4月から放送されるアニメ『女神のカフェテラス』はマガジン連載の作品が原作で、5人の美女たち同居するというハーレムラブコメで、基本的には1話完結のドタバタ日常コメディとなっています。今回はコミックス1巻分の内容を簡単にまとめてみました！作品でいえば序章の部分で、この先から面白くなってくるというさわりの部分です。
目次
ストーリーその① ファミリア
東京大学に現役合格した新大学生の粕壁隼は、喧嘩別れした祖母の訃報を聞き生まれ育った故郷へ戻ってきます。祖母は生前『Familia』という名前の喫茶店を経営しており、自宅兼職場だったその喫茶店へと足を運ぶと、そこには謎の美女5人が着替え中の場面に出くわしてしまいます。大学生の『月島流星』、『小野白菊』、高校生の『敦河秋水』、専門学校生の『幕澤桜花』、フリーターの『鳳凰寺紅葉』は住み込みで働いていた従業員たちで、祖母を看取った5人でした。
ファミリア②
不幸なすれ違い（ラッキースケベ）で隼は5人にシバかれてしまいます。隼は現家主として、喫茶店は取り壊して駐車場にするから出ていけと言います。行く当てのない5人は困って色々と策を講じてきますが、軽くあしらわれてしまいます。しかし、隼にも幼いころから見てきた喫茶店や祖母との思い入れがないわけでなく、祖母が5人と楽しく生活し笑いながら亡くなったことを知ると大学を休学し、新オーナーとして一年間経営に携わる決意を固めます。
ストーリーその② おばあちゃんとの約束
喫茶店の経営改善に乗り出した隼は、店の帳簿を見て絶句。経営状況はほぼほぼ赤字でした。そんな経営状況を5人の従業員とともに改善していかなければいけませんが、隼は東大合格するほど秀才で合理的で、口が悪くて言いたいことはズバズバ言うし遠慮もない性格でした。なので、従業員たちと真っ向から衝突しながらも、経営者らしくこき使うところはこき使いながら、新しい生活をスタートさせます。
おばあちゃんとの約束②
とはいえ5人の女子たちの生活ではトラブルになることも多く、隼はあまり良く思われていませんでした。そんな中、大学生の小野白菊だけは比較的好意的でした。祖母の生前は、みんなあまり掃除や料理などの家事をしてこなかったらしく、家事は全員が分担して行うと隼が強く言わなければ気の弱い白菊が家事を押し付けられる流れになっていたかもしれませんでした。そんな白菊はおばあちゃんとの約束であるご飯はみんなで一緒に食べることにこだわっており、その約束のおかげで隼はひんしゅくを貰いつつも孤立することはありませんでした。
ストーリーその③ プレオープン
店を再び開店させるため、プレオープンとして予行練習を行う隼は、店長としてせめてコーヒーくらい自分で淹れられるようにと従業員にコーヒーを振舞い、忖度なしの評価を求めます。結果はボロボロのボロカスに言われてしまい発狂しそうになりますが、負けず嫌いな隼は練習を続けます。そんな隼に声を掛けたのは、隼を一番ボロボロのボロカスにこき下ろした鳳凰寺紅葉でした。
プレオープン②
紅葉は祖母からコーヒーの淹れ方を伝授されており、彼女が振舞うコーヒーは隼の淹れるそれとは別物でした。彼女のコーヒーを飲んだ隼は自分のプライドを捻じ曲げて、紅葉に教えを乞いに行きます。思い通りにいかないとすぐにスネる、でも結局謝ってくる性格は紅葉が隼の祖母から聞いていた特徴そのものでした。紅葉は隼をからかいながらもコーヒーの淹れ方を教えてくれます。
ストーリーその④ 挨拶回り
隼は店の開店に合わせて取引先へ挨拶回りのため、月島流星に案内を頼みます。流星に頼んだのは消去法で、目つきと態度が悪いわけでもなく、人見知りでも馬鹿でもなかったからです。流星は取引先の人たちに愛嬌を振りまいて丁寧に対応します。行く先々で隼をこき下ろした流星は、最後に神社に立ち寄ります。隼の祖母は新しいことを始めるときには自分の街の神社に挨拶に行くことを心がけていたからです。
挨拶回り②
そこで流星は行く先々で隼をこき下ろした理由を話します。仏頂面で頭も下げずにただお店を再開することだけ伝えても、何の挨拶にもならないし何の覚悟も感じられないからと流星が全力でフォローしていたのです。ド正論をぶつけられてしまった隼は、素直に反省し再び一人で挨拶回りをしに行きます。口は悪いが、素直に反省と努力はするところを見て、頼りないと思いながらも認めるのでした。
ストーリーその⑤ 犬猿の仲
従業員の一人、幕澤桜花と隼は比較的すぐに打ち解けた他の4人とは違い、バリバリに衝突していました。お互いに言いたいことは言う性格で、犬猿の仲と言って差し支えありませんでした。流星に店長として少しは従業員と仲良くなる必要があるんじゃないの？と正論を言われた隼は、他の従業員たちに相談しながら何とかして桜花と打ち解けようと努力します。
犬猿の仲②
しかし、隼は嘘をつくのが死ぬほど苦手で、おべっかを使うのもヘタクソで結局会えば喧嘩ばかりでした。そんなあるとき、隼は従業員の制服を着る桜花を目撃します。褒めるところのない桜花を褒めようとして、桜花ではなく制服自体を褒めちぎってしまう隼、当然怒って喧嘩になると思いきや、その制服は桜花がデザインしたものだったのです。隼が嘘を付けないことを祖母から聞いていた桜花は、心の底から喜びます。
スト―リーその⑥ 開店前夜
喫茶店『Familia』の開店前夜となり、何とか他の従業員たちとも打ち解けることが出来ました。とはいえ、隼は高校時代からコツコツやってきた株投資のおかげで経営がうまくいかなくてもどうにかなる保険がありました。そんな中、従業員の中で最もアホだと思っていた敦河秋水は隼に「大切なモノは案外簡単に壊れてしまう」と意味深な事を言い出します。そして「その原因が私だったらごめんね」とも。隼が構築してきた人間関係はいつか壊れてしまうかもしれない……そんな不吉なメッセージでした。
開店前夜②
とさっきシリアスに言ってきたのは、そういう人間関係うんぬんではなく、隼のパソコンとスマホの話でした。筋トレ中に手を滑らせた秋水がパソコンとスマホを破壊してしまったのです。しかも、隼が投資していた株が大暴落し、パソコンとスマホが破壊されていたせいで売ることも出来ず貯金が一瞬で溶けてしまいました。てへぺろをかます秋水を折檻し、貯金ほぼゼロでのスタートが確定してしまいます。
ストーリーその⑦ 開店！
いよいよ開店の当日。最初のオープンということで隼を含めた6人全員が出勤し、喫茶店Familiaが再スタートします。流星からはいい客もいれば、態度が悪い客もいるのだから熱くならずに冷静に対応するように言われます。開店直後は昔なじみのお客さんが続々と現れ、コーヒーの評価も上々でした。
開店②
流星が懸念した通り、横柄な態度の老人が現れます。その人物は不破という名前の資産家で生前の前オーナーに資金を貸付けていましたが、常に辛く当たっていました。隼に対しても無理矢理頭を下げさせるほどに散々な態度でした。店や隼の祖母を散々にこき下ろした不破に対し、先に限界に来たのは5人の従業員たちの方でした。結局、従業員にセクハラまでした不破を追い返します。
【女神のカフェテラス】1巻のストーリーまとめ
女神のカフェテラスのコミックス1巻分のストーリーをまとめてみました。最初はヒロインたちとの出会いとそれぞれのヒロインとの最初のエピソードがピックアップされた内容でした。ヒロインも魅力的でしたが、主人公もバリバリに我の強い主人公で、バリバリにヒロインと衝突するという強烈な個性を持っているのが面白いです！魅力的な主人公とヒロインたちに加えて、笑いありのドタバタコメディーはアニメでも受けやすいジャンルだと思うので、来期の注目作となるかもしれません！面白い作品なので、アニメもおススメです！
