テニスの王子様は週刊少年ジャンプにて連載されていたテニスを題材とした漫画です。主人公の越前リョーマが青春学園に入学してレギュラーとして、個性的な仲間と共に全国を目指します。テニスの王子様は連載を終えていますが、現在は「新テニスの王子様」という続編が連載されています。今回はそんなテニスの王子様から登場していて、非常に人気の高いライバル校である氷帝学園のメンバーについて紹介していきます。
氷帝学園とは
氷帝学園はテニスの王子様に登場する東京都にある中学校です。作中では関東大会にて青春学園と当たり、優勝候補の一角でしたが敗れています。非常に部員数が多く、コートを取り囲むようにして応援するのが特徴です。ジャージやユニフォームはホワイトと水色がメインカラーです。全国大会にも特別枠として参加しており、青春学園と再び試合をしていますが、惜しくも敗れています。
跡部圭吾
跡部圭吾は氷帝学園テニス部に所属する三年生です。御曹司の一人息子であり、日本でもトップクラスの金持ちです。外見的特徴は横にはねた髪と整った顔をしていることから多くのファンがいます。幼い頃はイギリスに住んでおり、そこでテニスを学んでいます。自分よりも実力の高いプレイヤーを倒す為に相手の弱点を徹底的につく作戦を多くとってきています。跡部圭吾の性格は非常にナルシストで上から目線です。幼いころから金持ちで多くの人にチヤホヤされたことと天性のものであり、目立つことが好きな一面もあります。また、非常に敗けず嫌いであり、手塚には試合で敗北してから勝つためによりハードな練習をしています。帝王学などを学んでいてチームを引っ張っていくことが得意であり、強引にまとめる力を持っています。跡部圭吾の特技は相手の弱点を見抜くことができるインサイトと呼ばれる洞察力です。瞬時に相手の苦手な部分や弱点を見抜いて、そこを狙います。また、あえて相手を完全に叩き潰すために持久戦をするなどの体力も凄まじいです。作中後半ではインサイトを極めることで相手の死角を見抜く「氷の世界」を発動して一歩も動かすこともなくポイントを奪います。跡部はインサイトの他にもターンホイザーサーブと呼ばれるバウンドしないサーブを打つことができます。これにより多くの相手はレシーブをすることができないので、非常に強力です。さらに「破滅への輪舞曲(ロンド)」と呼ばれる一度相手のラケットを吹き飛ばしてからもう一度スマッシュを決める技もあるので、まさに敵なしの選手と言えます。
忍足侑士
忍足侑士は氷帝学園テニス部に所属する三年生です。丸い縁の伊達メガネと青みがかった長い髪が特徴です。関西弁をしゃべり、非常にクールなツッコミをします。性格は非常に冷静ですが、試合になると熱くなる一面もあります。周りから天才と呼ばれており、実力は氷帝学園の中でもトップクラスです。また、シングルスもダブルスもそつなくこなす万能なプレイヤーでもあります。忍足侑士は青春学園の不二周介と同じようにスマッシュを無効化することができる「羆落とし」が使えます。さらに、心を閉ざすことで相手に自分の心理を読ませることがないので非常に強力です。また、忍足侑士はドロップショットのタイミングが非常に上手く、作中では桃城や菊丸を翻弄していました。試合でのペース配分も絶妙であり、常に全力を出すのではなく、最後まで体力を温存することができます。
向日岳人
向日岳人は氷帝学園テニス部に所属する三年生です。赤い色のおかっぱ頭の髪形が特徴であり、氷帝学園の中では一番背が低い選手でもあります。性格は攻撃的であり、相手を挑発することが多いです。また、非常に活発で動き回ることを好みます。逆にペース配分などは気にしない直情的なところもあり、試合では体力が尽きる前に試合を決める短期決戦を好みます。向井岳人の特技はアクロバティックプレーです。驚異的なジャンプ力を活かしてありえない角度からボレーを放ってくる超攻撃的なプレースタイルです。完璧なサーブ＆ボレーヤーであり、ダブルスを担当しています。作中では日吉若とペアを組むことで相手に1ポイントも取られないように最短で勝負を決めようとするなど奇策を好む一面もあります。
宍戸亮
宍戸亮は氷帝学園テニス部に所属する三年生です。鋭い目と水色の帽子を逆にかぶるのが特徴です。以前は長い髪が自慢でしたが、不動峰中学の主将である橘に負けたことで短く切っています。性格は非常に男らしく勝気で負けず嫌いでもあります。また、後輩の面倒見が良く、鳳に非常に好かれています。元はシングルスプレイヤーですが、鳳と組むことでダブルスプレイヤーの才能を開花させています。宍戸亮の特技はずば抜けた瞬発力と足の速さです。短距離走が非常に速く、反対側のコーナーを狙われても追いつくことが可能です。また、鳳との無茶な特訓で得た、驚異的な瞬発力を利用して超スーパーライジングが可能であり、テンポの速い返球が得意です。非常に攻撃的なプレイヤーであり、いついかなる時でも攻めに変えることができます。
芥川慈郎
芥川慈郎は氷帝学園テニス部に所属する三年生です。試合以外ではほとんど寝ていることが多く後輩である樺地に担がれています。金髪のボサボサの髪形と眠たそうな目が特徴です。しかし、ひとたび目が覚めると非常にテンションが高くなり「うれC」や「恥ずかC」のように語尾を英語にしていう癖が出ます。立海大付属中の丸井文太に憧れています。芥川慈郎の特技は天性の生まれ持った手首の柔らかさです。その手首の柔らかさを利用することでどんな打球も衝撃を吸収してドロップボレーで返すことができます。プレースタイルは完全にサーブ＆ボレーヤーであり、スライスサーブを多用することでより速くネットに着くなどサーブ＆ボレーヤーとして特化しています。
樺地宗弘
樺地宗弘は氷帝学園テニス部に所属する二年生です。非常に大きな体とゴリラの様な顔が特徴です。性格は非常に大人しく純粋であり、先輩である跡部の後をついて忠実に命令に従います。「ウス」と返事をすることが多く、普段はそれ以外はほとんど話しません。
跡部と氷帝学園に対する忠誠心が非常に高い選手です。樺地宗弘の特技は驚異的なパワーと純粋なゆえに見た物を全て真似ることができる才能です。人を軽々と持ち上げられるほどの力であり、多くの人のラケットを吹飛ばしています。また、見た物をすぐに真似できるので、作中では手塚の技である百錬自得の極みや手塚ゾーンもコピーしています。基本的にはなんでもコピーできますが、天候による変化などでの微調整は度重なる練習がないとできずに手塚に負けています。
鳳長太郎
鳳長太郎は氷帝学園テニス部に所属する二年生です。グレーの短髪と高身長が特徴で非常に爽やかな顔立ちをしています。性格は礼儀正しく、紳士的で先輩に対して非常に礼儀をわきまえています。特に宍戸のことを尊敬しており、信頼し合っていることから非常に良いチームワークを築いています。鳳長太郎の特技は高身長を活かした強烈な高速サーブです。関東大会では「スカッドサーブ」と呼ばれていましたが、全国大会では「ネオスカッドサーブ」というものに進化しており、スピードが増しています。大会で一番の速さを持つサーブでもあり、確実にポイントを取ることが可能ですが、ダブルフォルトの可能性も高いリスクのある技でもあります。
日吉若
日吉若は氷帝学園テニス部に所属する二年生です。金髪のおかっぱ頭と切れ長の目が特徴です。次期部長と呼ばれる実力の持ち主であり、部長である跡部にも期待されている人物です。また野心家な一面もあり、跡部を倒そうと努力しています。性格は冷静ですが、うちに秘めているものは熱く、虎視眈々と上を目指すタイプです。日吉若は日舞と呼ばれる古武術を取り入れたかわったフォームから繰り出される独特な技が特徴です。非常に攻撃的なプレースタイルであり、関東大会では越前リョーマと補欠同士のサドンデス対決でいい勝負を見せています。負けず嫌いな一面もあり、全国大会で青春学園にリベンジすることを強く願ってもいました。
氷帝学園テニス部メンバー一覧まとめ
今回はテニスの王子様に登場する氷帝学園のメンバーについて紹介しました。氷帝学園のメンバーは全員女性ファンが多く、人気の高いメンバーです。実力も高く、青春学園の一番のライバル校でもあるので、注目です。
出典
