【魔都精兵のスレイブ】奴隷とご褒美のアクションバトル！魔都精兵のスレイブの世界観・設定・ストーリーをまとめてみた！

2024年1月より放送の魔都精兵のスレイブは、異空間から現れる怪物によって危機にさらされている現代が舞台となっているハーレムアクションバトルです。原作は少年ジャンプ+で連載されている漫画となっており、魅力的な女性キャラクターと迫力満点の異能バトルが特徴の作品です。今回はそんな魔都精兵のスレイブの世界観・設定・ストーリーについてまとめてみました！

恐ろしい怪物が跋扈する『魔都』の発生

本編開始より数十年前に日本各地に謎の門が出現し、その中には東京都ほどの広さの異空間が広がっていました。その中には黄泉醜鬼と呼ばれる怪物が跋扈しており、一匹が現実世界に出現した場合には数十人犠牲が出ると言われています。魔都の門は街中に突発的に発生することもあり、一般人が魔都に迷い込んだり、醜鬼が街中に出てしまうことを魔都災害と呼んでいます。

『魔都』の出現により女尊男卑社会と化した現代

『魔都』の出現は人類にとって脅威となるものでしたが、魔都の中にはその脅威に対抗しうる『桃』と呼ばれる果実が実っていました。『桃』を食べた人物は異能に目覚め、醜鬼に対抗できるほどの力を与える代物でしたが、何故か男性は桃の効力を受けることが出来ないため、男性と女性の力関係は完全に逆転しました。その結果、現代社会では男性というだけでペナルティを受ける女尊男卑の社会となっています。

女性だけの戦闘部『魔防隊』の設立

魔都の出現及び、醜鬼たちの襲来に対抗するために政府は桃の恩恵を受けた女性だけの部隊、『魔防隊』を設立します。魔防隊は縁起が悪い四の数字を除いた一から十までの九部隊存在してます。主な業務は魔都災害の対処や醜鬼の殲滅、変わったところでは桃を密漁しようとするテロリストを排除することもあります。男性は魔防隊の隊員にはなれないため、主人公の和倉優希は寮の管理人として雇われた形となっています。

主人公、和倉優希はごく普通の一般人！？

主人公の和倉優希はごく一般的な男子高校生でまもなく卒業を控えた三年生です。本作での男子は高校を卒業後に就職するのが一般的で、優希自身もその道に進むのだと漠然と感じていました。しかし、魔都災害によって異界に入ってしまったことで醜鬼に襲われてしまい、駆けつけた魔防隊の羽前京香によって間一髪救出されます。しかし、京香の異能は一騎当千のものとは程遠い『無窮の鎖（スレイブ）』という能力でした。

『無窮の鎖（スレイブ）』によって覚醒する優希

『無窮の鎖（スレイブ）』は奴隷にしたものを使役し強化する能力で、京香はその能力で醜鬼を使役していましたが、能力的には弱く自他ともに認めるはずれ能力でした。しかし、窮地を脱するために奴隷とした優希は見た目が大きく変化し、京香の想像を遥かに超える戦闘能力を発揮します。偶然からまさに一騎当千の力で醜鬼を蹴散らします。

『無窮の鎖（スレイブ）』の代償！？役に立ったら強制ご褒美タイム！

優希の覚醒によってはずれだと思われていた『無窮の鎖（スレイブ）』の有用性がだんだんと明らかになっていくのですが、『無窮の鎖（スレイブ）』には使用の際にとある代償を払わなければならない能力でした。その代償は、奴隷が役に立ったらその貢献度に応じてご褒美をあげなければならないというものでした。しかも、この代償は発動したら最後、強制的にやらなければなりません。醜鬼を従えていたころは肉を代償を与えていましたが、優希が潜在的に望む代償はそんなものでありません。京香はどんなに恥ずかしくても、ご褒美をあげなければいけないのです。

和倉優希、七番組寮の管理人に就職する

はずれ能力だと思っていた『無窮の鎖（スレイブ）』がまさかの形で活かされることとなり、優希は京香にスカウトされる形で七番組に招かれます。ただし、男子は魔防隊になれないので肩書としては七番組寮の管理人として雇われることになります。当然、そこには京香以外の隊員も存在し、全員が我と癖の強い隊員たちでした。しかも、隊員たちは男子を奴隷かなにかと思っているような女子もいて、優希はそんな女子たちに振り回されながら共同生活を送っていきます。

新たなる敵？謎多き人型女性醜鬼の出現！

日々醜鬼と戦う七番組はある日、京香の故郷を滅ぼした一本角の醜鬼を従える人型の女性醜鬼と遭遇します。通常であれば一人一つしか接種できない桃を複数食べても平気で、人間と醜鬼を混ぜたような姿をしていました。人型醜鬼は何故か魔防隊に敵対心を持ち彼女らを襲撃してきますが、その様子から優希はその人型醜鬼が数年前に魔都災害で行方不明となった姉ではないかと推測します。

『無窮の鎖（スレイブ）』を使えるのは京香だけではない！？

当初は七番組の隊員、東日万凛が持つ『青雲の志（ラーニング）』の能力で、京香の『無窮の鎖（スレイブ）』をコピーしたことで優希を奴隷化することで、京香以外の人物が『無窮の鎖（スレイブ）』の能力を使い京香とは異なる形態を発現させます。その後の応用によって、他人にも『無窮の鎖（スレイブ）』を貸し出せることが判明し、『無窮の鎖（スレイブ）』を発動させる個人によって異なる形態となることが判明します。

あ、コピーでも貸出でもご褒美は強制です

『無窮の鎖（スレイブ）』の能力を京香以外の人物が優希を奴隷として使えることが分かった結果、驚異的な成長性と応用力がある能力だと判明します。京香以外の組員が『無窮の鎖（スレイブ）』を使うことによって、その局面に応じた能力を使うことが可能となり、優希は様々な組員たちとペアを組むことになります。ただし、代償によるご褒美はいかに強力な力を持った人物でも、どれだけ高いプライドを持った人物であろうとも抗うことはできず、ご褒美をあげなければ絶対に解放されません。

交流戦を皮切りに登場する色々な魔防隊の隊員たち

魔防隊には魔都交流戦というシステムがあり、本来は対立したときに白黒を付けるためのものですが、単純に親善試合を行う場合もあります。その交流戦以降、七番組以外の魔防隊も次々と登場してきます。その誰もが個性的で癖の強い女の子たちばかりです。中にはヒロインとしての京香を脅かすほどの魅力的な女の子が登場してしまったりも……。

敵対する人型醜鬼の目的とは一体！？

人型醜鬼の正体は、魔都に迷い込んだ女性が桃を食べたことによって変化した姿でした。こちら側の世界で桃を食べた場合には人型醜鬼にはならず異能に目覚めますが、魔都内で桃を食べると稀にそういうことが起きるようです。つまりは元々人間であり、多少攻撃的になるものの意思疎通は可能な存在でした。しかし、彼らは魔防隊に敵対する意思を持っていました。それは彼女たちが陰陽寮という研究施設にて事実上の監禁に加え、実験動物にされていたという経緯があったのです。

ついに姿を表す全ての黒幕！八雷神！

人型醜鬼との戦いが佳境に迫ったとき、醜鬼を束ねる黒幕がついに姿を表します。神を自称する彼らは自らを『八雷神』と名乗り、圧倒的な力を見せつけます。八雷神はその名の通り、八人いるようで、兄弟のような関係になっているようです。まだまだ彼らに謎が多い存在で、その全容は分かっていませんが、人類を滅ぼすという目的のもとで暗躍する本作の黒幕にして倒すべき最強の敵たちです。

魔防隊の隊長格も続々と登場！

人型醜鬼との和解や八雷神の登場から、京香は魔防隊の頂点である総長の座に就くことを強く意識します。人型醜鬼との戦いは、国ぐるみで手段を選ばない非人道的な行為を行っていたことが全ての要因でした。そんな組織を変えるために京香は総長を目指すのですが、そんな京香のライバルとなる魔防隊の隊長格も続々登場します。

【魔都精兵のスレイブ】世界観・設定・ストーリーまとめ

2024年冬アニメ『魔都精兵のスレイブ』の世界観や設定、ストーリーをまとめてみました！ド迫力で緊張感の戦闘シーンや可愛い女の子たちのご褒美という二つの要素がとにかく魅力的な作品です！分かりやすく面白くて、王道とエロを兼ね備えた作品なので、万人受けする作品だと思います！是非、視聴してみてください！