2023年秋から放送予定のアニメ『君のことが大大大大大好きな１００人の彼女』は、読者から『ラブコメ界のボーボボ』と呼ばれるくらい不条理でハジケまくったシーンがたくさんあるぶっ飛んだラブコメです！何故ラブコメでボーボボと形容されるされるのか困惑してしまう人もいるかもしれませんが、今回はそんな本作を象徴とするハジけたシーンを紹介していきたいと思います！
目次
ハジケその① １００股する男
本作は１００人という膨大なヒロインが登場します。ただ、他のラブコメと違うのは『ヒロイン全員と真正面から付き合い、ヒロイン全員を空気にせず毎回のように全員を出演させ、全てのヒロインを必ず幸せにする』という破綻が見える設定です。そもそも彼女がいて他の女性と付き合うなんてダメだし、そんなことをしたらヒロイン全員を尊重するために無茶苦茶なストーリーにせざるをえなくなるし、ヒロインが増える度に作画の負担は増えていく地獄となってしまいます。せめて『ぎゃる☆がん』みたいにしておけと思う人もいるかもしれませんが、それでも無理を通して連載を続けています。結果、毎回無茶苦茶やってるストーリーになっているし、作画の負担も増え続けています。
ハジケその② ３人同時にキス
いろいろあって一先ず二人のヒロインと合法的に付き合うことになった主人公の恋太郎ですが、恋太郎は全てのヒロインを平等に愛し、そこに順序を付けることはありません。しかし、女の子にとってファーストキスは特別なもの、どちらが先にキスをするかというのは特別なものでした。それで負けヒロインを作らないためにやったのがこれ。開幕２話で絵面がおかしい気がしますが、こんなのはまだマシな方です。ヒロインが増えるにつれドンドン絵面がおかしくなっていくことに…
ハジケその③ 全部味が違うんだよ……
成り行きでフードファイトフェスティバルに参加することになった恋太郎と彼女たち。１回戦のルールはどれだけ『ご飯』を食べられるか。おかずを食べてもいいけど、おかずはポイントにならないというルールで、恋太郎は愛する彼女が盛ってくれたという事実をおかずにしてご飯をモリモリ食べ進めていきます。普通はドン引きするところですが、彼女たちはそんな恋太郎を見てキュン!!!♡♡♡となっていました。
ハジケその④ 超アイヤ人!!!
９人目のヒロイン、須藤育が所属する女子野球部を何とか存続するために、ヒロインたち総出で練習試合に臨む恋太郎たち。勝てば存続、負ければ廃部という状況の中、野球未経験のヒロインたちは苦戦します。しかし、ミスしたプレーヤーに対し、相手チームが野次を飛ばしたことから恋太郎とヒロインたちは超アイヤ人へと覚醒します。比較的まともだったヒロインもまとめてハジケるようになってきました。
ハジケその⑤ 長文兄貴恋太郎
ここまで登場したヒロインたちが全員ラブコメのクライマックスみたいな告白をしてくるエピソード。でも、ヒロインが代わる代わる告白してくるので、ラブコメ特有の情緒はこれっぽっちもありません。でも、恋太郎にはその気持ちがしっかりとどいていたようで、画面を埋めつくすほどの長文で気持ちに答えます。一目見ただけで何かバグを起こしたのか、作者の頭は大丈夫なのかと疑うようなシーン。これにはさすがにヒロインたちもドン引きするか？
ハジケその⑥ キュン!!!
ドン引きしませんでした。漫画の一シーンなのかブラウザクラッシャーなのか分からなくなるほどの衝撃的長文シーンに対してヒロインたちの反応はキュン!!!としてしゅきってなっていました。最初のうちはツッコミを入れてくれるヒロインもいたのに、ここら辺になってくると全員がこんな感じになってきます。ボーボボにはビュティという神がいましたが、１００カノはたまにビュティ不在のボーボボとなっており、ツッコミを入れなければ精神状態を疑うシーンでもツッコミがいないなんてことが増えていきます。
ハジケその⑦ あまりの可愛さに吹っ飛ばされる
みんなでカラオケに行ったとき、薬をやってるヒロインの一人が『かわいさに過敏になる薬』を充満させてしまったせいで、小動物系ヒロインの可愛さが爆発してしまい全員が吹っ飛んでヤムチャみたいなボロクズになるやつも出てくるというエピソード。ツッコミどころが多いけど、誰一人ツッコミを入れることなく最終的にカラオケの一室を吹き飛ばす爆発オチで終わりました。
ハジケその⑧ 予想でネタバレをする主人公
１０人目のヒロイン、美杉美々美は自他ともに認める美しさの化身みたいなヒロインでした。しかし、そんな美々美には過去に一人だけ美しさで負けたことがあると言います。恋太郎は何の気なしにヒロインの一人“栄逢凪乃”の名前を挙げ、予想を的中させてしまいます。予想でネタバレをしてしまう暴挙を行ってしまった恋太郎ですが、本当に問題なのは第４の壁を超えたメタ発言を当然のように行っていることだ！
ハジケその⑨ ナノノが立った
美杉美々美の因縁の相手が栄逢凪乃だったことから、恋太郎ファミリー追放をかけて「美しさ探し」で勝負を挑んでくる美々美。これまでの凪乃なら時間の無駄と言ってあしらうのですが、何と受けて立った上にアルプスの少女になってしまいました。ヒロインの中でも比較的常識的な凪乃が、知的でクールで凪乃が、こんなのになってしまいました。この作品はまともなやつから空気になっていくので仕方がないのかもしれません。
ハジケその⑩ 画風が！
キスをすれば幸せなホルモンが出て美しくなれるというノリで、恋太郎ファミリーと代わる代わるキスをすることになった恋太郎は、薬担当のヒロインからキスがすんごい気持ちよくなるおくすりを使ってみんなでキスをすることに。で、キスして幸せなホルモンが出たヒロインたちはこうなってしまいました。恋太郎はルネッサンスの芸術作品みたいになってしまいました。
ハジケその⑪ 元気玉における悟空をやる
薬担当のヒロインが作ったツンデレじゃなくなる薬を誤って飲んでしまったツンデレヒロインの院田唐音はツンデレじゃなくなってしまいます。唐音をツンデレに戻すには放出されてしまったツンデレ因子をどうにかして吸収させる必要がありました。そこで、ヒロインたちがツンデレをやって因子を発生させて、その因子を元気玉の要領で集め、そのエネルギーをぶつけて見事に唐音をツンデレに戻すことに成功します。何を言っているのか分からないかもしれませんが、実際に読んでも何をやったのかわかりません。
ハジケその⑫ カノジョアーマー
１００カノの公式グッズ、アクリルキーホルダーやスクエア缶バッジが発売されたことにより、堂々の販促回を行うだけでもちょっとおかしいのに、彼女愛に溢れすぎた恋太郎はそのグッズを大量に購入し、服の下に大量に装着してカノジョアーマーを作っていました。当の本人は最初は数個だけだったけどつければつけるほど幸せで止まらなくなってしまったと供述しています。
ハジケその⑬ 見開き12連発
もはやこの頃になると、皆キスをすることに抵抗がなくなってくるほどハジケていましたが、あろうことか前回やったネタと同じような流れで全員とキスすることになります。いや、キスシーン単体自体は普通にラブコメだけど……見開き12連発となるとギャグにしか見えません。さらに言えばこの時点でヒロインの登場数は12人。これが50人とか60人になったらどうなるんでしょうね？
ハジケその⑭ 膝枕
ヒロインが増えすぎてその分負担も増え、疲労で眠ってしまう恋太郎。その流れで誰の膝枕で寝るかという話題になります。その過程で宇宙空間を漂ったり、ハゲたり、エヴァになったりとナチュラルにハジケるようになりますが、結局は皆同時に膝枕をしてもらうことに。そんな優しい彼女たちに恋太郎は、自分も膝枕をしてあげたいと思うようになります。そしたらこうなりました。一応、恋太郎が見ている夢ではあります。でもいつか現実になってもおかしくないと思っています。
【君のことが大大大大大好きな１００人の彼女】ハジケシーン集まとめ
2023年10月から放送されるアニメ『君のことが大大大大大好きな１００人の彼女』のハジケシーン集をまとめてみました！これ以外にもたくさんありすぎて紹介しきれないくらいハジケた内容で。ラブコメ界のボーボボと呼ばれるもの納得できてしまう内容です。ただ、アニメでは色んな意味で盛り上がりそうなので、放送時の世間の反応が楽しみで仕方がない作品です！
