週刊少年サンデーで大好評連載中の「魔王城でおやすみ」。今かなり人気ですよね。ロールプレイング要素が含まれたファンタジー作品なのですが、王道ファンタジーからはちょっと外れた展開が魅力です。そんな「魔王城でおやすみ」は何と2020年にアニメ化が決定しているということで、今ますます盛り上がりを見せています。そこでこちらの記事では、本作品が一体どのような漫画なのか、その魅力を紹介します！まだ見たことがない方、気になっている方などは、ぜひチェックしてみてくださいね！
目次
「魔王城でおやすみ」とは？どんな魅力があるの？
「魔王城でおやすみ」は熊之股鍵次先生が描く漫画作品。2016年から「週刊少年サンデー」で連載がはじまりました。主人公は囚われのお姫様ですが、あらゆる手を駆使してより良い「安眠」を求めて頑張るという、ちょっと変わったショートコメディです。舞台はファンタジーの世界であり、人間も、魔物も登場します。またロールプレイングのような形式で物語が進んでいきますが、ストーリーの中では王道のファンタジーを皮肉るようなギャグも登場します。ファンタジーの世界で、敵も魔物も出てくるのに何故かゆるくて可愛い…という、この絶妙なバランスがたまりません。ストーリーの面白さはもちろんのこと、絵柄がとっても可愛いこともあり、かなり話題になりました。
大まかに「魔王城でおやすみ」のあらすじを紹介！
「魔王城でおやすみ」の大まかなあらすじを紹介します。時代は、人も魔物も共存していた時代。魔族の頂点に立つ魔王タソガレは、人間界の姫をさらい、この世の中を支配しようとしていました。姫がさらわれた時、人々は悲しみ、怒りの声をあげます。そして囚われた姫を探すため、勇者は旅を始めたのでした。
しかし…
ここまではごくごく普通のロールプレイングゲームっぽいのですが、ここからが少し変わってきます。檻の中に入れられた姫は「寝る以外、することがない。」ということに気付いてしまうのです。気持ちの良い睡眠のためだったら何だってやってやると言わんばかりに城の中を縦横無尽に歩き回り、好き勝手してみんなを巻き込むようになってしまったのでした。
魅力紹介その① 主人公は自由奔放すぎるお姫様？！
上記のことからも分かるように、「魔王城でおやすみ」の主人公であるお姫様は、かなり自由奔放な性格。囚われの身でありながら安眠に執着していて、自分が1番周りを巻き込んで自由にやっているという姿は、見ていてとても面白いです。姫の本名は「オーロラ・栖夜・リース・カイミーン」であり、人類統一国家である「カイミーン国」のお姫様です。長い名前ですがこれはほとんど受け継いだ名前であり、魔物からはほとんど「姫」と呼ばれています。ちなみに人間からは「栖夜」や「スヤリス姫」とも呼ばれています。姫ということで国民に慕われるスペックの持ち主ではあり普段は物静かなのですが、極度のマイペースでありしかも毒舌、安眠のためなら何の躊躇もせずどんなことでもやってのけるという、かなりの行動力を持ち合わせています。
自由なお姫様が可愛い！
囚われのお姫様なのに何故か自由奔放で、逆に魔物たちを困らせている…というのが面白いですよね。登場人物たちはあくまで真剣なのが、またクスッと笑えてしまいます。
魅力紹介その② 登場人物たちが全員個性豊か！
「魔王城でおやすみ」の魅力の1つとして、登場人物たちの個性も挙げられます。スヤリス姫だけでなく、この作品に出てくる登場人物たちは全員個性的で、見ていてとっても面白いです。スヤリス姫に振り回される周りの魔物たちとの掛け合いはまるで漫才みたいで、テンポよく繰り広げられます。この辺りも、アニメでどのように描かれるのかとっても楽しみですね！
他のキャラクターたちはこんな感じ
他のキャラクターたちはこのような感じです。ぱっと見はかっこよく、クールキャラに見えなくもないのですが、姫に振り回されているため不憫な立ち位置になることも多いキャラクター。そんなところもまた愛おしいですね。
魅力紹介その③ 絵が綺麗でキャラクターが魅力的！
「魔王城でおやすみ」の魅力を語る上で欠かせないものとして、イラストの綺麗さもあげられるでしょう。可愛らしい絵柄に惹かれて読んでみるという人も非常に多いほど、イラストがとっても魅力的ですよね。姫をはじめとする女性キャラクターはみんな可愛く、男性キャラクターはイケメンに描かれています。アニメのビジュアルも発表されましたが、原作の絵柄を引き継いだ綺麗なビジュアルだったため、ファンとしては期待が高まるところですね！このキャラクターたちが動いて喋る姿がとっても楽しみです。
魅力紹介その④ 1話完結方式で漫画はさくっと読むことができる！
大まかなストーリー構成はあるものの、基本的に「魔王城でおやすみ」は1話完結方式です。そのため漫画は比較的どこから読んでも楽しむことができるのも魅力の1つですよね。どのストーリーもテンポ良く進み、クスッと笑えるため楽しんで読むことができます。ちょっと癒されたいときなどにも向いていますね。
魅力紹介その⑤ キャラクターたちの恋愛模様を楽しむこともできる…？
本作品「魔王城でおやすみ」では、かなり微妙な距離感で進んでいく、キャラクターたちの恋愛模様を楽しむことができるのも魅力のひとつです。例えばキャラクターの1人である「あくましゅうどうし」。見た目は青年のような雰囲気ですが、実はこれでも結構歳をとっていて、「ジジイ」呼ばわりされることもあります。そんなあくましゅうどうしは自由奔放なスヤリス姫のことを孫のように思っていました。しかしその思いもだんだんと変化し始め、周りから指摘されたことによりそれが恋心であると気付くことになります。
不器用な「あくましゅうどうし」を応援したくなる！
あくましゅうどうし本人も気付かないうちに、いつの間にかスヤリス姫のことを好きになっていました。とはいえ不器用なあくましゅうどうしは、思いっきり好意が行動に出てしまっています。そんな行動を抑えるため、なるべくスヤリス姫と関わらないようにしていました。しかしそんな時に限って姫と関わる機会が増えてしまい、思わずあくましゅうどうしはきつく当たってしまいます。すると姫は、あくましゅうどうしが自分を避けていると指摘。何とか誤解を解いたところ、姫は安心した様子で微笑むのですが、この微笑みでまた惚れ込んでしまうのです。おそらく姫はあくましゅうどうしに対して恋愛感情は抱いていないのですが、これからの2人の関係に期待してしまいますね。
魅力紹介その⑥ アニメでの出演声優さんがとっても豪華！
2020年10月にアニメ化することが決定している「魔王城でおやすみ」。キャラクターを演じられる声優さんも発表されています。この声優さんがかなり豪華ということでも話題を呼びました。まず主役のスヤリス姫を演じるのは水瀬いのりさん。そして魔王タソガレを演じるのは松岡禎丞さん、あくましゅうどうしを演じるのは石川界人さんです。そのほかにも大原さやかさんや黒田崇矢さん、さらに大塚剛央さんや小山力也さんなどの様々な声優さんが出演されています。原作ファンやアニメファンはもちろんのこと、声優さんのファンにとっても楽しむことができるでしょう。
【魔王城でおやすみ】魅力紹介まとめ！
以上が「魔王城でおやすみ」の魅力紹介まとめでした！いかがだったでしょうか。ストーリーの面白さ、キャラクターの可愛さや個性など、さまざまな魅力がある作品であるということがわかりました。また非常にテンポのいい作品でもあり、1話完結でさくっと読めることも人気の理由です。アニメ化した際には、個性豊かなキャラクターたちがどのような展開を見せてくれるのでしょうか。また新しい魅力を知ることができそうで、とても楽しみですね！
