頭文字Dは、1995年から2013年に週刊ヤングマガジンで連載していた自動車で峠を攻める「走り屋」と呼ばれる若者を描いた漫画を原作としたアニメです。その登場人物と愛車をまとめてしました。長く続いたアニメだけに多種多様な車両が登場しました。
目次
藤原とうふ店
本作は、藤原とうふ店の看板を背負ったハチロクが主役です。父・文太と息子の拓海の2人暮らしです。
藤原 拓海
主人公である拓海の愛車は、「トヨタ AE86 スプリンタートレノ GT-APEX 3Door(1993年式 前期型)」で、ボディーカラーは白と黒のハイテックツートン、通称は「パンダトレノ」、ナンバーは「群馬55 お13-954」です。
藤原 文太
父・文太の愛車は、アニメ開始当初は、拓海の乗るハチロクでしたが、拓海のバトルでのエンジンブローからの修理後、実用的でラクな車を求めて「スバル GC8インプレッサ WRX STi VersionV」を中古で購入しました。ボディーカラーはブルーで、ナンバーは「群馬52 が13-600」です。
秋名スピードスターズ(AKINA SPEED STARS)
池谷が立ち上げた走り屋チームで、ドラテクを追求する訳ではなく自動車が好きな人が集まった同好会的なチームです。
池谷 浩一郎
拓海のバイト先であるガソリンスタンドの先輩で、スピードスターズを立ち上げた本人です。愛車は、「日産 S13シルビア K’s」、ボディーカラーはライムグリーンツートン、ナンバーは「群馬58 へ51-745」です。
武内 樹
拓海の高校のクラスメイトであり親友である樹は大のハチロク好きで、「ハチロクを買う」と言う宣言をしましたが、誤って「AE85 カローラレビン SR」を購入してしまいました。ボディーカラーはホワイトで、ナンバーは「群馬56 へ 11-009」です。
健二
スピードスターズを立ち上げた池谷の幼馴染で、親友です。実家のクリーニング屋を手伝っており、暇な時にガソリンスタンドに来ています。拓海と樹からも「健二先輩」と呼ばれています。愛車は「日産 PRS13 180SX TYPEⅡ」、ボディーカラーはウォームホワイトで、ナンバーは「群馬55 し11-305」です。
赤城レッドサンズ(Red Suns)/PROJECT.D
関東最速プロジェクトのために、高橋涼介が赤城の優秀なメンバーを集めて創ったチームが「赤城RedSuns」です。のちに、レッドサンズを母体として関東完全制圧を目的として1年間という期間限定の「RROJECT.D」のチームになります。
高橋 涼介
かつて「赤城の白い彗星」と呼ばれ、レッドサンズを結成した本人です。レッドサンズのナンバー1で「ロータリーの高橋兄弟」の兄です。理論派のドライバーで、愛車は「マツダ FC3S サバンナRX-7∞」、ボディーカラーはクリスタルホワイトで、ナンバーは「群馬58 よ13-137」です。
高橋 啓介
レッドサンズのナンバー2で、「ロータリーの高橋兄弟」の弟です。ドライビングスタイルは兄と対照的に感覚派のドライバーです。愛車は、「マツダ FD3S RX-7 TypeR」、ボディーカラーはコンペティションイエローマイカで、ナンバーは「群馬37 お63-887」です。
中村 健太
啓介の愛弟子で、高橋兄弟にあこがれています。愛車は「日産 S14 シルビアQ’s」、ボディーカラーはオレンジで、ナンバーは「群馬72 し35-918」です。
妙技ナイトキッズ(Night Kids)
中里 毅を中心とした走り屋の集団ですが、柄が悪く中里と庄司慎吾との間で派閥争いが激化しています。
中里 毅
ナイトキッズのリーダーで、元はドリフト屋でしたが、グリップ走行を主としています。元はS13に乗っていましたが、現在の愛車は「日産 BNR32 スカイラインGT-R V-specⅡ」、ボディーカラーはブラックパールメタリックで、ナンバーは「群馬33 が26-037」です。
庄司 慎吾
拓海に「ガムテープデスマッチ」を仕掛けた本人で、群馬エリアダウンヒル最速を名乗る自信家です。愛車は「ホンダ EG6 シビック SiRーⅡ」、ボディーカラーはミラノレッド、ナンバーは「群馬56 よ46-037」です。
エンペラー(Emperor)
ランサーエボリューションのワンメイクチームで、リーダーの須藤京一の高橋涼介へのリベンジを機に群馬侵略を企てます。
須藤 京一
エンペラーのチームリーダーで、涼介に「勝つためにはえげつないぐらい合理的な作戦を選ぶ奴」と言われるほどの徹底的な合理的義者です。ランエボのワンメイクチームなだけに愛車は、「CE9AランサーエボリューションⅢ GSR」のボディーカラーはピレネーブラックパールで、ナンバーは「群馬58 し30-395」です。
岩城 清次
エンペラーのナンバー2で、同じくランエボ乗りです。気性が荒くあまり頭の回転がいいほうではありませんが、ドリフトが難しいとされる4WDの車でドリフトするなど、技術においてずば抜けています。愛車は「CN9A ランサーエボリューショⅣ RS」でボディーカラーはスコーティアホワイトで、ナンバーは「栃木78 へ46-637」です。
秋山 渉
埼玉県を拠点にする走り屋で、高橋啓介と互角に戦えるほどの実力の持ち主です。愛車は「AE86 カローラレビン GT-APEX 3Door」で、ボディーカラーは拓海と同じ白と黒のハイテックツートンで、ナンバーは「越谷56 よ73-212」です。
小柏 カイ
ストリートに突然現れたダウンヒルスペシャリスト。かつて、文太の最大のライバルであった、父・健に幼少のころからカートの英才教育を受けており、左足ブレーキ使いです。後に「レーシングチームカタギリSV」のダウンヒラーとしても登場します。愛車は「SW20 MR2 G-Limited Ⅲ型」で、ボディーカラーはストロングブルーメタリックで、ナンバーは「栃木58 か37-597」です。レーシングチームカタギリの際の車両は「ZZW30 MR-S S EDITION」、ボディーカラーはシルバーメタリックで、ナンバーは「湘南500 と56-824」です。
セブンスターリーフ(SSR)
日光市の日塩もみじラインを拠点とするチームです。本編ではカットされていますが、BATTLE STAGEにて登場しています。
末次 トオル
セブンスターリーフの「ダウンヒラ―」です。ありとあらゆるコーナーで慣性ドリフトを行う走りは、「カミカゼ・ダウンヒラ―」と呼ばれます。愛車は、NA6CE ユーノス・ロードスター」で、ボディーカラーはクラッシクレッドで、ナンバーは「栃木55 を86-596」です。
川井 淳郎
セブンスターリーフのもう一人のエースで、400PSあるスカイラインを上手くコントロールし、サーキットののように峠を走るグリップ走行を行います。愛車は「ER34 スカイラインⅡドアクーペ 25GT-TURBO」でボディーカラーはダークブルーパールで、ナンバーは「栃木 34 ほ22-936」です。
東堂塾
チューニングショップの社長、藤堂が車好きの若いお客を集めて開校したドライビングテクニックの特訓教室で、ドリフトの流行に逆らい、速さだけを追求する走り屋集団で、プロドライバーも輩出してます。エンペラーの須藤も東堂塾の出身です。
二宮 大輝
東堂塾現役生徒の中でかなりの実力者です。歴代の塾生の中でもTOP3に入るほどの実力者です。ブレーキングに独特の技術を使っており、速いブレーキを実現させています。愛車は「EK9 シビック Type R」でボディーカラーはサンライトイエローで、ナンバーは「栃木50 と56-838」です。
パープルシャドウ
茨城県つくば市の筑波パープルラインを拠点とするチームです。東堂塾とはライバル関係にあるチームで、ジムカーナやサーキット走行等で競い合っています。
城島俊也
峠の神様・「ゴッドアーム」と呼ばれていて、職業は医者です。右手のみでステアリングを操るワンハンドステアで、そのスタイルを20年以上続けています。完璧主義者で、全て計算尽くでは知っています。愛車は「AP1 S2000」で、ボディーカラーはロングピーチブルーパープルで、ナンバーは「土浦35 お71-109」です。
星野 好造
神業的なアクセルワークから、峠の神様・「ゴットフット」と呼ばれています。バトル中に常にしゃべり続けていて、しゃべり続けることによって冷静さと客観性を失わないように編み出した方法ということです。愛車は「BNR34 スカイラインGT-R V-specⅡ Nur」で、ボディーカラーはミレニアムジェイドメタリックで、ナンバーは「土浦39 き 38-374」です。
チーム246(ツーフォーシックス)
プロジェクトDの進行阻止のために作られた【4段階の防衛ライン】の第一の
防衛ラインです。本拠地は神奈川県秦野市・ヤビツ峠です。
大宮 智史
チーム246のリーダーで、元プロレーサーです。「最狂のクレイジーダウンヒル」と呼ばれています。愛車は「NB8C ロードスターRS」でボディーカラーはエボリューションオレンジマイカで、ナンバーは「相模501 く 37-125」です。
レーシングチームカタギリストリートバージョン
プロジェクトDの進行を阻止するために作られた防衛ラインの「第二の防衛ライン」です。本拠地は神奈川県足柄下郡箱根町と静岡県御殿場市に跨る長尾峠です。
皆川 英雄
タイヤマネージメントに長けた政党はのプロドライバーで、ヒルクライムの担当です。愛車は「JZA80スープラRZ」、ボディーカラーはスーパーホワイトⅡで、ナンバーは「湘南35 き81-973」です。
チーム・スパイラル
プロジェクトDの進行を阻止するために作られた防衛ラインの「第三の防衛ライン」です。「峠の自警団」としての顔も持ち合わせています。
池田 竜次
ゼロ理論・無の境地という独自の理論で走るチーム・スパイラルのヒルクライムの担当です。愛車は「Z33 フェアレディZ VersionS」でボディーカラーはバーングレッドで、ナンバーは「湘南301 み69-556」です。
奥山 広也
チーム・スパイラルのダウンヒル担当で、通称・スパイラルの「01」と呼ばれています。愛車は「S15 シルビア Spec-R」で、ボディーカラーはブリリアントブルーチタンパールメタリックで、ナンバーは「湘南503 ほ16-801」です。
サイドワインダー
神奈川県三大勢力の一つで、プロジェクトDの進行を阻止するために作られた防衛ラインの「最後の防衛ライン」です。「4段階の防衛ライン」を考案・指揮しています。
北条 豪
兄の北条凛と共に「富士の北条兄弟」と呼ばれ、富士スピードウェイの走行会では名が知られています。チームのチーフドライバーでクライムの担当です。啓介と同じで感性と集中力の高さで勝負する天才肌のドライバーです。愛車は「NA1 NSX」で、ボディーカラーはフォーミュラレッドで、ナンバーは「横浜 39 ま40-298」です。
乾 信司
プロジェクトDの最終戦のダウンヒルのドライバーです。片親であること、毎日無免許で同じコースを走り続けていること、愛車がハチロクであること、一見するとおとなしそうなタイプであること等、拓海に似通っています。躊躇なく相手の車にぶつけるなど怖いもの知らずで大胆不敵な性格でもあります。愛車はAE86スプリンタートレノ GT-APEX 2Door」で、ボディーカラーはハイテックツートンで、ナンバーは「相模57 い12-186」です。
死神GT-R
北条凛
涼介の医大の先輩で、サイドワインダーの北条豪の兄です。婚約者の香織と涼介と三角関係になり、香織が自殺したことにより自暴自棄になり、箱根で愛車のR32を通り魔的に相手の車にぶつけクラッシュさせる「死神」となりました。「それほどのスキルを持ちながら、なぜ大切な車を凶器に変える」といわれるほどのドライビングスキルを持っています。愛車は「BNR32 スカイラインGT-R」、ボディーカラーはダークシルバーで、ナンバーは「群馬33 ぬ37-564」です。
スポーツカーのオンパレード
いかがだったでしょうか?同じ車種でもグレードが違ったり、ボディーカラーか違ったりと多種多様な車がみられるのも頭文字Dの魅力ではないかと思います。車両ごとのちょっとした違いも楽しんで見てもらいたいです。