隣人、メイガス
一見人間と区別がつかない人類相対思考型AI搭載ヒューマノイド。メイガスによって個性や性格が異なり、主にクレイドルコフィンの操縦の補佐をすることが大きな役割。クレイドルコフィンの背面にメイガスを収容する部分が存在し、クレイドルコフィン起動時にはホログラフィックによってコクピット内に現れパイロットとコミュニケーションをとりながら、探索、戦闘などのサポートを行っています。
メイガスに与えられた三原則!
メイガスには行動を想定する三つの原則があり、メイガスは原理的に以下の三つの原則を遵守します。①〈契約律〉メイガスは、人ひとりと契約を結ぶ。メイガスの側から契約を解除することはできない。②〈隣人律〉メイガスは、人類の良き隣人として契約者に寄り添う。③〈成長律〉メイガスは、①②に反さないかぎり、契約者と自らを成長させなければならない。ただし成長の定義は契約者との関係性のなかで常に更新する。
ゼロ型メイガスと汎用メイガス!
メイガスには20年前に崩壊した地下都市アメイジアで作られたゼロ型メイガスと、アメイジア崩壊後に作られた汎用メイガスの二つがあり、特別な性能を持つゼロ型のメイガスは高値で取引されています。ただし、汎用メイガスであってもコフィンの操縦は問題なく行うことができます。
ゼロ型メイガスのメイガススキル!
ゼロ型メイガス最大の特徴は、メイガススキルと呼ばれる特殊攻撃です。基本的にはクレイドルコフィンに登場した場合に使うことが出来、その特殊能力は電撃や燃焼、凍結など各メイガスごとによって得意な能力があります。メイガススキル使用時にはメイガスの姿がホログラフィックのように現れます。
人々はネストという集落を作って生活している!
地上に戻った人々達はネストという集落を作って生活をしています。ネストには強毒性の雨を防いだり、エンダーズの襲撃に対処するための防御機能を備えたシェルター型のドームとなっており、簡単には侵入できない造りとなっています。ネストには各場所によって特色がありますが、有事の際にはクレイドルコフィンを持つドリフター達が応戦するようになっています。
クレイドルコフィンを駆るドリフター達!
AO結晶の需要と採掘の危険性から、命を掛けてAO結晶を採掘する仕事には需要が多く、AO結晶を含めた様々な資源をクレイドルコフィンで採掘することを生業としている人々をドリフターと呼んでいます。元は「放浪者」という意味ですが、「過酷な地上を放浪する人たち」と尊敬の意味で使われていました。かつてはドリフター単体でクレイドルコフィンを動かしていましたが、メイガスの普及によって現在ではドリフターといえばメイガスとセットという認識になっています。
ネストの食糧事情!生野菜や果物は貴重品?
ネストで人々が口にする食料は3Dプリンタのような機械で作られる合成食が一般的なようです。生野菜や果物なども存在はしていますが、貴重品として扱われています。その背景にはブルーシストによる深刻な土壌、水質汚染があると考えられます。大規模な農業を行っているファームネストは存在しているようですが、大量生産のハードルは高いのだと考えられます。
現代の技術は失われたテクノロジーになっている?
現代に存在するデジタルカメラやロケット、テレビゲームなどの技術は失われた技術となっています。それでも古い建物からは稀に出土するようで、主人公のカナタは好んで過去の文明の遺産を収集しています。現在人からは当たり前に使っていて用途も分かる機械は、この時代を生きるものにとっては馴染みがないロストテクノロジーとなっています。
かつて存在した地下都市国家アメイジア、一体何があった?
人類はブルーシストから逃れるため、生き残った人類たちが地下都市国家アメイジアを築き生きていました。しかし、そのアメイジアはアニメの20年前に崩壊しています。その謎はアニメでは明かされておらず、深く語られる可能性も低いです。この物語は登場人物の一人、アルバ・クゼが大きく関わっているらしく、その詳細はゲーム版の『SYNDUALITY Echo of Ada』によって明かされる予定です。発売日は未定。ジャンルはPvPvEのサードパーソンシューティングです。
【SYNDUALITY Noir 第2クール』世界観・設定紹介まとめ
今回は『SYNDUALITY Noir』の世界観や設定についてまとめてみました!ロボットアニメやSFならではの設定が多く、アニメでは割とすんなり受け入れられる内容でした!第2クールは2024年1月から放送予定で、第1クールで残された多くの謎が明かされていく内容となっています!今のうちに第1クールを見ておくことをオススメします!