【約束のネバーランド】GF農園の真実と秀才であり特上 主人公の1人エマ

約束のネヴァーランドは2016年に週刊少年ジャンプにて連載開始された人気作品です。孤児院と思われていた施設で育った子供達は、実は食肉。ただただ極上の鬼の餌として大事に育てられていたのでした。今回は、そんな農園で育った秀才であり、本作の主人公のエマについて紹介させていだきます。

GF農園と特上のエマ

出典: 約束のネバーランド ©白井カイウ／出水ぽすか／集英社／CloverWorks
エマは自分達のことを孤児だと思い込んでいます。毎日のテストで毎回フルスコアを叩き出す秀才児である11歳。ノーマン、レイもともに11歳で毎回フルスコアを取っています。首筋には63194の文字。この孤児院ではお呼びがかかるか、12歳になるとこの農園を出て里親に引き取ってもらい、外の世界へと出なければいけません。みんな外の世界へと憧れと希望を持ち、外に出て行った孤児が連絡をくれない程、楽しんでいると思っています。みんな里親に引き取られることを楽しみにしているのです。

GF農園と特上のエマと言う真実

出典: 約束のネバーランド ©白井カイウ／出水ぽすか／集英社／CloverWorks
里親の決まったコニーとお別れの日。コニーが大切にしていたうさぎのぬいぐるみを忘れていったので、ママの言いつけを守らずに外に出て、ぬいぐるみを届けてあげることにしました。そこで見てしまった、コニーの死体と、衝撃の事実。自分たちは鬼の餌のために育てられており、そのことをママは知っていると言う事なのです。ここからエマはノーマンと脱走を企てます。

GF農園の真実①

出典: 約束のネバーランド ©白井カイウ／出水ぽすか／集英社／CloverWorks
里親に引き取られて（鬼の餌として）出て行くのは、早くても6歳。遅くても12歳です。それは鬼の餌としては、人間の脳は格別であり、人間の脳は6歳までに90%成長、12歳にて100%成長すると言われています。より発達した脳を好む鬼は、ノーマン、エマ、レイを特上として食肉として出てくることを楽しみにしています。

GF農園の真実②

実は、食肉児たちは皆、耳の裏に発信機がつけられています。赤子の時からつけられていた為に、傷も残っておらず、発信機自体も非常に小さいものとなっています。しかし、誰がその場所にいるかはわからない様子です。

GF農園の真実③

出典: 約束のネバーランド ©白井カイウ／出水ぽすか／集英社／CloverWorks
GF農園は最高級の食肉農園であり、本部に近接する高級食肉農園はその他に4つありますが、GF農園のママであるイザベラが非常に優秀で、特上の肉を育てることができているというのは有名な話のようです。また、ママになるのは、優秀な農園出身者の女の子が、その後にさらに他農園出身者と競って勝ち残った者だけママ候補となります。そうです。エマにもママを目指さないかと声がかかっていたのです。

GF農園特上のエマの性格

出典: 約束のネバーランド ©白井カイウ／出水ぽすか／集英社／CloverWorks
明朗快活で、秀才のエマ。GF農園では特上と言われるだけあり、責任感、感受性も非常に豊かです。脳の発達において、感情というものは環境や遺伝とともに大切だと言われていおります。しかし、そんなエマも農園で、レイに怒る場面が。レイが内通者だと知ったエマでしたが、同時に自分たちが何も知らない時からレイが1人で戦っていたことを知ります。そんな彼が、過去、発信機を壊す方法を知るために、ほかの子供を犠牲にしていた事を勘ぐるのです。憤りを感じるエマでしたが、自分たちにも内緒で6年間ずっと1人で戦い続けてきたレイのことを思いやり、表情は隠そうとしたエマでした。

エマのGF農園からの脱走と特上という策略

出典: 約束のネバーランド ©白井カイウ／出水ぽすか／集英社／CloverWorks
エマたちは自分たちが農園の特上ということを知り、みすみすママが自分たちを殺さないということがわかりました。そこで下見の際に、強硬で突破で敢行しようとしますが、ママに足を折られ見事に封じられてしまいます。その後の脱走当日、農園のハウスに火を放ち、自分を犠牲にしてみんなをの逃そうと思うレイ。レイもまた特上の食肉だったので、ママは絶対にこちらを助けに来ると踏んだのでした。しかし、レイを説得し、自分の左耳を切り離して炎の中に投げ込んで囮としたエマ。この自分たちが特上であり、大切な食事ということを理解して、無事脱走することができたのです。

GF農園出身者 特上のエマの皆を救うための決断

出典: 約束のネバーランド ©白井カイウ／出水ぽすか／集英社／CloverWorks
ノーマンとレイは、脱走の計画を企てる際にある程度の切り捨ては必要になると考えていました。それでもどうしても皆を救いたいエマ。しかし、どうしても小さい子供達を皆引き連れて脱走するのには無理があります。それでも諦めきれないエマ。そこで、エマは4歳以下の子供達は2年以内に救いに行くとの誓いをたて、5歳以上の子供たち全員で脱走をするのです。みんなを救うために、ほかの皆にも真実を教え、自分は心が折れたような素振りをして、訓練はゴートン達に託したエマ。皆を救うために、唯一4歳であり、秀才になるであろうフィルにもこのことを打ち明けて、4歳以下のほかの子供達の面倒をお願いするのでした。

GF農園を出た特上のエマと７つの壁

出典: 約束のネバーランド ©白井カイウ／出水ぽすか／集英社／CloverWorks
GF農園を無事脱走したエマ達。幾度となく危険が降りかかります。そんな折、エマは絶対に諦めません。みんなを守るため、農園にいる幼い子供達を救うため、そして自分も生き抜くために。野生の鬼との戦いでも、シークレット・ガーデンでも、ミネルヴァからの情報をもとに、７つの壁に向かうために。この7つの壁とは一体なんなのでしょうか？おそらく、この物語の鬼と人間との約束にも関わってくるのでしょうが、その詳細はいまだにわかりません。どのようなストーリーになるのか今後も注目ですね。

GF農園の特上のエマ まとめ

出典: 約束のネバーランド ©白井カイウ／出水ぽすか／集英社／CloverWorks
エマは仲間を失った際の、自分の判断が間違っていたのかと自問自答をします。誰かが死んでしまったことを自分のせいのように自分を攻め立て、時には塞ぎ込んでしまいます。そんな少女が周りと助け合いつつ、成長していく物語でもあるように感じる、本作。今後が楽しみですね。