今回放送されるΨ始動編でも新キャラの登場など見どころ満載となっていますが、その中でも注目したいのが完結編で火山の噴火を食い止め楠雄が超能力を封印したその後の話し!最終回の最後で楠雄が驚いた拍子に窓ガラスが割れて完結編は終了しましたが、Ψ始動編では超能力を封印した楠雄のその後の様子が描かれるようです。そこで今回は原作コミックからアニメより一足先にどのような物語になるのかをご紹介!超能力は完全になくなったのかどうかもハッキリします!
目次
無事3年生に進級した楠雄たち
御割山の噴火から日本を救った楠雄はついに時間を進める事に成功し、無事2年生から3年制へと進級しました。クラスメイトの中にはうっかり2年生の教室に行った生徒もいたようですが……そんな中でも飛びぬけてバカな燃堂は中学校へ行ってしまう始末。もはや進級どうこうのレベルではありません。そんな新たなクラスに集まったのは2年生の頃から同じみのメンバーだけでなく鳥束まで加わり非常に濃いメンバーが勢ぞろいします。
超能力で抗えないため席順が最悪
クラスが決まって真っ先に行われるのは席決め。このクラスでは名前の順に並ぶのではなくくじで席順を決めるのですが……当然のように楠雄の隣を引き当てる照橋さん。それだけでなく逆方向の隣には鳥束、前の席には燃堂が座り後ろには海藤・才虎・窪谷須が勢ぞろい。超能力で席順をいじる事が出来なかったとはいえ、あまりの悲惨な席順に楠雄は思わず「本当にトランプを切ったのか」と聞きたくなるレベルだと呆れてしまいます。
超能力が消えて話しかけられることになれていない楠雄
これまではテレパシーで誰が何を言うのか予知できていた楠雄ですが、超能力を失った現在では先に思考を読むことができません。今までの常識が失われ本当の「普通」になった楠雄は突然話しかけられるたびにビクビク驚いてしまいます。海藤に話しかけられてもビビり、照橋さんに声を変えられてはビビり……とにかく突然話しかけられることに慣れておらず事ある事にビビりまくります。また、透視能力も失われているためマジマジと照橋さんの顔を間近で眺めたりもし、その際「紛れも無く美しい」という感想も思い浮かべていました。
照橋さんと同じ班になり逆恨みされる楠雄
3年生になって早々に「日本以外のG7について」という題材で授業が始まり班を作る事になった楠雄たち。そこでも楠雄は照橋さんと2人きりの班になってしまいます。まだ「普通」に慣れていない楠雄は資料を探す際に千里眼や空中浮遊、サイコキネシスを使おうとしたりしながら資料集めをしていました。そこに現れたのは照橋さんと同じ班になった事を妬む生徒たち。楠雄を脅すような口ぶりで迫り楠雄も反撃しようとするのですが、窓ガラスが突然割れた時の事を思い出し超能力の暴走を恐れ思いとどまります。
楠雄に向って倒れてくる本棚!そこへ助けに現れたのは……
一時は照橋さんの登場で去っていった生徒たちでしたが、楠雄が本棚の前に立っていると後ろから本棚を倒し楠雄を下敷きにしようと企みます。とっさにサイコキネシスで怪我を免れた楠雄。しかし冷静に考えると今は超能力が使えずサイコキネシスは発動していないはず。その事に気づき楠雄が顔を上げるとそこには頭から血を流しながら楠雄を守る燃堂の姿がありました。「誰かに守られるとはな……」そう言いながらも燃堂に感謝する楠雄。その後本棚を倒した2人は現場を目撃した窪谷須によって粛清されました。しかし本棚を戻すと本の数が異様に少ない事が発覚し……
超能力が戻り始めている楠雄
超能力が戻ってきている。その事を無力化装置を作った空助に問い詰めると空助は嬉しそうな表情を浮かべます。楠雄が手を付くと通常の人間とは思えないパワーで手形に合わせて崩れる壁。とはいえまだ完全に戻っていない超能力について空助は「超能力を制御するため普通の人間ではない進化」を楠雄が遂げているのが原因ではないかという答えを出します。困惑する楠雄をよそに「面白くなってきた」と思う空助。その思考すら楠雄はテレパシーで聞き取ってしまうほど超能力は復活しつつありました。
徐々に戻り始める超能力
この頃から楠雄の超能力は一気に復活の兆しを見せ始めます。登校途中に出会った燃堂が一瞬透視能力で骸骨に見えたり、窪谷須が無くしたバイクのカギを千里眼で調べる事が出来たり、口の中から突然バイクのカギが出てきたり(これについては「こんな能力知らない」と驚いていましたが)突然透明人間化してしまい周りから見えなくなったり、鳥束とテレパシーで会話したり……超能力を使うつもりが無くても勝手に発動する超能力の数々。焦った楠雄は思わず瞬間移動で帰宅してしまいます。
超能力が戻りつつある楠雄に空助からの頼みが
瞬間移動で家へ戻ってきた楠雄に対し、空助は超能力が復活してきている楠雄に丁度頼みたいことがあると相談を持ち掛けようとします。しかし「僕はもうただの人間になったんだ」といって頼みを聞く前に断る楠雄。すると空助はあっさりと諦めてメカメカしい武装をした父をヒーローとして紹介します。空助が国から頼まれていたのは地球に落下してきている隕石の阻止。2時間後には日本全体が壊滅する予定となっていました。
飛来する隕石。そして楠雄は超能力者に戻る!
隕石落下のニュースが流れ日本中は大パニック。それでも「超能力者じゃないからどうにもできない」と考える楠雄。その時、超能力のテレパシーで慌てる仲間たちの声が楠雄の頭を駆け巡ります。その中でも最後に響いたのが照橋さんの「斎木にまだおっふっていわせてないのよ」「なんとかしなさい神ー!」という心の叫び。その声を聞いて楠雄は少し笑うと「平穏な生活もこれで終わり」と心に決めトレードマークの眼鏡をかけます。そして最後に「僕の名前は斎木楠雄。超能力者である」そう心でつぶやき物語は本当のエンディングを迎えました。
ただの人間と斎木楠雄のその後まとめ
ここまで楠雄の超能力が失われてからの物語を紹介してきましたがいかがだったでしょうか?楠雄の平穏な普通の日常は非常に短いものでした(笑)それでも貴重な「無力な楠雄」を楽しめるのはΨ始動編だけなのでぜひ楽しみにしていてください!