2021年1月から放送開始するアニメ二期「五等分の花嫁∬」が今から非常に待ち遠しい今日この頃ですが、今回は二期をより楽しむために前期に放送された「五等分の花嫁」の名シーンを振り返っていきたいと思います。前期の「五等分の花嫁」でも目を見張るような神作画や神演出が大量に出てくるので、ぜひ一度この記事でチェックした後見返してみて下さい！初見では気づくことのなかったキャラクターの動きや、心情表現などもう一度見てみることによって再発見できるなんてことも多々あるので、気に入ったアニメではインターネットや雑誌などで周りの人がどのような感想を持ったのか？どの作画に心を奪われたのか確認してからもう一度見てみることをおすすめします。前置きが長くなってしまいましたが、以上がこの記事を皆さんに読んでいただきたい一番の理由です。それでは早速「【五等分の花嫁∬】アニメ二期を観る前に抑えておきたい！これまでの名シーンランキング！！」を発表します！！
目次
5位 三玖 「責任取ってよね」
五つ子達の家庭教師として働くことになった風太郎ですが、初めのうちは四女の四葉を除いて他の誰からも信頼を勝ち得ることが出来ませんでした。家庭教師としての役割を全うするために必要不可欠な五つ子達からの信頼ですが、いかんせん一人一人のクセが強いので成績優秀といえども人の気持ちを推し量るのが不得手な風太郎は序盤早々に行き詰まってしまいます。
風太郎が初めて主体的に信頼を勝ち取ったシーン！！
しかしそんな中、五つ子達の中で自分が一番劣っているという悩みを抱えていた三女の三玖に対して、三玖の得意科目である歴史などを引き合いに出し、三玖が他の五つ子達と比べて決して劣っていないこと、そして他の五つ子達ができる事は三玖自身が必ずできるはずであるというアドバイスをすることで、それまで自分に自信を持つことができなかった三玖から信頼を勝ち取ることができました。
超高インパクト！！振り向き際の「責任取ってよね」
そんな風太郎の言葉に感化されて、日本史以外の不得意な教科にも興味を示すようになった三玖が英語の本を手に取った後、風太郎の方を振り向き発した言葉がこの「責任取ってよね」です。これまでは風太郎に対してそっけない態度をとっていた三玖ですが、このシーンを境に風太郎に対してはかなり柔らかい反応をするようになりました。
指折りの人気キャラクター三玖の一番印象に残るシーン！！
風太郎に対してツンツンしていたキャラクターが彼の言動を境に一気に彼に対して態度を変えるというのはこの作品のお決まりでもあるのですがこのシーンは、初めてそのお決まりが出たシーンですのでかなり印象に残った人も多いと思います。作画としても非常によくできており、この辺が三玖が指折りの人気キャラクターに成長した一因でもあるのではないでしょうか？
フィギュアにも！？
アニメでも印象に残るシーンである、この「責任取ってよね」ですがあまりにこのシーンの三玖のイメージが強すぎたため、現在発売されている三玖のフィギュアはこのシーンを連想させる振り向き際の造形となっています。やはり三玖といえばこのシーンだ！！と思う方が多いという事なのではないでしょうか？
4位 みんなで花火
アニメ一期の前半一番の山場と言えばこのみんなで花火をしたシーンではないでしょうか？このシーンの少し前では、五つ子達の母親の存在と彼女達一人一人の心の中にある母親への想いや他の姉妹には伏せていた一花の秘密等々、今後の作品展開としても重要なテーマとなる数多くの伏線や設定が明かされることとなっており、今まではかわいい女の子がたくさん出てきて舞い上がっていた視聴者側も一度、はっと考えさせられる展開になっています。それ故に五つ子達がそれぞれの感情を抱えながらも集まり、笑顔で花火をするこのシーンは思わず心を奪われてしまうといったことがあるのかもしれません。
回想シーンの花火との対比がうまく織り込まれている！！
映像描写としても、五つ子達の回想の中で空いっぱいに広がる壮大な打ち上げ花火を母親と眺めるシーンと対照的に風太郎とらいはと五つ子達全員が揃って、つつましやかに線香花火をする様子が描かれており、非常にうまく対比されていると思います。何の不満もなく幸せに母親とともに五つ子達全員が揃って花火を見ていた日々と母親亡き後、新しいパートナーの風太郎と線香花火を楽しむこのシーンには考えさせられるところも多く、物語としての深みを感じられるシーンでもあります。
3位 風太郎と一花の二人だけのキャンプファイヤ
一期の最後にある林間学校ではこれまでの総括といった風に様々なイベントが風太郎に起きます。その中でも最も印象に残ったという方が多いであろう名シーンがこの風太郎と一花の二人だけのキャンプファイヤーではないでしょうか？
初めは乗り気ではなかった？
林間学校が始まる前に、一花に好意を抱いていたクラスメイトの前田からの「キャンプファイヤーで一緒に踊ってほしい」というお願いを三玖が阻止しようとした結果、「風太郎と一緒に踊ることになってるから」というふうに一花が言ったことになってしまいました。初めは風太郎に好意を寄せている三玖に遠慮して、風太郎とのキャンプファイアを三玖に譲ろうと考えていた一花ですが風太郎と行動を共にするうちに風太郎への好意を自覚するようになりました。
腹黒キャラの原点？
最後まで三玖と自身のどちらが風太郎と踊るべきか葛藤する一花でしたが、偶然風太郎と二人きりで倉庫の中に閉じ込められた際に、二人だけのキャンプファイヤーと称して風太郎と踊ることに成功します（実際には途中でハプニングが起きてしまい最後まで完遂することができなかったのですが...）。一期の後の展開では風太郎を思うあまり他の五つ子達を蹴落とすような行動をとってしまい腹黒キャラとなってしまう一花ですが、その彼女の行動の原点には風太郎への好意を自覚する元凶となってしまったこの風太郎との二人だけのキャンプファイヤーのシーンがあるのではないでしょうか？
2位 四葉 「ウーソー」
「五等分の花嫁」の中でも一、二を争う程の人気キャラである四葉ですが、その四葉の数多くある名シーンの中でも最も印象に残るシーンは四葉が風太郎を膝の上に乗せて告白をした後「ウーソー」とその言葉を否定するシーンなのではないのでしょうか？
「ウーソー」は嘘なのか？
四葉以外の五つ子達が全員風太郎に対して元々はそっけない態度をとっていたのに対して、風太郎に「なぜ自分が初めから風太郎に対して積極的に協力をしたのか？」という話を持ちかけ、彼に対して「好きだから」と告白をしたのですがその後すぐに「ウーソー」と前言を撤回したシーンなのです。このシーンの少し前に、風太郎に嘘をつくのが下手だと指摘された四葉が彼女なりの仕返しをしたというシーンでもあるわけですが、このときの「嘘」のイントネーションがうまく発音できずに「ウーソー」になっていること等から、解釈の仕方によっては、風太郎に対して行った告白は決して嘘ではなく、その後に発した「ウーソー」の方が下手な嘘であるとも解釈することができるシーンとなっています。
真相はどちらなのか！？二期で明らかに！？
果たして彼女が言った言葉のどちらが本当なのか？非常に気になるところではありますが、その謎も二期を最後まで観ることで明らかになることとなります。四葉は作中でも非常に重要なキャラクターである事は間違いないので彼女の行動や発言を含んだ描写は特に細かくチェックしてみた方が良いかもしれません。
1位 みんなで風太郎のいる病室に忍び込む！！
一期で最も印象に残る名シーンといえばやはり一番最後の五つ子達全員が風邪で寝込んでいる風太郎のいる病室に忍び込むシーンではないでしょうか？ベタなようで申し訳ないのですが、それでもやはり一期の最後を飾るシーンと言うこともあり作画の気合も入っていて非常に完成度の高い名シーンと言えるのではないでしょうか？
反転の演出
五つ子達を勉強させるために、必死に彼女たちの後を追いかけ鼓舞してきた風太郎が体調を崩し、寝込んでしまった際に今度は彼女たちが風太郎のために部屋に忍び込むという、うまい反転の演出が使われており、一期を通して風太郎が獲得した五つ子たちからの信頼がわかりやすく表現されています。
視聴者を最後までテレビに釘付けにする工夫
又、これらの風太郎に対する信頼や好意を示唆する描写としてだけではなく、キャンプファイヤーの終わる瞬間に手をつないでいたカップルは永遠に結ばれるという設定があることで、キャンプファイヤーが終わる瞬間に風太郎の手を握っているキャラクターが誰であるのか視聴者に興味を持たせ最後まで画面に目を釘付けにするといった役割も果たしています。
さらにもう一つの役割
実際には風太郎の手を握っていたのは五人全員だったというまさかのオチがついていたわけですが、花嫁は五人の中に必ずいるということを示唆しつつ次の二期にその謎を繋げるといった役割も果たしており、一期のラストとして非常によくできている名シーンだと思います！！
【五等分の花嫁∬】アニメ二期を観る前に抑えておきたい！これまでの名シーンランキングまとめ
いかがでしたか？非常にファンの多い大人気アニメと言うこともあって、数多くの名シーンがありましたね。どの名シーンにも一つ一つ作り手の工夫や感じとって欲しいメッセージが仕込まれていて、非常に見ごたえのあるアニメとなっていたのではないでしょうか？二期では一期でのこれらの名シーンではられた伏線たちが次々と回収されていくこととなりますので、先ほど紹介した一期の名シーンの工夫やテーマを心のどこかにとっておきながら二期を視聴してみてくださいね。きっと面白い発見があると思いますよ。
