アニメ化が決定した「とある魔術の禁書目録」。その中でも一方通行（アクセラレーター）のヒロイン役で天真爛漫なキャラ「打ち止め（ラストオーダー）」は人気が高く、ファンも多いと思います。今回はラストオーダーの魅力や能力について考察していきます。
打ち止め（ラストオーダー）のプロフィール
出典: とある魔術の禁書目録 ©鎌池和馬/アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX
妹達の上位個体で、通称「ラストオーダー」。 上位個体としてミサカネットワークに直接命令を下す事ができ、 反乱防止用の安全装置として、肉体的に未完成のまま培養機で保管されていた。 外見年齢は10歳前後で、肩まである茶色の髪と同色の瞳、立派なアホ毛を持つ。 未完成のためか他の個体より感情表現が豊かである。
最も人間らしい妹
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他の妹達同様、淡々としゃべるが表情は多彩で裸を見られれば焦る、子供らしい態度をとるなど最も人間らしい妹達である。喋り方は「○○、ってミサカはミサカは××してみる（みたり）」。所有能力は他妹達と同じ「欠陥電気（レディオノイズ）」であり、レベル3相当。
一方通行のヒロイン
出典: とある魔術の禁書目録 ©鎌池和馬/アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX
体の調整が終わっていないため、本来培養器の中から出られないのだが、 一方通行をレベル6へ進化させる実験の失敗で街中を毛布一枚で彷徨っていた際に一方通行と出会う。 現在、一方通行の演算能力は彼女を管理者とするミサカネットワークで補っている。一方通行サイドの話のヒロイン的存在で、一方通行をとてもよく慕っている。 いつも漫才のような会話をし、シリアスな場面では一方通行に信頼と献身を見せる。
アレイスターの計画を担うキーパーソン
出典: とある魔術の禁書目録 ©鎌池和馬/アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX
一方通行と並ぶアレイスターの計画を担うキーパーソン。レベル6進化計画失敗の後、研究員の天井亜雄により妹達を狂わせるウイルスを注入されている。 このウイルスは妹達を完全に制御下に措くもので、実験後に学園都市の外にて治療されている妹達に打ち止め経由で感染。 感染した妹達で外の機関を総攻撃を行う筈だったが、一方通行に阻止され、天井は芳川桔梗に射殺される。
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これを機に一方通行に多大な信頼と献身を見せるようになった。 その後はヘブンキャンセラー（カエル顔の医者）の下で打ち止めは治療され、その後は黄泉川愛穂のアパートに一方通行共々お世話になる。前方のヴェントによる学園都市襲撃の折、ヒューズ=カザキリを顕現させるために木原数多率いる猟犬部隊（ハウンドドッグ）により拉致される。 同日、ヒューズ=カザキリを止めるために現れたインデックスに命を救われたが同時に、一方通行が彼女のもとを離れてしまう。尚、一方通行が垣根帝督を倒した際は暴走した一方通行のもとになんの警戒もなく近付き、暴走を止めている。
一方通行との関係
出典: とある魔術の禁書目録 ©鎌池和馬/アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX
アクセラレータは、当初とある研究機関における実験に関わっていました。それが、絶対能力進化計画(レベル6シフト)です。学園都市に7人しかいないレベル5の頂点であるアクセラレータを、5の域を超え6にシフトさせようとした計画でした。力により孤立し続けてきたアクセラレータは、圧倒的な力を手に入れ他者が無益な戦いを自分に挑まなくなるよう、力を手に入れようと計画に協力します。そこで命じられたのが、御坂美琴のクローンの大量殺戮でした。大量殺戮に無意識化では抵抗を感じていたものの、引き返せなくなり御坂姉妹(シスターズ)を壊し続けたアクセラレータですが、上条によってそれを止められます。
出典: とある魔術の禁書目録 ©鎌池和馬/アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX
ラストオーダー登場シーンそして、絶対能力進化計画(レベル6シフト)を降りたアクセラレータは、通行止め(ラストオーダー)という、御坂クローンの演算をつかさどっている少女に出会います。出会い頭は、夜道を歩いているアクセラレータに、裸にマントを被ったラストオーダーがついていくというなんとも不思議な絵面でした。素っ気ないアクセラレータに付き纏う形で、ラストオーダーと関わりはじめるアクセラレータ。最初のうちは全く取り合わないアクセラレータですが、贖罪の意味や(多少なりとも彼女の純粋さにあてられ)関係が深まっていきました。
出典: とある魔術の禁書目録 ©鎌池和馬/アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX
アクセラレータは、贖罪として関わり始めた(面倒を観始めた)ラストオーダーとの日常を暮して行くうちに、だんだんその騒々しさに慣れていき、いつのまに彼女が日常の象徴となっていきます。これは、とある魔術の禁書目録のメインの組み合わせである、上条当麻とインデックスに非常に似通った関係性なのです。立場や暗さ、境遇は違いますが。このことから、アクセラレータ×ラストオーダーと、上条当麻×インデックスは裏と表の主人公・ヒロインとして描かれていくことになります。この組み合わせのコントラストも、とあるシリーズの見どころですね。
一方通行×打ち止めの名場面
出典: とある魔術の禁書目録 ©鎌池和馬/アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX
「そォだね。俺もずっと一緒にいたかった」アクセラレータが死地に向かう際、はじめてラストオーダーに自分の気持ち、好意を伝えた言葉です。禁書目録の中でもトップ3に入る泣ける名言だと思います。死地に行くことを悟ったラストオーダーが、アクセラレータに「行かないで。ずっと一緒にいようよ」と呼びかけた時に放たれたこの言葉。もう涙なしには読めませんでした。アクセラレータは今まで守るべきものや愛する者もおらず、孤独な人生を歩んできた人間です。
出典: とある魔術の禁書目録 ©鎌池和馬/アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX
そんな彼が、とあるきっかけで通行止めと知り合い、彼女を次第に守りたいと思うようになっていくのです。この言葉がでるまでに、2人の間にどれだけの時間が経っていたのでしょう……。アクセラレータがなんとしても無事で帰ってきてくれるように、泣きながら読んだのを思い出す名場面です。。
まとめ
裏のヒロイン（一方通行の）として個性的で一方通行や周りを振り回す性格でまさに天真爛漫な少女とも言えるラストオーダー。人気が高く、小萌先生とロリ枠の二大巨頭の一角で、作中でも可愛い言動が多いです。ぜひ原作やアニメでラストオーダーの活躍をチェックして見てください。
