2024年4月からアニメ化する週刊少年ジャンプ連載の作品『夜桜さんちの大作戦』は、一般人の主人公『朝野太陽』がとある出来事から幼馴染みのヒロイン『夜桜六美』と結婚し、最強のスパイ一家に婿入りし、様々な事件に巻き込まれていくドタバタスパイアクションコメディです！主人公の朝野太陽は一般人で最初から強い主人公ではなく、成長していくタイプの主人公となっています。今回はそんな主人公、朝野太陽がどんなキャラクターなのかを紹介していきたいと思います。
目次
悲惨な過去を持つコミュ障陰キャ、朝野太陽くん……
本編開始時は16歳の高校二年生です。人と仲良くすることがとてつもなく苦手でクラスメイトの男子に話しかけられただけで気絶してしまうくらいのコミュ障です。唯一まともに話ができるのは幼馴染の夜桜六美だけで、その原因となったのは家族全員が巻き込まれた自動車事故です。その事故では目の前で家族全員を失い、そのトラウマから大切なものをなくしてしまうことに強烈な恐怖心を感じるようになってしまい、コミュ障陰キャになったという経緯がありました。元々の性格はそうではなかったようです。
最強で最凶のスパイに命を狙われる朝野太陽くん……
傷心の太陽に常に寄り添い続けてくれたのが幼馴染みの夜桜六美でした。なので事故の後も太陽は六美とだけはまともにコミュニケーションがとれていました。しかし、そんな六美と太陽の前に昼川という新任教師が現れます。昼川は六美のストーカーで、六美に言い寄る男子を片っ端から〆ていました。そしてその矛先が太陽に向くのですが、何と昼川の正体は六美の実の兄、夜桜家の長男にしてスパイ業界最強の男、夜桜凶一郎だったのです。
六美と婚約！？夜桜さんちの一員となる太陽
夜桜凶一郎はスパイ業界の中でも最強格と名高い遥か高みに君臨する実力者ですが、その裏では六美に異常なほどの愛情と執着を見せる超絶シスコン兄貴でもありました。そんな凶一郎に命を狙われることとなった太陽は、夜桜家鉄の掟である『家庭内殺人禁止』のルールを適用するために六美との婚約を提案されます。当初は六美自身が太陽のことを案じて提案を拒否するも、過保護で束縛が強すぎる凶一郎を見て決意を固め六美と結婚することになります。
元一般人朝野太陽、夜桜さんちのスパイとしてスパルタ教育を受ける
夜桜六美と結婚することになった太陽は六美が夜桜の１０代目当主であることを聞かされます。夜桜の一族は誰もが類まれなる才能を持った超人ですが、六美だけはその特別な才能を持っていません。しかし、そんな特別な能力を持たない常人の子供は必ず類まれなる才能を持った超人が生まれるため、夜桜の中でも特に重要人物で、その力を欲したものたちに狙われる定めでもありました。自分の身と六美との両方を守るため、太陽はスパイとして強くなることが必要でした。そのため太陽は凶一郎を始めとする夜桜一家から地獄のスパルタ教育を受けることになります。それがあまりにも地獄過ぎる特訓であり、身も心も強くなってしまった結果、コミュ障という設定は開始数話でほぼ消滅します。
最初は弱い……でも、急激に人間離れしていく太陽
元一般人である太陽は当然最初は弱く、夜桜ファミリーのスパルタ教育に耐え切れませんでした。しかし、常人なら音を上げるようなキビシイ訓練でぶっ倒れてもなお訓練を続けようとするガンキマッた一面を持っています。それは才能や努力という生易しいものではなく、狂気にも近い六美への愛が成せるものでした。そんなこんなで急激に成長を見せていく太陽は、特訓を開始して一か月あまりで急激に人間離れしていきます。ただ、それでもすでに人間を辞めているスパイたちと比べれば大きな差がありました。
夜桜を狙うスパイとの戦いでさらに成長していく太陽
夜桜を狙うスパイたちとの激闘、夜桜ファミリーとの共闘、政府直属の諜報機関『ヒナギク』のスパイと関わっていくことで修羅場を潜り続けていく太陽は、急激な速度で成長していきます。戦闘では８００万Vの電気銃、夜桜式護身銃『八重』を愛用しており、そのほかにも夜桜ファミリーやヒナギクのスパイの技を学ぶことによって困難なミッションをこなしていくようになります。
スパイの間では賞金首となっている太陽
スパイ業界の中で夜桜は良くも悪くも目立つ存在で悪名高い存在でもあります。スパイ業界では『週刊スパイ』という情報誌が流通しており、その情報は各スパイに共有されており、太陽が夜桜のファミリーになったこともスパイ業界では周知の事実となっているようです。そのため、太陽には高額な賞金が懸けられるほど有名な存在になっています。また、銅級スパイ免許を取得した後には「次に来る新人スパイランキング一位」と評価されているようです。
家族の死の謎に迫る
スパイとしての活動を続けていくうちに、太陽の家族が全員死んだ事故は夜桜という一族が関与している可能性を知ります。その死には六美を狙う組織『タンポポ』が関与していました。つまり、太陽の家族が死んだ事故は事故ではありませんでした。太陽は誰が何故、事故に見せかける形で太陽の家族を殺したのか、その謎に迫っていくこととなります。
夜桜の血を取り込み超人と化す太陽
謎の組織『タンポポ』に所属する謎の男、後に夜桜ファミリーの父親であることが判明する夜桜百によって致命傷を受け、その後夜桜家を襲撃したタンポポによって医療機器の電源供給を断たれた六美は、太陽を生存させるために自らの血を太陽に分け与えます。夜桜当主である六美の血液は超強力なドーピング剤であり取り込んだ者の大半は命を落とすような代物でしたが、太陽は命を落とさず覚醒し、超人的な身体能力、動体視力を持つ超人として覚醒します。ただ、それらは全て夜桜百がすべて計算づくで仕組んだ展開でした。
朝野太陽の開花は“硬化”
夜桜の当主は生涯に一度だけ血の力を分け与えることが可能で、夜桜の力を完全覚醒させることは開花と呼ばれています。血を分け与えられた太陽も開花を発動させることが出来、その開花は人によって能力が異なります。夜桜ファミリーの祖父、夜桜万との特訓で太陽が発現させた開花は『硬化』で、手の細胞の凝固や衝撃緩和のための関節軟化などが可能。本来は戦うことを好まない太陽が六美を守るために覚醒した能力となっています。
さらなる覚醒『万花繚乱』
皮下真との戦いによってその血を体内に取り込んだことにより、初代夜桜当主夜桜つぼみの良心とも言える部分が太陽の中に宿ります。銀級スパイの最終試験にて再びつぼみの意識が現れ、古き血族に見られた開花を超える力『万花繚乱』を覚醒させます。万花繚乱は一歩間違えばその力に飲まれる諸刃の剣でもありますが、太陽は不完全ながらも万花繚乱を制御し新たな力を手に入れることに成功します。
皮下のつぼみを取り込み切り札となるか？
収監中の皮下と面会し、夜桜つぼみについての真実を知った後、夜桜つぼみに支配されつつある皮下を取り込むことによって巨大な敵に対する力を手に入れます。それは紛れもなく諸刃の剣ではあるのですが、この力がどのような形で戦いに関わっていくかはまだまだ未知数な部分が多いです。
５年後、二児の父親となった夜桜太陽
本編開始時には事実婚の状態だった朝野太陽ですが、夜桜百との戦いを終えた後は全ての元凶とも言える黒幕が現れます。その黒幕と対峙するために５年間ものあいだ、独自に特訓を重ねることになるのですが、その５年の間に太陽と六美は正式に結婚し名前も夜桜太陽になっています。22歳となった太陽と六美の間には子供が二人生まれています。生まれたのは双子の男女で、年齢は4歳であることから、結婚して1年後に生まれた子供ということになります。
【夜桜さんちの大作戦】朝野太陽まとめ
2024年春アニメの『夜桜さんちの大作戦』の主人公、朝野太陽についてまとめてみました！スパイ一家のドタバタギャグ&バトルということで、大ヒットしたSPY×FAMILYのように面白いアニメになるのではと思っています！キャラクターが魅力的で、分かりやすいギャグがあって、アニメではド迫力なシーンがより際立つ作品だと思うので非常に楽しみです！
